ついに「Watches & Wonders 2026」にてパテック フィリップの最新ラインナップが発表されました。
ノーチラス誕生50周年という歴史的節目を筆頭に、年次カレンダー30周年、そして驚異的な天文複雑機構の登場など、まさに“王者の貫録”を見せつける充実のラインナップとなっています。
今回は、世界中の時計愛好家が熱視線を送る2026年新作のハイライトを速報でお届けします。
主役はやはりノーチラス50周年モデル
今年最大のトピックは、1976年の誕生から半世紀を迎えた『ノーチラス』の50周年記念モデルです。
主役となるプラチナ仕様の『Ref.5610/1P-001(38mm)』は、日付表示を排した究極にミニマルな2針デザインを採用。
ジェラルド・ジェンタ氏が描いたオリジナルのケースラインと、深く澄んだ青文字盤の美しさがかつてないほど際立っています。
・Ref.5610/1P-001(プラチナ・38mm):世界限定2,000本
・Ref.5810/1G-001(ホワイトゴールド・41mm):世界限定2,000本
・Ref.5810G-001(ホワイトゴールド・41mm):世界限定1,000本
・Ref.958G-001(デスククロック):世界限定100本
41mmの「ジャンボ」サイズに加え、38mmという洗練されたサイズ感の復活は、近年の“適正サイズへの回帰”を象徴する動きと言えるでしょう。
技術の粋を集めた新・天文複雑機構
技術面でのハイライトは、パテック フィリップの真骨頂である天文複雑機構を搭載した『Ref.6105G セレスティアル・サンライズ&サンセット』です。
従来の星図や月齢表示に加え、ブランド初となる「日の出・日の入り時刻」を表示する機能を搭載。
サファイアクリスタルの多層構造の文字盤上で、太陽と星々の動きがシンクロする様は、まさに“腕元に宿る宇宙”そのものです。
複雑機構を追求しながらも、サマータイム補正システムを備えるなど、実用的な進化も遂げています。
実用性の金字塔、年次カレンダー30周年
2026年は、1996年にパテック フィリップが特許を取得した革新機構「年次カレンダー」の30周年でもあります。
これを祝し、ローズゴールドの『Ref.5396R-016』と、エレガントな『Ref.4946G-001』が登場しました。
年に一度の調整で済む利便性と、完成されたカレンダー配置。30年経っても色褪せないこの機構は、現代においても高級時計における実用性のスタンダードであり続けています。
キュビタス初のグランド・コンプリケーション
2024年に鮮烈なデビューを果たした新コレクション『キュビタス』にも、衝撃的な新作が加わりました。
初のグランド・コンプリケーションとなる『Ref.5840P-001 永久カレンダー・スケルトン』です。
プラチナケースに収められたのは、このスクエアケースのために開発された専用のシェイプドムーブメント。
オープンワークが施された青文字盤からは、緻密に構成されたカレンダー機構が覗き、ノーチラスとは異なる「現代的でエッジの効いたラグジュアリー」を体現しています。
2026年新作から見るパテックの未来
今年のパテック フィリップの新作全体からは、「サイズの洗練」と「薄さへのこだわり」が強く感じられます。
ノーチラス38mmモデルに代表されるように、過度な主張を抑え、より上品で日常の所作に馴染む方向へと進化しています。
伝統の継承と、キュビタスに代表される革新。2026年は、パテック フィリップが次の100年を見据えた、極めて重要なターニングポイントとして記憶されることでしょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

















