こんにちは、平成が終わり令和が始まります。
歴史の変わり目を実感できる滅多にない機会でずが、皆様はどうお過ごしになるのでしょうか?
ゴールデンウィークの長い連休、飛行機にのって旅行という方もいらっしゃると思います。
私の自宅上空が飛行機の航路になっているのか、旅客機がよく飛んでいます。
かなり上空を飛んでいるはずですが、飛行機の音が地上まで届いてきます。
たまに軍用機が飛んでいる時は、爆音が窓を震わせるほどです。
飛行機を飛ばすには、大きな力が必要なのだなと実感します。
時計は昔から、飛行機と深くかかわってきました。
本日は飛行機とかかわりが深い時計をご紹介いたします。
まずは、やはりこのモデル。
ロレックス GMTマスター Ref.6542 1stモデル ベークライトベゼル
1950年代にアメリカの大手航空会社パン・アメリカン航空が国際線パイロット用の時計をロレックスへ発注し誕生したモデルです。
24時間で一周するGMT針と24時間表記の回転ベゼルを組みあわせて一つの時計で出発地と到着地の時刻を同時に知ることができます。
このモデルの最大の特徴がベークライトを使ったベゼルです。
ベークライトは人工的につくられたプラスチックで、初の合成樹脂です。
ベークライトの成形のしやすさを利用した、ふくよかな曲線を描く透明感のあるベゼルは現行モデルにはない魅力の一つです。
ただ、ベークライトには欠点がありプラスチック素材の為、衝撃に弱く、経年変化による劣化や破損が起きやすいため、Ref.6542も途中からアルミ製のベゼルディスクに変更するマイナーチェンジが行われました。
GMTでご用意している商品のベークライトベゼルはジェネリックパーツとなっていますが、当時の雰囲気を十分に感じられるものとなっています。
リューズガードがないすっきりとしたケースもやはり現行品とは異なったヴィンテージらしい佇まいです。
ミラーダイヤルやミニ針といわれるマーカーの小さなGMT針をはじめ各パーツは刻んできた時間の長さを感じさせる、アンティークらしい味わいがあります。
次は、こちら
ブレゲ トランスアトランティック TYPEXX 3820BB/P2/9W6
こちらは1950年代にフランス海軍航空隊がブレゲに依頼し作られた「アエロナバル」にカレンダーが追加されてい「トランスアトランティック」のホワイトゴールド×レザーベルトのモデルです。
コインエッジのケースサイドなどブレゲらしい意匠を踏襲しながらも太めの夜光塗料が塗られた針やインデックスなどパイロットウォッチとしての高い視認性をもっています。
ホワイトゴールドモデルでは、ベゼルもポリッシュ仕上げとます。
ホワイトゴールドモデルの専用色のブルーの光沢のある文字盤やアップライトのインデックスと相まってステンレスモデルとは異なった高級感が漂っています。
トランスアトランティックはブレゲが生み出した、ロングセラーの傑作機で大変人気のある時計ですが、ホワイトゴールドは流通数が少ない貴重やモデルですが、フライバッククロノグラフの金無垢モデルとしては大変お買い得な価格となっています。
機械式の時計はお手入れによって大変長くお使い頂けます。
今日ご紹介した時計たちは、どの位先の未来まで受け継がれていくのでしょうか。
想像すると機械式ならではのロマンを感じます。
新しい時代に、古き良き時計を手にされてみては如何でしょうか。
アプリ” />