限定モデルの魅力
【OFFICINE PANERAI ルミノールクロノグラフ PAM00168 レガッタ2003】

2022年12月21日

GMTのブログをご覧の皆さまこんにちは。

今回は面白いパネライが入荷致しましたのでご紹介したいと思います。

OFFICINE PANERAI ルミノール クロノグラフ PAM00168 レガッタ2003

大きくて分厚い時計通称「デカ厚時計」の流行にパネライが一役買っているのは間違いがなく、今回ご紹介する『PAM00168』は「デカ厚時計」の機運が高まっていた、2003年に発表された限定モデルです。

わずか399本の限定モデルである『PAM00168』は通常のルミノールやラジオミールシリーズと比較し40mmと、パネライの中ではおさまりの良いすっきりとしたフォルムになっています。

私が『PAM00168』を知ったのは時計業界に勤めてから割とすぐのことでしたが、偏にかっこいいモデルだと思っていました。

2000年代のパネライには素晴らしいモデルがたくさん存在していますが、PAM00168』の黄緑がかったインデックスと美しいブルーとシルバーのインダイアルが織りなす文字盤は、現代の流行をとらえたモデルと言っても過言ではありません。

毎年様々なヨットレースとのコラボモデルを発表し時計愛好家を楽しませていますが、今回ご紹介している『PAM00168』もヨットレースの協賛から始まった『レガッタスペシャルエディション』の一つになります。

レガッタはイタリア語の語源で「競い合う」といった意味を持っています。競争やレースに使用するうえで欠かせないのがクロノグラフ機能です。

ROLEX ロレックス デイトナ 6263 シルバー デイトナ表記無し MK1 ローレター

TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ 160周年 リミテッドエディション CBK221B.FC6479【世界1860本限定】

ROLEXを代表する『デイトナ』やTAG HEUERの『カレラ』などもレースに起源を持っており、クロノグラフ機能を持つ時計と競争は切っても切り離せない関係です。

先ほど2000年代のパネライには素晴らしいモデルがたくさん存在していると述べましたが、それはデザインだけの話ではありません。

この時期のパネライには他社の傑作ムーブメントが搭載されたモデルが存在しており、その人気はいまだ健在です。

パネライの「クロノグラフ」にはゼニスの傑作機「エル・プリメロ」を搭載した『ルミノールクロノPAM00052』やシースルーバックから見えるオールドムーブが美しい、レマニア社製のワンプッシュクロノムーブ「Cal.CHT15」を搭載した『ラジオミール ゼログラフ PAM00067』など、どれもコレクションとして確保しておきたい逸品ばかりです。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ルミノールクロノ PAM00052 タキメーターなし【世界限定500本】

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ゼログラフ PAM00067

レマニア社製ワンプッシュクロノムーブ「Cal.CHT15」

『PAM00168』にも勿論素晴らしいムーブメントが搭載されています。

バルジュー社製の「Cal.7753」をベースにパネライが開発した「Cal.OP XII 」は残念ながらシースルーバックではないため、ムーブメントを直接見ることはできません。
ですがC.O.S.Cの取得・整備性・パワーリザーブなど高い水準を持つため、様々なクロノグラフモデルに搭載された経歴を持つ名機です。

個人的には、限定モデルが入荷すると気になってしまう性分なので今回ご紹介させて頂きました。

パネライの歴史を随所で感じられるモデルのご紹介でした。当時から399本限定のモデルですが現在は更に入手が難しくなっています。ぜひお早めにご検討ください。

ブログをご覧の方も「これだ!」と思える一本をぜひGMTで探してみてはいかがでしょうか。
皆様のご利用を心からお待ちしております。

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