【唯一無二の存在感 】HUBLOT ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー

2024年06月05日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

本日はWEBサイトで開催されている「ラバーストラップウォッチ特集」より、個性が光るこちらの腕時計をご紹介いたします。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」をコンセプトに革新を続けるウブロ。

こちらの腕時計は、世界中を回って開かれるポーカー大会「ワールドポーカーツアー(WPT)」とのコラボレーションウォッチです。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

2014年に高級ウォッチメゾンとして初めて、国際プロポーカーツアーイベントのオフィシャルタイムキーパーに就任したウブロ。

特別感溢れるこちらの腕時計には、なんと非売品のオリジナルトランプとチップが付属しています。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

また、トランプをイメージしたベゼルや、インデックスのラッキーナンバー「8」にはルビーがあしらわれているなど、そのデザインも唯一無二の存在感を放ちます。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

シースルーバックからはWPTのロゴ越しにムーブメントCal.HUB1242をご覧いただくことができます。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

替えベルトが2種類付属しています。

コレクションとしてはもちろん、着用時の満足感も十分に味わうことのできる1本です。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

▼本日ご紹介した商品はこちら

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ ワールドポーカーツアー 411.CX.1113.LR.WPT17【世界限定188本】

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

シンプルなドレスウォッチ マスター ウルトラスリム デイト

2024年06月05日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

各ブランドの新作発表がひと段落し、徐々に正規販売店での取り扱いが始まっているようです。

私が好きなジャガー・ルクルトでは、「デュオメトル」シリーズの新作が話題となりました。

ビジュアル面では、機能ごとに分割された表示を持つ「セクター文字盤」が印象的です。

そこにも理由があり、通常は一つしか搭載されない、ゼンマイをおさめる部品である香箱が2つ搭載されています。

「デュアル・ウィング ムーブメント」と呼ばれており、2つの独立した機構を1つの調速機構で連動させています。

クロノグラフなどの複雑機構と通常の時刻表示を、それぞれ別のゼンマイから動力を送って動かすことで、それぞれのゼンマイに加わる負担を最小限に抑えることができます。

それにより、精度の安定化やパワーリザーブの維持を実現しています。

2007年に発表されたデュオメトルは、ジャガー・ルクルトの技術の集大成とも言われています。

ブランドの中でも上位に位置しており、当店でも10数本しか取り扱いのない腕時計となっています。

本日は、そういった「デュオメトル」シリーズとは真逆のシンプルなドレスウォッチを紹介いたします。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

マスター・ウルトラスリム コレクションは、受け継がれてきた高度な職人技と時代を超越した美しさが合わさった「ドレスウォッチの真髄」と言える腕時計です。

その名の通り薄さが最大の特徴で、ケースの厚さはわずか7.8㎜となっています。

センターローターの自動巻き時計にもかかわらずこの薄さを実現しているのはきわめて驚異的であり、ジャガー・ルクルトが「技術屋」と言われる所以ではないでしょうか。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

サイズ感や着用感を表す際によく使われる言葉として、「ジャケットを着用した際の袖口へのおさまりが良い」という表現がありますが、まさにこの腕時計にピッタリだと思います。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

光を反射する綺麗なシルバーグレー文字盤ですが、実は平面ではなく少し湾曲したドーム型の文字盤となっています。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

それに合わせて長短針や秒針、インデックスも外側に向かうに連れてわずかに曲がっています。

これにより、シンプルなデザインながらも文字盤全体を立体的に表現しています。

クロコダイルのレザーベルトが放つ程よいツヤ感も、文字盤のシンプルなデザインをより引き立てています。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

観音開きのDバックルも個人的に好きなポイントです。

レザーベルト自体が消耗品なのでいずれはベルトの交換も必要にはなりますが、それでもピンバックルと比べるとベルトにかかる負担はかなり抑えられます。

ケースの薄さに合わせて、バックルもシンプルで薄い作りとなっており、重さのバランスも保たれています。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

また、バックルの内側が手首に合わせてカーブしており、安定感だけでなくフィット感も高められています。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

私がこの腕時計のデザインで好きなポイントが2か所あります。

一つは全体がシルバーで統一され、輝きを放っている文字盤です。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

逆三角形のシャープなインデックスは少し長めに感じます。

ドーフィン針が綺麗に磨かれており、顔が映りそうなほど反射しています。

12時位置のロゴに関しても、プリントではなく植字で「JL」と入っています。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

シンプルで無駄のないデザインは、まさに洗練された1本という表現が相応しい腕時計となっています。

もう一つは6時位置の枠付きの日付表示です。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

日付表示がない方がドレスウォッチとしてのフォーマル度は高くなりますが、良い意味でシンプルすぎるデザインに物足りなさを感じる方もいるかと思います。

ビジネスなどの日常使いでも使えるドレスウォッチとして日付表示があるのは嬉しいことで、なおかつ3時や9時位置ではなく6時位置にセットされていることで、全体のバランスが取れたデザインになっていると思います。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

最後に、パワーリザーブは38時間となっており、ケースの薄さを考慮すれば十分かと思いますが、やや物足りなさを感じる方もいるかと思います。

しかしながら、そこはプラスに捉えていただき、リューズを巻き上げたり時刻合わせをする行為を楽しんでいただければと思います。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

また、100以上のパーツから成り立っている機械式時計には、動き続けていることで常に負担がかかっています。

週末など着用しない日が数日続くのであれば、動きが止まったことは気にせずに休ませておくことで、長期的に見れば大切な時計を長持ちさせることに繋がります。

自動巻きの特性を生かしてワインディングマシーンで動かし続けるのももちろんよいですが、パワーリザーブの短さや動きが止まってしまう機械式時計の、リューズ操作や時刻合わせを楽しみながら、時には文字盤やケースの美しさを眺めるのも機械式時計の楽しみ方ではないでしょうか。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

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JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム デイト Q1238420

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

反転するケースで文字盤を2面楽しめる【レベルソ デュオデュオ2】

2024年06月03日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

現在GMTのWEBサイトでは「FATHER’s Day特集をしております。

こちらの特集より【世界限定250本】のレアモデルの商品をご紹介いたします。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】

1931年に誕生したジャガー・ルクルトを代表するコレクションであるレクタンギュラーケースの「レベルソ」は、ラテン語の「ひっくり返す」の意味する通り、ケースが反転できるケースという他にはない特徴を持った腕時計です。

1997年に発表されたレベルソ・デュオデュオ2「270.040.547B」は、異なるゴールド素材を組み合わせたユニークなケースが特徴的な250本限定の腕時計です。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】
ケースを反転させるのは、そもそもはポロ競技の際に、衝撃で風防ガラスを割らないためのアイデアでしたが、時計を隠せるという都会的でモダンさで人気になりました。

こちらは「デュオ・デュオ」のモデル名の通り、異なるケース素材と文字盤ザインの二面性を反転するケースで表現した腕時計となっております。

反転するケースの特性を活かした2タイムゾーン表示も備え、機能面の高さも魅力の一つです。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】
裏面のピンクゴールド製ケースにダークグレーの文字盤の組み合わせはコントラストがハッキリしており、エレガントで洗練されたキリっとした雰囲気が感じられます。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】
表面のホワイトゴールド製ケースにサーモンピンクの文字盤は、肌なじみもよく、ほどよい華やかさもありますので、オンオフ問わず活躍してくれます。

