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本日は新着商品の中からブルガリの新作をご紹介いたします。
BVLGARI ブルガリ オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT 103467
ケースの薄さが特徴の「オクト フィニッシモ」シリーズのクロノグラフ GMTモデルに新たにステンレスケース、ブルーのダイヤルが追加されました。
この「ブルガリ オクト」コレクションは2000年代にブルガリの傘下にジェラルドジェンタ氏のブランドが参入してから実現しました。
氏の得意とする8角形のケースに平面を多用したデザインが特徴です。
前述しましたが「フィニッシモ」はとにかく薄さにこだわっています。
プラチナ製のペリフェラルローターと呼ばれる通常の扇形のローターとは異なるムーブメントの外周を回る円形のローターの採用による自社製ムーブメントCal.BVL318を搭載して、自動巻きながらもケース厚わずか8.75mmを実現しています。一見手巻きにも見えるとてもユニークなムーブメントです。
薄いだけではなく機能面でも充実していて、まずはクロノグラフ搭載です、プッシュボタンも全体のデザインに溶け込むよう平面を多用しています。
3時位置のインダイヤルはクロノグラフの積算計ではなく第二時間を表す24時間表示のGMT針になっています。
9時側のプッシュボタンでGMT針を操作できるので設定も容易に行えます。
薄型ムーブメントでクロノグラフさらにはGMT機能まで搭載というのは実は結構すごい事でブルガリの時計制作に対する本気度がうかがえるすごいモデルだと思います。
ブレスレットのコマも細かくなっているため、見た目の薄さだけではなく着け心地も良いです。
そしてデザインですが、私がこの時計を始めて見た時に思い起こしたのはこのモデルです。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.01 ブルー
現在、話題の腕時計の資産運用の投機対象の代表格の1つで価格も日々上昇を続けているオーデマピゲ ロイヤルオークです。
とても雰囲気が近いように思えるのもそのはずで、どちらのモデルもオリジナルのデザインを手がけたのがジェラルドジェンタ氏で1970年代のロイヤルオーク、2000年代オクトと彼が各時代に作り上げたオリジナルを各ブランドがブラッシュアップしたのが両モデルだと思うと中々面白いです。
最近では「アルミニウム」の復活や「ブルガリブルガリ」コレクションにも再び注目が集まっていて盛り上がりを見せているブルガリからはGMTも目が離せません。
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今回ご紹介した腕時計はこちら
・BVLGARI ブルガリ オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT 103467
BVLGARI ブルガリ に関する過去ブログはこちら
・日本アカデミー賞2021で贈られた時計【ブルガリ オクト】
・ブルガリアルミニウム復活