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本日はクラシカルな装いで、根強い人気を誇るジャガー・ルクルトのレベルソから「Ref.Q2712410」をご紹介いたします。
JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ Q2712410
今年発表されたレベルソの新作モデルは、チェックされましたでしょうか。
レベルソ初となるデジタルセミジャンピングアワーを搭載した「Ref.Q711252J」や、ダイアルの反転機構を活かし、11個のコンプリケーションを搭載した4面ダイヤルが目を惹く「ハイブリス・メカニカ キャリバー185 Ref.Q7103420」など、非常に個性的なモデルが続々と発表されました。
2021年で90周年を迎えるレベルソ。
ジャガー・ルクルトのレベルソへの熱い想いが感じられるラインナップです。
個人的には、レベルソの誕生初期に使用されたグリーンカラーを採用したという、「Ref.Q3978430」が気になります。
グリーンダイヤルは、2021年のトレンドカラーとして、パテック・フィリップの新作ノーチラスでも採用されました。
華やかでありながらも気品が感じらるグリーンダイヤルは、とても目を惹く逸品かと存じます。
いつか当店に入荷することを楽しみにしています。
グリーンダイヤルモデルを紹介しているブログ記事はこちらから
ノーチラスの新作でも採用。グリーンダイヤルがトレンド
時計愛好家の皆様であれば「レベルソ」の起源についてご存じかとは存じますが、今一度、その歴史を振り返ってみたいと思います。
今から90年前の1931年、世界で最も古い歴史を持つ競技のひとつとされるポロ競技(馬に乗って行う団体球技の一種)の競技者から、強い衝撃に耐えられる腕時計を製造して欲しい、という要望が寄せられました。
広い競技場の中で、マレットと呼ばれるラケットで球を馬上で打つこの競技は、紳士のスポーツでありながら、非常に激しいものでしたので、風防が損傷しないよう、工夫を求められたのです。
20世紀に世界トップのムーブメントメーカーへと成長を遂げていたジャガー・ルクルトは、この要望に対し、これまでの常識を覆す「ケースを反転させる」というアディアで応え、ジャガー・ルクルトのフラグシップモデルたるレベルソが誕生しました。
「Ref.Q2712410」は、デュアルタイムを搭載し、1つの手巻きムーブメントで二つの文字盤の針を動かします。
ギョーシェ彫りが施されたシルバーダイアルの面は、時分針にスモールセコンドと、シンプルかつクラシカルな装い。
ぐっと引き締まった印象的のあるブラックダイアルの面は、時分針にデイ/ナイト表示を備えています。
どちらの面もピンクゴールドのケースとの相性がよく、高級感があります。
ご使用シーンやその日のファッションに合わせて、それぞれの顔をお楽しみいただける、遊び心あるモデルとしておすすめです。