どちらの文字盤にも美しい精密な細工が施されており、どちらの面を使っても魅力的です。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】
特別仕様の純正ボックスには、時計と同じシリアルナンバーが刻印されています。

純正ボックスは高級感のある木製で、時計をしまっておくだけではなく、インテリアとして置いてお楽しみいただけます。

また、こちらは「ジャガールクルト」にコンプリートサービス、外装仕上、ストラップ交換も行っていますので、安心して長くご愛用いただくことができます。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】
ゴールド素材を使っていますが、派手な印象はなく、全体的に統一感を感じられるます。

サイズ感も程よく、厚さ「10mm」と薄めで、スーツ着用時でも袖口の邪魔にならず、スマートに着用いただけます。

ドレスウォッチのようでありながら、スポーツウォッチとして、毎日使えるタフさがある実用的な腕時計です。

ケースを反転させることで雰囲気を変えることができ、また、2タイムゾーン表示で海外旅行やお仕事でも活躍します。

忙しく働く世代によく似合う、エレガントな1本です。
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JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ デュオデュオ2 270.040.547B(270.0.54.A)【世界限定250本】

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

エクスプローラーの歴史について

2024年06月02日

GMTスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日もご覧いただき誠にありがとうございます。

5月にもかかわらず、暑さを感じる日々が続いており、夏の訪れを感じます。

さて今回は、私が個人的にNo.1の時計だと考えているエクスプローラーについてご紹介し
たいと思います。

エクスプローラーの歴史

皆様もご存じのようにエクスプローラーの歴史は様々な探検や冒険の情報をもとに作り上げられた腕時計です。

その歴史は1953年にまで遡ります。

この年、ジョンハント氏が率いたエベレスト遠征隊のエドモンド・ヒラリー氏とテンジン・ノルゲイ氏によって、歴史上はじめてエベレストが登頂されました。

彼らの歴史的偉業を記念して同年に発表されたのが、初代エクスプローラーである『Ref.6350』になります。

歴代モデルの紹介

第一世代

Ref.6350

ROLEX ロレックス エクスプローラー
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製造期間1953年~1954年

ムーブメント:Cal.A296

防水性能 50m

ケースサイズ 36mm
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1953年から54年とわずか一年間のみの製造となった貴重な腕時計です。

その製造年数の短さと販売から70年以上経過した現在では、入手どころか個体を見るということすら難しくなってきています。

『Ref .6350』の最大の特徴はその文字盤にあります。

ROLEX ロレックス エクスプローラー

ハニカム文字盤と呼ばれるこちらの文字盤は、文字盤の表面に格子状のギョーシェ彫りをあしらった物で、同年に開発された初代サブマリーナ『Ref.6204』にもこの仕様は用いられています。

さまざまなモデルにハニカム文字盤が採用された理由として、風防の形が原因として考えられます。

当時のドーム型の風防は、光を反射する形状です。

特に側面から見てみるとふっくらとしているのが分かるかと思います。

ROLEX ロレックス エクスプローラー

この反射光への対策として採用されたのがハニカム文字盤なのです。

『Ref .6350』の文字盤には、ハニカム文字盤とミラー文字盤が存在していますが、特にハニカム文字盤は希少価値が高いモデルとなっています。

第二世代を紹介する前に今回、第一世代の『Ref .6350』を紹介するにあたって、同時期に流通した『Ref.6150』やカナダで製造された『Ref.6298』などを紹介するべきか、非常に迷いましたが今回は正当な系譜のみとさせていただいています。

第二世代

Ref.6610
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製造期間1955年~1957年

ムーブメント:Cal.1030

防水性能 50m

ケースサイズ 36mm
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こちらも1955年から57年の、わずか二年間の製造となった貴重な腕時計です。

現在のエクスプローラーにまで続く、3、6、9のインデックスやベンツ針などといったスタイルを確立したのが『Ref.6610』であり、エクスプローラーの歴史を語る上で外せない腕時計です。

まず特徴的なのが防水性能を表記したものが存在している点です。

『Ref.6610』の中には防水性能が表記されたものが存在しています。

通称レッドデプスと呼ばれるこの個体は、エクスプローラーに限らず50年代中期のロレックスの各モデルに散見される仕様です。

文字盤の防水表記を赤色でプリントすることで、高い防水性能をアピールすることが目的だったと考えられますが、こちらも『Ref.6350』のハニカム文字盤と同様に希少性が高いモデルとなっています。

また搭載された『Cal.1030』もロレックスの歴史上、重要なムーブメントです。

それまでの自動巻きムーブメントは手巻きのムーブメントに自動巻きユニットを重ねた分厚いもので、裏蓋に膨らみを持たせていたことからバブルバックと呼称されます。

ROLEX ロレックス エクスプローラー

新たに開発された『Cal.1030』は世界初の両方向巻き上げ式のムーブメントで、回転効率をアップさせるためにバタフライローターを搭載。

またムーブメント自体が薄くなったことからフラットバックと呼ばれる平らな裏蓋が採用されています。

第三世代

Ref.1016

ROLEX ロレックス エクスプローラー

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製造期間1960年~1989年

ムーブメント:Cal.1560・Cal.1570

防水性能 100m

ケースサイズ 36mm
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1960年に誕生した3代目のエクスプローラーである『Ref.1016』は従来までの二世代と比較すると製造年数が約30年と非常に長く、歴代のエクスプローラーの中でも圧倒的なロングセラーモデルになります。

30年という長い製造期間の中でさまざまなマイナーチェンジが加えられているため、市場での評価と人気が高くなっています。

その中でも特に評価されるのが文字盤の仕様となっています。

『Ref.1016』の文字盤について

1, サークルミラー文字盤

製造期間.1960年~62年

『Ref.1016』の製造、最初期にのみ存在しているサークルミラー仕様の文字盤。

文字盤外周部分の分目盛を円でつないだミニッツサークルに、艶のある鏡のようなミラー文字盤が特徴的です。

大きく分類すると3種類存在している文字盤の中でも最も製造期間が短くなっています。

2.ミラー文字盤

ROLEX ロレックス エクスプローラー

製造期間.1962年~67年

先述したミニッツサークルが廃止され、ミラー文字盤のみとなったのがこちらの第二世代です。

この時期はラジウムからトリチウムへと夜光が変更されたため、それに伴った仕様変更が多く存在しています。

3.マット文字盤

ROLEX ロレックス エクスプローラー

製造期間67年~89年

現在事象に流通している『Ref.1016』のほとんどがこちらのマット文字盤だと思います。

製造年数が前述した二種類の文字盤と比べると、約20年と非常に長く、またその年数の長さから6~7種類のマイナーチェンジが確認されています。

第四世代

Ref.14270

ROLEX ロレックス エクスプローラー
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製造期間1990年~2001年

