3月9日は「サン(3)キュー(9)」(thank you)の語呂合わせで「サンキューの日」です。
本日は、注目のユーズドモデルをご紹介します。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1 191.021(中古)
https://www.gmt-j.com/item/3717007020036
2015年にモデルチェンジされた「ランゲ1」、約20年前に発表されたランゲ1の後継機としてだけではない、ランゲ&ゾーネのプライド、凄みを感じさせます。
一目でランゲ時計とわかるその存在感。
ランゲのムーブメントのL以降の数字2ケタは「開発開始年」で、たとえばこのモデルに搭載されているキャリバー「L121.1」は2012年に開発が始まったということ。
次の1ケタはその年の1番目の開発計画という表示で、「L121」の部分で2012年の1番初めのプロジェクトということがわかります。
2015年にモデルチェンジが発表されたことを考えると、開発着手から実装までには3年を要していることになります。実際、他のキャリバーと比較しても開発期間が長すぎるということはないのですが、時計の心臓部だけに時間をかけて作られていることがうかがえます。
このように、時計の発表年だけでなくキャリバー番号からモデルを追ってみるのも面白いです。
ケースサイズ38.5mmは装着感もよく、手首の収まりも良いです。
前モデルとの変更点はアウトサイズデイト(日付表示)の切り替えを一瞬で可能にしたこと、輪列の再設計より精度が向上、自社生産のヒゲゼンマイに変更したことなど多彩なこだわりを詰め込んでいます。まさに全てがアップデートされている「ランゲ1」。常に究極を追い求める、時計界の巨匠の美学に酔ってみては?
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