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ご来店いただくお客様とお話しする中で、「周りとあまり被りたくない」「仕事場や営業先で時計がかぶると少し気まずい…」というお声をいただくことがあるのですが、皆さまは時計を選ぶ際、何を決め手に時計を購入しますか?
今回は個人的に人と被りにくく、尚且つ技術力の証明とも言えるマニファクチュールブランドから、おすすめの2本をご紹介いたします。
グラスヒュッテ オリジナル パノリザーブ 1-65-01-22-12-04
ブランドの象徴ともいえるパノラマデイトと名付けられた機構は日付のディスクをそれぞれ一の位と十の位を分離させることで表示を大きくし、視認性を向上させています。
この機構は1997年にグラスヒュッテが特許取得しており、モデル名の由来にもなっています。
また、ビッグデイトながらもパーツ自体が非常にコンパクトな作りの為、パワーリザーブの他にも、ムーンフェイズやトゥールビヨンといった複雑機構を同時に搭載することを可能としています。
中でも、主にドイツ製の高級時計のその美しい装飾をあらわす「グラスヒュッテ様式」と呼ばれるムーブメント装飾は見応え抜群です。
まずは裏面をみると気付くムーブメントの大半を覆うプレート。これは全体の4分の3を覆う大きさから名前の通り4分の3プレートと呼ばれます。さらによく見てみると、プレート部分に斜めの線が入っていますが、これを「グラスヒュッテストライプ」と言います。(スイス製はコート・ド・ジュネーブと呼ぶ)
このストライプ模様は細かな凹凸になっており、角度によって美しい波のように表情を変える特徴を持っています。
これ以外にも、3点の青焼きされたビスで止められた「ゴールドシャトン」や懐中時計を連想させる「ダブルスワンネック」や「手彫りエングレービング」などなど、グラスヒュッテ様式をふんだんに取り入れています。
これらは時計の製造において加工技術や精度を安定させるために採用されていた技法ですが、現在では伝統の継承、装飾的な意味合いがほとんどです。
また、本来ならば数百万円の価格帯に使用されることの多い技法の詰まった時計を100万円以内で手に入れることができるのも、嬉しいポイントです。
ロジェ・デュブイ ゴールデン・スクエア G37-14-00-00/08R00/B
ロジェ・デュブイは時計史の中では比較的新しい1995年に創業した新興ブランドです。
もともと時計愛好家であったカルロス・ディアス氏と、パテックフィリップで時計技師を経て、独立時計技師となったロジェ・デュブイ氏によって誕生します。
1998年にはスイスのジュネーブサロンに独自ブースを設立し、初代モデルから一貫してジュネーブシールを取得、創業10数年間で30以上もの自社ムーブメント開発と、とんでもない偉業を成し遂げているメーカーなのです。
文字盤を見てみると、まず目が行くのはシックなグレーカラーと放射状のローマ数字の組み合わせ、特徴的な針デザインです。
秒針を除いたことでそれぞれの要素がうまくまとまり、上品さと力強さ両方の印象を与えます。
文字盤は手首に沿ってカーブした形状になっているため、フィット感は抜群。ストレスなく日常使いできそうです。
いかがでしたか?
今回ご紹介した時計は8月31日までの総額1千万円セール対象商品ですので、通常よりもお得にお買い求めいただけます。
ぜひ、この機会にご検討ください。