ムーブメント:Cal.3000

防水性能 100m

ケースサイズ 36mm
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近年ポストヴィンテージモデルとして高い人気を誇る『Ref.14270』。

時計愛好家としても有名な俳優が着用したことにより、90年代中盤から人気が爆発した腕時計です。

そんな『Ref.14270』ですが前述した『Ref.1016』と同様に文字盤に、いくつかのバリエーションが存在しています。

『Ref.14270』の文字盤について

1, ブラックアウト・シルバーレター

3、6、9のインデックスにブラックのラインが入っているものを「ブラックアウト」、王冠のロゴマークやEXPLOERの表記をシルバーカラーで行っているものを「シルバーレター」と呼びます。

シルバーの塗料の影響かは不明ですが、全体的にロゴとテキストが太くなっているのも特徴の一つです。

この二つの仕様は生産開始の90年~91年ごろの個体にわずかに存在している珍しい仕様です。

2、ブラックアウト・ホワイトレター

王冠のロゴマークやEXPLOERの表記をホワイトカラーで行っているものを「ホワイトレター」と呼びます。

先ほど紹介した「シルバーレター」よりも後年に製造されていたとされる仕様ですが、こちらも流通数が非常に少なく貴重な文字盤となっています。

60年代から80年代にかけて販売されていたヴィンテージロレックスが高騰化し枯渇していく中で、ラグ部分の横穴の有無、バックルの仕様、トリチウム夜光の経年変化などを楽しむことができると同時に、優秀な『Cal.3000』の搭載、サファイアクリスタルガラスの採用など実用的にも使用して頂ける、今後注目の世代です。

第五世代

Ref.114270

ROLEX ロレックス エクスプローラー
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製造期間2001年~2010年

ムーブメント:Cal.3130

防水性能 100m

ケースサイズ 36mm
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『Ref.14270』の完成されたデザインをそのままに、より実用性を高めて作り上げられたのがこちらの『Ref.114270』です。

大幅なデザインの変更は無く、2007年ごろにロレックス全体で行われたルーレット刻印の追加と2009年頃(V品番)に僅かに流通が確認されている通称ブラックアウトが主なデザインの変化となります。

搭載されている『Cal.3130』は、テンプを支えるブリッジを、両側から支えるツインブリッジに変更することで、安定性を向上し、より堅牢な作りを実現したムーブメントです。

また、調整機構が「マイクロステラナット」へと変更されることで、精度の調整が可能となり、メンテナンス性も向上しています。

2010年以降に販売されたロレックスのムーブメントの根幹は間違いなく『Cal,3130』にあり、2024年現在でも安心して『Ref.114270』が安心して使用できるのはこのムーブメントが役割をしっかりとこなしているからだと思います。

第六世代

Ref.214270

ROLEX ロレックス エクスプローラー
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製造期間2010年~2021年

ムーブメント:Cal.3132

防水性能 100m

ケースサイズ 39mm
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初代エクスプローラーより続いていた、ケースサイズに初めて手が加えられたのがこちらの『Ref.214270』になります。

近年のロレックスは製造過程の統一化などにより、60年代から90年代のモデルのような大幅なデザイン変更やマイナーチェンジは少なくなっています。

ですが、この『Ref.214270』は新たな層の獲得を目指して作られた腕時計、ということもあり大幅な変更が加えられた珍しいモデルです。

『Ref.214270』の文字盤について

1.ブラックアウト文字盤

ROLEX ロレックス エクスプローラー

製造期間.2010年~2016年

エクスプローラーのアイデンティティでもある3、6、9のインデックスがホワイトゴールで作られたのがこちらのブラックアウト仕様です。

掲載している画像でも判別が可能ですが、『Ref.114270』で使用していた針を使用していたため、視認性を重要視するロレックスにしては珍しく、目盛に届かないという、ある意味では珍しい仕様となっています。

2.新型文字盤

ROLEX ロレックス エクスプローラー

製造期間.2016年~2021年

2016年にマイナーチェンジが加えられたことにより、誕生したのが、こちらの仕様です。

ブラックアウト仕様となっていた3、6、9インデックスに、視認性向上のため夜光を搭載、また短いと指摘されていた分針をケースサイズに合わせサイズアップし、より高い視認性を実現しています。

この二種類の文字盤の評価は非常に難しく、特に販売当初、一部では不満も出ていたブラックアウト仕様ですが、2024年現在では新型文字盤よりも販売価格が高騰するなどの動きを見せておりこちらも注目の世代です。

現行世代

Ref.124270、Ref.224270

ROLEX ロレックス エクスプローラー

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製造期間2021年~現在・2023年~現在

ムーブメント:Cal.3230

防水性能 100m

ケースサイズ 36mm・40mm

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『Ref.124270』は36㎜ケースの正統後継者として、『Ref.224270』は39㎜ケースの後継者としてそれぞれ製造されたモデルになります。

エクスプローラーのアイデンティティであるデザイン面をそのままに、『Cal.3230』を搭載したことでパワーリザーブが70時間へと進化、より実用的に使えるモデルになっています。

ROLEX ロレックス エクスプローラー

また新たなラインナップとして、エクスプローラー史上、初めてとなるイエローゴールドとのコンビモデル『Ref.124273』もラインナップに追加されているため、現行モデルは様々なバリエーションから選ぶことが可能となっています。

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いかがでしたでしょうか。

探検や冒険といった非日常から始まった腕時計ではありますが、今やさまざまな方の相棒として世界中のさまざまな場面で活躍しているエクスプローラー。

バリエーション豊かな現行のモデルから、ロマンが詰まったヴィンテージモデルまで、様々なモデルがございます。

ぜひ自分のスタイルにあった一本を探してみてはいかがでしょうか。

過去にGMTマスターについてもお話しています。

ぜひ、こちらもチェックしてみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

経年変化を楽しむブライトリングのダイバーズウォッチ

2024年06月02日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

現在WEBサイトではラバーストラップウォッチ特集を開催しております。

今回はその中からこちらの腕時計をご紹介いたします。

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

「プロフェッショナルのための計器」の理念を掲げ、パイロットウォッチのスペシャリストとして名高いブライトリング。

創業当初からクロノグラフに着目し、「ブライトリングの歴史はクロノグラフの歴史」と言われるほどにクロノグラフはブライトリングの歴史を語るうえで欠かせない要素です。

そんなブライトリングが1957年に満を持して完成させた初のダイバーズラインがスーパーオーシャンです。

水中で必要な機能以外を省いた、わかりやすいダイバーズウォッチが目指されました。

1960年代に製造され、60分間で1周する積算計を備えていたことからその名がついたスーパーオーシャンスローモーション。

N17375201L1S1には当時のデザインが受け継がれ、クロノグラフ針のアイコニックな四角いデザインが分針に採用されています。

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

また、その針と大きなインデックスにはルミノバの中でも発光量の多いスーパールミノバが使われており、高い視認性も確保。

実用性を第一に考えられているのが、さすがブライトリングといったところです。

深いグリーンのラバーとブロンズ製のケースの組み合わせが珍しく、緑青による経年変化も楽しめます。

唯一無二の時計に育て上げられることもまた、この時計のおもしろいところではないでしょうか。

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

文字盤のデザインに凝縮感があるため、42ミリのサイズを感じさせないほど想像よりもコンパクトにまとまっています。

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

夏を感じさせるダイバーズウォッチの雰囲気と、湿気の時期にも使いやすいラバーベルトで、これからの季節を迎えるにあたっておすすめしたい一本です。

▼本日ご紹介した商品はこちら

BREITLING ブライトリング スーパーオーシャン オートマティック 42 N17375201L1S1

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

ドイツ時計の最高峰ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

2024年06月01日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

腕時計と言えばロレックスやオメガ、またハイエンドで言えばパテック・フィリップなど、スイスのブランドが人気で良く知られていますが、通好みなドイツウォッチもまた大変興味深いものです。

