ABBEY ROADのB面

2016年03月31日

先の3月8日、THE BEATLESのプロデューサーで有名なジョージ・マーティン氏が
死去されました。
このニュースを受け、当然ながらその日は帰宅すると直ぐ“ABBEY ROAD”のB面を聞き
改めて素晴らしい作品であることを再確認しました。
THE BEATLESの最終アルバムは“LET IT BE”ですが、実はレコーディングセッション
としては“ABBEY ROAD”の方が後に録音されているそうです。

 “LET IT BE”のセッション時、バンド内の軋轢が表面化し思うような成果が
得られませんでした。そのためTHE BEATLESは有終の美を飾る為に、ポールが
メンバー全員にもう一度声を掛け、レコーディングセッションを行いうことが叶い
最後の最後に最高傑作を産み落とす事に成功したとのことです。
当時の状況としては再び集まることが出来た自体、奇跡と言われています。

 この時にプロデューサーとして指揮を執ったのが”5人目のビートルズ”とも呼ばれる
ジョージ・マーティンです。“ABBEY ROAD”のB面と言えば判る方は判ると思いますが
(今時の人にはB面と言っても伝わらないでしょうけど、、、)

かの“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band“をB面だけで凌駕したといわれる
”You never give me your money”から”The end”に至る珠玉のメドレーがこれでもか
と言わんばかりに続くわけですが、もともとは未完成曲の断片的なフレーズ群を
ポール・マッカートニーとジョージ・マーティンの手によって再構築し、
ロック・ポップス史上に残るポピュラーミュージックの枠を超えた名盤に仕立て上げた
というのが定説で、まさにマエストロ”巨匠”の仕事と言えます。

 Googleでは数多くの名盤を産み落としたABBEY ROAD EMIスタジオの内部を
歩くことができます。
https://insideabbeyroad.withgoogle.com/en/welcome
 
 
 
 時計界のマエストロ”巨匠”と言えば、天才デザイナーである”ジェラルド・ジェンタ”氏
こちらも残念ながら2011年に逝去されています。


 
 
代表的な作品としては
「パテック・フィリップ ノーチラス」

GMTの「PATEK PHILIPPE ノーチラス」ストック一覧はこちら
 
 
「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」

GMTの「AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク」ストック一覧はこちら
 
 
「ブルガリ ブルガリブルガリ」

GMTの「BVLGARI ブルガリブルガリ」ストック一覧はこちら

その他に「IWC インヂュニア」、「カルティエ パシャ」などが挙げられます。

更にはこれもそうなの?的な作品もあって驚かされます。例えば
「ロレックス オイスタークォーツ」

 
 
後年、自身のブランドはブルガリの傘下に入り、その体制の中で生み出されたのが現在の
“オクト”シリーズです。彼の好んだ八角形モチーフが最もモダンな形で表されています。

ジェンタにとっての有終の美、”ABBEY ROADのB面”とでもいいましょうか、ブルガリ
”オクト”シリーズがそれに当たると思います。先人たちの足跡を偲びたいと思います。
 

GMTの「BVLGARI オクト」ストック一覧はこちら
 

RECOMMEND

PAGE TOP