クルマでいうと「メルセデスベンツ」や「BMW」など、真面目で知的なイメージは腕時計にも精通するものがあるのではないか。

そんな気持ちで見ていると、ドイツの職人の想いや情熱が伝わってきそうです。

本日はそんな中でも「ドイツ時計の最高峰」と名高いランゲ&ゾーネからフラッグシップモデルの「ランゲ1」をご紹介いたします。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

特徴的なアシンメトリーなデザインはメゾンのアイコン的存在。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

表示されている内容は下記の4つです。

・時分針
・スモールセコンド
・アウトサイズデイト
・パワーリザーブインジケーター

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

一見慣れないデザインに戸惑うかもしれませんが、表示が重ならないことで各表示内容が確認しやすいデザインになっています。

洗練された針やインデックスのデザインがメゾンの品格の高さを感じさせます。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド
ブラックのレザーストラップでザ・正統派の面持ち。

ビジネスシーンはもちろん、オケージョンシーンにももってこいの守備力の高さです。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド
そして何と言ってもランゲ&ゾーネと言えばこのムーブメント。

スケルトンバックから存分にご堪能いただけます。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

搭載されている「Cal.901.0」は、エングレービングが施されたテンプ受けをはじめ、スワンネック緩急針、チラネジ付きテンプ、青焼きネジで留められたゴールドシャトンなど、マニアを唸らせる至高のムーブメント。

まさに「工芸品」です。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

ケース径は38.5mmと、これがまた絶妙なサイズ感。

大きすぎず小さすぎず実にしっくりきます。

しっかり存在感を感じさせてくれるのは、やはりその精巧な作りからでしょうか。

「良い時計をしている」という事が誰が見ても分かります。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

やはりどこか真面目でインテリジェンス。

オーナーの人柄や趣向にイメージが広がります。

ランゲ&ゾーネにご興味をお持ちいただけたら、ぜひ当店WEBサイトからコレクションをご覧になってください。

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A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 101.039 ホワイトゴールド

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【GMT18周年記念キャンペーン第一弾】6月7日(金)まで50万円以上の腕時計全品、買取金額18,000円アップ!

2024年05月31日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。

時計専門店GMTは、今月で創業18周年を迎えます。

これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝しております。

18周年を記念し、お得なキャンペーンを行います。

本日から6月7日(金)まで、50万円以上の腕時計全品、買取金額18,000円アップ!

GMTでは現在、ROLEXなどに加え、RICHARD MILLEやF.P.JOURNEなどの腕時計の買取強化を行っております。

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6月7日までの特別なキャンペーン、ぜひお早めにご検討ください。

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また、LINE友だち限定で開催される先行販売などお得なキャンペーンも随時開催しておりますので、ぜひ追加してみてください。

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ジェラルド・ジェンタ コレクション時代のブルガリオクト【オクト クアドリレトロ BGO45BSCLDCHQR】

2024年05月30日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
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本格的な梅雨は来ていませんがスッキリしない天気が続いております。

これからの季節に備えて、湿度や汗に強いラバーストラップの腕時計が気になる時期ではないでしょうか。

そこで今回はこちらの商品をご紹介いたします。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

2000年に「ジェラルド・ジェンタ」を傘下とした「ブルガリ」は、「ブルガリ ジェラルド・ジェンタ コレクション」と銘打って、ジェラルドジェンタとのダブルネーム的な腕時計を展開しました。

「オクト」は2012年の誕生以来、ブルガリを代表するコレクションとして人気の腕時計ですが、かつてはジェラルド・ジェンタ コレクションの一部として、2004年から存在していたのです。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

こちらの「オクト クアドリレトロ BGO45BSCLDCHQR」は2011年に発表された腕時計です。

2010年に先んじてゴールド素材の「オクト クアドリレトロ」が存在していたようですが、製造数は極めて少ないと思われ、中古市場でもなかなかお目にかかれないレアモデルとなっています。

「クアドリレトロ」は、「クアッド(4つ)」と「レトログラード」を意味しており、その名の通り、『分針・日付表示・30分積算計・12時間積算計』がレトログラードで表示されます。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

12時位置の小窓が「時」を表示するジャンピングアワーとなっており、その視認性を確保するために、クロノグラフ針は12時位置ではなく6時位置から始動する構造です。

文字盤はクロワゾネ技法を用いて製造されているようで、見事なデザインと惜しみない手間暇を感じさせます。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

詳細な情報がないため断言はできないものの、搭載されている「Cal.GG7800」は、その形状から「フレデリックピゲ Cal.1185」をベースにしていると思われます。

もとより高級クロノグラフムーブメントとしてオーデマピゲやヴァシュロンコンスタンタンでも使用されていた「Cal.1185」ですが、「Cal.GG7800」では文字盤側の構造を大きく変更したうえに、ゴールドカラーのガルバニック加工や複雑な仕上げが施されました。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

このように「オクト クアドリレトロ」は、決してメジャーなモデルではないものの、愛好家の心をくすぐるような趣味性の高い腕時計です。

こちらの商品はブルガリでのコンプリートサービスをしているうえ、本来のレザーストラップから純正のラバーストラップへと交換しています。

より日常使用しやすくなっていますので、ぜひこの機会にご検討ください。

BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

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BVLGARI ブルガリ ジェラルドジェンタ オクト クアドリレトロ クロノグラフ BGO45BSCLDCHQR

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今一番欲しい腕時計!『オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754』

2024年05月29日

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OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

本日はこちらの腕時計をご紹介いたします。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

「PAM00380」の後継機として、2018年に誕生した「ラジオミール PAM00754」。

「ブラックシール」とはイタリア海軍の特殊潜水部隊の名前で、パネライは1930年代~40年代、この部隊に装備用の時計を供給していました。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

夜間に潜水する際に、黒いダイビングスーツを着用した見た目がアザラシ(シール)とよく似ていたことも由来の一つです。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

高級路線だったラジオミールの廉価モデルとして誕生したコレクションです。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

丸みを帯びたクリスタルガラス、可愛いらしい見た目の逆三角形型オニオンクラウン、重厚感ではなくシンプルなデザインのワイヤーループラグとパネライの代名詞ともいわれる部分が十分に詰まった時計です。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

最もスタンダードなラジオミールながら、自社製手巻きムーブメント「Cal.P.6000」を搭載し、プレヴァンドーム時代を思わせる「OPロゴ」が印象的な腕時計となっています。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

初めてのパネライとしてお選びいただけるおすすめの1本となります。

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OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAM00754

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シンプルの中に息づく、時代を越えた洗練

2024年05月28日

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突然ですが、皆さまは『午前0時』と聞くと何を連想されますでしょうか。

私はまだ明かりがついている街並みや童話のシンデレラ、星空などと、きらびやかな情景を思い浮かべます。

今回は『午前0時』を意味するハリーウィンストンのミッドナイトコレクションより、洗練された大人の時計をご紹介いたします。

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト レトログラードセコンド MIDARS42RR001

世界5大ジュエリーブランドとして絶大な人気を誇るハリーウィンストンは1989年に時計業界に進出しました。

時計ブランドの中ではまだ歴史が浅いように感じますが、参入当時から、複雑機構を搭載した腕時計が多数登場しており、複雑時計の旗手として認知されてきました。

ハイジュエラーとして「最高のもの以外を求めない」という矜持と、それを時計製造に生かす技術を兼ね備えているブランドです。

こちらのミッドナイトコレクションは、ニューヨークの深夜を思わせるエレガントかつクラシックな雰囲気が、男女を問わず人々を惹きつけます。

シンプルで端正的なフェイスがタイムレスなデザインなので長期的にご愛用いただけます。

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト レトログラードセコンド MIDARS42RR001

ピンクゴールドのケースにブラウンアリゲーターストラップという組み合わせには統一感があり、上品さを際立たせるサンレイ仕上げのシャンパン文字盤が存在感を放ちます。

3時位置にはハリーウィンストン本店のファサードをイメージした3つのアーチがセッティングされています。

デザインや素材の細部の仕上げまで徹底的なこだわりがあるため、芸術作品のようにご堪能いただけます。

ジャケットスタイルにもピッタリですが、カジュアルな服装に革靴などのコーディネートも素敵でおすすめです。

BRILLERのブログでもご紹介していましたが、ダイヤがセッティングされた腕時計などもある為、婚約ウォッチとしてもおすすめです。

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト モノクローム MIDQHM39RR004

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト モノクローム MIDQHM39RR004

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト モノクローム MIDQHM39RR004

高級なシンプル時計で終わらないのがハリーウィンストンの魅力です。

キャリバーHW2101を搭載しており、パワーリザーブは72時間と申し分なく、6時位置にハリーウィンストンのお家芸とも言える複雑機構のレトログラード秒針を搭載しています。

レトログラードは「0」の位置から時を刻み、一定の位置に到達すると瞬時に「0」へ戻ります。

終点から始点に戻る際にタイムラグが発生してしまうと正確な時間が刻めないため、秒針が始点に戻る様子は圧巻です。

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト レトログラードセコンド MIDARS42RR001

まさに最高のデザインと最高の技術と言える時計で、ジュエリーと合わせても、時計単体でもエレガントに魅せてくれる一本です。

2024年3月に価格改定されたばかりですので、中古市場の値上がりが始まる前に、ぜひご検討ください。

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HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト レトログラードセコンド MIDARS42RR001

HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ミッドナイト モノクローム MIDQHM39RR004

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ドレッシーなお父様におすすめの一本

2024年05月27日

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6月の第3日曜日は父の日、ということで本日はFATHER’S DAY特集より、日頃の感謝を込めてプレゼントしたいこちらの腕時計をご紹介します。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ロレックスのクラシカルなドレスウォッチコレクション「チェリーニ」。

ルネッサンス期の有名な金細工師「ベンベヌート・チェリーニ」がモデル名の由来とされる、デザイン性の高さが特徴的な腕時計です。

今回ご紹介するのはそんなチェリーニシリーズから2016年バーゼルワールドで発表されたチェリーニ デイト50515です。

ドーム型にコインエッジ装飾を組み合わせたベゼルが特徴的な「50515」は、ロレックスらしからぬ繊細な雰囲気を醸し出しています。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ケースやインデックスにはロレックスが開発特許を持つエバーローズゴールドが使用されており、その美しい輝きは非常にエレガントな雰囲気を醸し出しています。

定番モデルと違い、文字盤にはギョーシェ彫り、ベゼルにはコインエッジ装飾が施されており、これまでにないロレックスの魅力を感じることができます。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ケース素材のエバーローズゴールド自体はK18ピンクゴールドであるため重さが気になるところですが、重量は約99gと比較的軽量の為、日常的に使用しても負担にならない、使いやすい重さではないでしょうか。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ゴールド製ケースに革ベルトはドレスウォッチの定番です。

しかし、実用時計の雄であるロレックスでは、スポーツモデルが殆どのラインナップを締める中、こちらは非常に貴重かつ珍しい腕時計と言えます。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ラグ部分にはしっかりロレックスの王冠マークとK18金の刻印が刻まれています。

ムーブメントは自動巻きのCal.3165が採用されており、パワーリザーブは約48時間となっています。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ケースサイズは39mm、厚さは12.5mmと腕に丁度良く収まり、ジャケットスタイルにも良くマッチします。

ホワイト文字盤と3時位置に備えられたポインターデイトの組み合わせがシンプルながらも上品な、大人の男性の雰囲気が感じられます。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

付属品の箱も定番の箱ではなく、長方形のチェリーニ専用箱が付属されています。

特別感あふれ、所有欲を満たしてくれるポイントです。

ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

ピンクゴールドのケースは日本人にも肌馴染み良く、スーツにも合わせやすいビジネスシーンにおけるいい相棒となる1本です。

日頃の感謝を込めたお父様へのプレゼントとして、ぜひご検討いただけたら幸いです。

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ROLEX ロレックス チェリーニ デイト 50515 シルバー

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初夏にピッタリなダイバーズウォッチ

2024年05月26日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

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今回はタグホイヤーより初夏のシーズンにピッタリなこちらの時計をご紹介させていただきます。

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

若い世代から時計愛好家まで幅広い層から支持されるタグホイヤー。

レーシングウォッチの「カレラ」や「フォーミュラ1」など、スポーティーなラインナップが豊富なため、まさにアクティブな夏にぴったりのブランドと言えます。

そんなタグホイヤーの誇るダイバーズウォッチが「アクアレーサー」です。

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

 

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

汗ばむ季節も快適で、見た目も涼しいブルーのラバーストラップが特徴の腕時計です。

比較的手の届きやすい価格でありながら、300mの高い防水性や逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズを備えたプロフェッショナル仕様となっています。

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

搭載されている「キャリバー5」は、スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C)の認定を受けた高い精度を持つ自動巻きムーブメントで、裏ブタにダイビングヘルメットのエングレービング(彫り)もアクアレーサーの特徴の一つです。

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

文字盤とベゼル、ラバーストラップに至るまでブルーで統一され、爽やかで涼し気な印象を与えてくれます。

快適に日常使いできる1本として大変おすすめです。

TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

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TAG HEUER タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201B.FT6198

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ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

2024年05月25日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
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突然ですが、スタッフの間で時折話すのは、

「もし、一生に1本しか時計が持てないなら何が良い?」という質問です。

決して安くはない高級腕時計、皆様の中にもこんなことを考えたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、やはりとても悩んでしまいます。

やはり世界3大ブランドのパテックフィリップやオーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンでしょうか。

いや、ランゲ&ゾーネも捨てがたい。

生まれ年のロレックスなんかも考えました。

しかし今回、ご紹介させていただきたい腕時計はこちらです。

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

私が「一生に1本しか時計が持てないなら」こちらの1本を選ばせていただきました。

それはなぜでしょうか。

まず、その名の通りクラシカルであるという点。

シンプルなラウンド型ケースに3針という普遍のスタイル。

恐らく、時が経っても廃れる事のないデザインでしょう。

では、ラウンド型ケースに3針なんていくらでもあるではないかという話になります。

こちらの時計にしかない魅力がふんだんに詰まっています。

まず文字盤は、真鍮文字盤ではなく、グラン・フーエナメル文字盤という点です。

グラン・フー エナメルは“偉大な炎”という名前の通り、1000度以上の熱で文字盤を焼き上げる技法が用いられています。

このグラン・フーエナメル文字盤は画像では分かりにくいかもしれませんが、実際に見るととても美しく、ため息が出るほどです。

また、撮影するのも難しい程のブレゲのシークレットサインが入っており、所有者のみが見ることの出来る特権です。

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

そして、ブレゲらしさでもあるブレゲ数字のインデックスや、小さな星を象った分目盛や、百合の花をモチーフにした5分ごとの目盛りは職人の手で描かれたものなのです。

そして、これもまたアブラアン-ルイ・ブレゲが考案したブルースティールに焼き上げたブレゲ針もまた魅力の一つです。

更に、ケースサイドにはコインエッジを採用。

外側はクラシックながら、自社製ムーブメント「Cal.777Q」にはシリコン仕様のガンギ車とアンクルを使用。

ムーブメントは最先端技術も取り入れています。

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

これでもか!と言わんばかりにブレゲの魅力が詰まった腕時計。

個人的に一生飽きることのない一本でないかと思っています。

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

ブレゲのクラシックはバリエーションも豊富にあります。

ぜひ、お好みの1本を見つけてみて下さい。

ブレゲ クラシック 一覧はこちら

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BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5177BR/29/9V6

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精度や耐久性を極めたムーブメントを味わえる限定品

2024年05月24日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

GMTのYouTubeチャンネルで、新しい動画を公開しました。

本動画ではグランドセイコーのおすすめの時計をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

さて、今回のブログでご紹介いたしますのは、2023年に世界限定1200本(うち国内600本)しか生産されなかった腕時計

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

1998年に誕生した、グランドセイコーが世界に誇る<キャリバー9S>。

こちらはそのグランドセイコー専用のメカニカルムーブメント25周年記念モデルになります。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

<キャリバー9S>を生み出す製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」からほど近い、岩手山の山頂から見上げる中天の情景を、どこまでも広がる空のようなスカイブルーの文字盤で表現。

世界限定1200本の腕時計で、裏蓋には「LIMITED EDITION」の特別な刻印が施されています。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

シースルーの裏ぶたからは陽極酸化処理によって施された、ブランドの象徴であるグランドセイコーブルーのローターを見ることができます。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

熟練の匠の技によって組み立てられた、最大まで巻き上げると約3日間持続するムーブメント、「キャリバー9S65」です。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

10気圧防水です。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

「SBGR001」と同じ、現行モデルにはない径37.0mm のケースに搭載されたこちらは、コンパクトで日常使いに最適なサイズが魅力的です。

1998年に時計の本質を突き詰めることを目指し誕生したグランドセイコー専用のメカニカルムーブメント「キャリバー9S」。

どこまでも広がる空のようなスカイブルーの文字盤。

陽極酸化処理によるブルーのチタン製ローター。

語りどころ満載の『SBGR325』は間違いなく満足度の高い1本と言えます。

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SEIKO セイコー グランドセイコー SBGR325

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

世界に二つとないパターンを楽しむ【ジン 1800.DAMASZENER】

2024年05月23日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今回はケースや文字盤の模様が特徴的なこちらの時計をご紹介いたします。

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

Sinn(ジン)は、ドイツ軍のパイロットでもあったヘルムート・ジンが創業した腕時計メーカーで、正式名は「ジン スペツィアルウーレン(ジン特殊時計会社)」といいます。

創業以来一貫して使うための時計を作り続け、過酷な状況下での使用が想定されるダイバーやパイロット、そして特殊部隊からも信頼を寄せられています。

また、ジンは様々な独自の技術を開発し、時計に採用することでも広く知られていて、今回の腕時計には、特別な素材と構造を持ったケースが使われています。

こちらの時計を見た際、目を惹くのは表面に浮かび上がる模様ではないでしょうか。

この模様はダマスカス模様と言われ、古代インドで開発され、今では製造技術が失われているために伝説の金属ともされている「ダマスカス鋼」の特徴的な模様を、異なる種類の金属を積層鍛造することで再現しています。

また、この時計には通常の時計とは異なる構造が採用されています。

文字盤は独立したパーツとして製造されるのが一般的です。

しかしながら、この腕時計はダマスカス模様を最大限に活かすため、一体型のケースと文字盤が一つのブロックから削り出されています。

そのため、ケースの模様と文字盤の模様は途切れることなく続いています。

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

細部にも手抜きはなく、裏蓋やリューズ、尾錠にもケース同様にダマスカス模様の積層鋼材が使用されています。

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

このように特色のあるケース素材ですが、表面にはジン独自のテギメント加工が施され、セラミックと同等以上の耐傷性を確保しているため、長くその風合いをお楽しみいただけます。

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

いかがでしたでしょうか。

2018年に限定100本で販売された時計ですが、その素材の特性から同じ模様は二つとなく、それぞれが唯一無二とも言える一本となっています。

SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

この機会にぜひご検討ください。

▼本日ご紹介した腕時計はこちら
SINN ジン 1800.DAMASZENER ダマスカス【世界限定100本】

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5月値上げブランドの定番ウォッチ

2024年05月22日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

本日のブログでは、当社で取り扱いがあるブランドの中で、5月に値上げをする、ピアジェとカルティエの定番ブレスレットウォッチをご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください。

初めにピアジェのポロSをご紹介いたします。

PIAGET ピアジェ ポロ Sウォッチ 42mm スレートグレー G0A41003

PIAGET ピアジェ ポロ Sウォッチ 42mm スレートグレー G0A41003

1874年に創業したピアジェは創業者ジョルジュ=エドワール・ピアジェの「常に必要以上に良いものをつくる」というモットーで今日まで卓越した時計をつくり続けています。

1979年に金無垢で登場したポロは、リラックスしたエレガンスという当時の風潮を捉えており、ラグジュアリーウォッチの象徴となりました。

現行のポロコレクションはステンレスや金無垢、三針から複雑機構搭載まで、多様なアプローチでアイコニックなコレクションへと成長していきました。

PIAGET ピアジェ ポロ Sウォッチ 42mm スレートグレー G0A41003

2016年に初登場したポロS。

Sはステンレスの略となっています。

上品なギョーシェ模様と、ラウンドとクッション型を融合させたケースが特徴的で、オリジナルのポロのデザインを継承しつつ、上品さとカジュアルさの両立を演出しています。

文字盤カラーのスレートグレーは視認性が高くシックな色使いなため、様々なシーンでご着用いただけるかと思います。

PIAGET ピアジェ ポロ Sウォッチ 42mm スレートグレー G0A41003

ムーブメントも、2016年にポロSに搭載され初登場した、ピアジェ自社製の極薄自動巻きムーブメント、Cal.1110Pを搭載しています。

自動巻きでありながら厚さ4mmとかなり薄いため、時計のケースをコンパクトに設計でき、ラグジュアリーな自動巻き時計をつくるのに非常に適しています。

(今現在搭載しているのはポロコレクションの三針のみです。)

ケースバックからはピアジェの紋章がエングレービングされたローターと繊細なコート・ド・ジュネーブ装飾、ペルラージュ仕上げを堪能できます。

 

続いて、カルティエのサントス ドゥ カルティエをご紹介いたします。

CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0030 ブルー

ルイ・カルティエがサントス・デュモンに送った時計が起源となっており、誕生から100年以上の歴史を誇ります。

スクエア型のケースにビス留めされたベゼルが特徴で誕生からほとんどデザイン変更をされずに生産され続けているカルティエのベストセラーともいえる腕時計です。

サントス ドゥ カルティエは 前身コレクションのサントス100から2018年にリニューアルした最新モデルです。

CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0030 ブルー

カルティエの腕時計はシルバー文字盤で比較的女性がつけられるイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。

今回ご紹介するサントス ドゥ カルティエはサンレイ仕上げのブルー文字盤で、サイズ感を含め、非常に男性が使いやすいデザインとなっています。

CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0030 ブルー

サントス ドゥ カルティエから新しく「クイックスイッチ」が搭載されはじめました。

容易にベルト交換が行えるようになり、ブレスレットとレザー、2パターンの付け心地とファッションを気軽にお楽しみいただけます。

また、前機の「サントス100」はETAムーブメントを搭載していましたが2018年のサントス ドゥ カルティエからは自社ムーブメントの「Cal.1847MC」が搭載されています。

▼本日ご紹介した商品はこちら

PIAGET ピアジェ ポロ Sウォッチ 42mm スレートグレー G0A41003

CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0030 ブルー

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

実用性抜群のパイロットウォッチ

2024年05月21日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

暖かい日も増え、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は先日、父とあるアーティスのライブを観に行きました。

幼い頃、いつも父の車の中で聴いていた音楽を目の前に、どこか切なさにも似た懐かしい気持ちで、何とも言えないノスタルジーに浸りながら鑑賞してました。

さて、来月は父の日ということで、当店でも“時計で贈る、感謝の気持ち”をテーマに「父の日特集」を開催しています。

今回は特集の中からおすすめの腕時計をご紹介いたします。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

元々、パイロットウォッチは、飛行機の操縦をサポートする為に作られています。

視認性はもちろん、堅牢性にも優れているのが魅力です。

IWCはパイロットウォッチとの関りが深く、軍専用のスペシャルエディションなども開発しているほどです。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

センターには時分針とクロノグラフ針。

12時位置には30分積算計、9時位置には12時間積算計、6時位置にはスモールセコンドが搭載されています。

そして3時位置にはデイデイト機能が備わっています。

ベゼルは細く、文字盤の面積を大きくとれるところも視認性を高めています。

また、インデックスには塗料が施され、夜間での視認性を抜群です。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

41mmサイズのステンレスケースも、一見シンプルに感じますがよく見ると細かなディテールにこだわりを感じます。

ケース全体にサテン仕上げが施され、淡い輝きが魅力的です。

ベゼルの表面やラグのエッジ部分にはポリッシュ仕上げが施されています。

絶妙な組み合わせが、より一層スタイリッシュさを感じさせます。

ボリュームのあるリューズも操作しやすく、実用性に優れています。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

裏からはIWCの自社製ムーブメントCal.69385を眺めることができます。

パワーリザーブも約46時間と日常生活にも支障なくお使いいただけるところも嬉しいポイントです。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

ストラップにはEasX-CHANGEシステムが採用されており、工具を使わずに簡単に脱着できます。

ラバーやレザーのストラップを別途購入していれば、季節や気分にとって使い分けを楽しめます。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

いかがでしたでしょうか。

クロノグラフ搭載のかっこいいデザインかつ、視認性と堅牢性に優れたプレゼントにもおすすめの1本となっています。

この機会にぜひご検討ください。

▼本日ご紹介した腕時計はこちら

IWC インターナショナルウォッチカンパニー パイロットウォッチ クロノグラフ 41 IW388113

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

ロレックス GMTマスターの歴史について【後編】

2024年05月20日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

前回に引き続き、ROLEXのGMTマスターの歴史についてご紹介いたします。

こちらは後編となりますので、前編をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらを先にご覧ください。

前編を読む

では、さっそくご紹介させていただきます。

【1983年~1988年 GMTマスターⅡ Ref.16760】

GMTマスター Ref.16750の2年後に発表されたGMTマスターⅡ第一世代は、短針を単独で動かすことが可能になりました。

24時間回転ベゼルと組み合わせることで、3ヵ国の時間を表示することができます。

ステンレススチール素材のケースに、赤×黒ベゼルを組み合わせた1モデルのみを展開。

同年代のGMTマスターには未採用だったサファイアクリスタルガラスやフレーム付きインデックスが採用されました。

GMTマスターとGMTマスターⅡの併売は2000年ごろまで続き、黒ベゼルと赤青ベゼルはGMTマスターだけとし、赤黒ベゼルのGMTマスターⅡとデザイン的に差をつけました。

しかし、18年間併売した理由は未だ明らかとなっていません。

そして初代GMTマスターⅡは、6年という短い期間のみの発売だったため、発売中の大きな変化はありませんでした。

近年注目を集めているのは、同年代のGMTマスターや後継機種に比べて、ケースやリューズガードが厚い仕様になっていること。

 

【1989年~2007年 GMTマスターⅡ Ref.16710】

ROLEX ロレックス GMTマスター II 16710 スティックダイヤル

GMTマスターⅡの第二世代として誕生したRef.16710は、後継モデルとして誕生しました。

見た目はそっくりですが、先述した前のモデルは厚く、その後の後継機種は薄い仕様となっているため、明確な違いが存在します。

1995年にバックルがシングルロックからダブルロックに変更されており、ヴィンテージ人気も相まってシングルロックは高評価を受けています。

1999年ごろ、他ロレックスのコレクション同様、夜光塗料がトリチウムからルミノバに変更されたため、文字盤の6時位置の表記も3種類存在します。

①1998年頃まで使われていた自発光のトリチウムモデル
SWISS-T<25

②1998年~1999年頃、夜光がトリチウムからルミノバへ移行した際に生まれた。

①と②の間に見られる
SWISS

③2000年以降に製造されたGMTマスターⅡ
SWISS MADE

その後は、現行モデルに至るまでこの表記に統一されています。

2003年ごろ、ケース横のバネ棒の穴が無くなり、風防の6時位置に王冠の透かしマークが入りました。

そして、GMTマスターⅡの第二世代を話す上で、このトピックは忘れてはなりません。

生産が終了したGMTマスターのベゼルカラーである、赤青ベゼルと黒ベゼルがラインナップに追加され、2000年ごろにベゼルカラーが3タイプとなったことです。

レアポイントなどは、比較的少ないですが「スティック文字盤」は注目のポイントです。

GMTマスターⅡのⅡが、上下の横棒が存在しない個体があります。

2005年~2007年製のD、Z、M品番に多く見られるので、レアモデルをお探しの方はぜひこの3品番をチェックしてみてください。

 

【2007年~2019年/2013年~2019年 GMTマスターⅡ Ref.116710LN/Ref.116710BLNR】

ROLEX ロレックス GMTマスター II 116710LN スティックダイヤル

第三世代として登場したGMTマスターⅡ Ref.116710LNとRef116710BLNRはすでに見慣れたデザインではないでしょうか。

先代であるRef.16710は、ツインロックリューズでしたがRef.116710LNからトリプロックリューズに変更されました。

その証として、リューズの先端には3つのドットが施されています。

搭載ムーブメントは、ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ採用のCal.3186を搭載しています。

従来のCal.3185から耐衝撃性は約10倍アップしました。

そして、このモデルの最大の特徴は2色のセラミックベゼルです。

1つの部品から製造されており、焼却前に金属塩を含む溶液をインサートのブラック部分に手作業で塗ります。

加熱されると、塩がブルーの顔料と反応し、鮮やかなブラック色味が生まれる仕組みです。

2014年には116719BLROが登場しました。

セラミックでは、赤の発色が大変難しくロレックスの技術の高さがうかがえます。

発売当初はブラック文字盤で2014年から2018年まで発売されていました。

2018年から2019年の1年間はブルー文字盤が発売されていました。

その後、ホワイトゴールド素材はRef.126719BLROへと引き継がれ、こちらはブルー文字盤のまま継続販売されました。

 

【2018年~GMTマスターⅡ Ref.126710】

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126710BLRO

ついにステンレスモデルでペプシベゼルが復活しました。

この瞬間を待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。

2018年発売当初は中央の3ラインがポリッシュ、外側の2ラインがサテン仕上げのジュビリーブレスレットが装着されていました。

そしてもうひとつ注目したいポイントは、搭載しているムーブメントです。

このモデルのために新開発されたCal.3285は、2015年にデイデイト用として誕生したCal.3255がベースとなっており、±2秒以内というCOSC認定の2倍以上の精度をケーシング後に達成した高精度クロノメーターです。

最先端技術をふんだんに取り込んだムーブメントは、パワーリザーブを70時間に延長させることに成功しました。

同年、エバーローズゴールドのコンビモデルを発表しています。

GMTマスターⅡへのエバーローズゴールドの採用と、茶黒のセラミックベゼルは初の試みです。

第3世代時に、赤青、青黒、黒の3タイプのベゼルは揃いましたが茶黒は第2世代以降見ていませんでした。

また、ステンレスモデルにはジュビリーブレスレットが備わっており、エバーローズゴールドのモデルがあえてオイスターブレスレットを採用したことは興味深いです。

そして、2021年。

Ref.126710BLNRとRef.126710BLROにオイスターブレスレットが追加されました。

スペックなどは変わらず、ブレスレットが追加になりました。

バットマンことRef.126710BLNRはオイスターブレスレットが良いという方の声も多く、そんな方たちの願いが叶った瞬間でした。

その後は、2022年にはRef.126720VTNRが誕生。

スペックなどの変化はありませんが、レフティ仕様となり、左リューズの珍しいデザインです。

ベゼルのカラーは、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンとブラックのツートンカラーが特徴です。

2023年には、イエローゴールドのコンビモデルRef.126713GRNRが誕生しました。

こちらもスペックの変化はなく、イエローゴールドのコンビモデル、ベゼルのカラーがブラックとグレーのツートンカラーが特徴です。

そして、今年の新作は前年のRef.126713GRNRをステンレスモデルにしたRef.126710GRNRが誕生しました。

第三世代のRef.116710LNを彷彿させるデザインが特徴的で、ペプシやバットマンでは派手と感じる人におすすめしたい1本です。

こちらについては、過去のブログで詳しくお話をしておりますので、そちらをご覧ください。

▼https://blog.gmt-j.com/20240411-2/

 

いかがでしたでしょうか。

GMTマスターは、トラベラーや海外で仕事をする人だけでなく、そのデザイン性から多くの人に愛されているコレクションです。

現行品はもちろんですが、ヴィンテージモデルにしかだせない味や雰囲気があります。

せひ、この機会にお気に入りの世代を探してみてください。

▼本日ご紹介した腕時計

ROLEX ロレックス GMTマスター II 16710 スティックダイヤル

ROLEX ロレックス GMTマスター II 116710LN スティックダイヤル

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126710BLRO

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

ロレックス GMTマスターの歴史について【前編】

2024年05月19日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

ROLEXが展開するGMT機構を搭載したGMTマスターⅡは、2024年に新たにブラック×グレーベゼルを備えた126710GRNRがコレクションに追加されました。

本日は、GMTマスターⅡの魅力やこのコレクションを語る上では外せない歴史を二日間前編と後編に分けてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください。

 

【GMTマスターⅡ誕生の歴史】

GMTマスターが登場した1950年ごろ、ロレックスはサブマリーナやエクスプローラーが好評で、「実用性に優れた時計」を製造することに熱を入れていました。

陸のエクスプローラー、海のサブマリーナに続く『空』のコレクションとして誕生しました。

現行モデルであるGMTマスターⅡは、1982年から販売が続いています。

Ⅱということは、お察しの通りⅠが存在し、GMTマスターⅠは1955年~1999年まで販売されていました。

GMTマスターが登場した1950年代は、旅客機による大陸間旅行が発展した時代です。

ROLEXのGMTマスターは、アメリカン航空の国際線パイロットのために作られました。

24時間表示の副時針を追加したムーブメントと、赤と青で昼夜を示す回転式ベゼルを組み合わせることで、2か所の時刻を同時に表示させることができます。

このGMTマスターの後継となるGMTマスターⅡは、単独で運針可能な時針を得たことで、シンプルな操作により、最大3地点の時刻を同時に把握できるようになりました。

現在では、国際線のパイロットだけでなく、世界で活躍しているビジネスマンやトラベラーの間でも活用されています。

パイロット用ということは、防水性能はほとんどないのではないかと不安になるかと思いますが、そんなことはありません。

現行モデルであれば100m防水のため、日常生活レベルの水分では故障の心配なくご愛用いただけます。

歴代モデルたちをご紹介する前に、ここまでブログを読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが、GMTマスターとGMTマスターⅡは販売時期が被っています。

一体2つのモデルはどう違うのか、初めにご紹介していきます。

GMT機構を搭載している時計には、大きく分けて2つのタイプがあります。

※前提として、時刻を示す針が2つある。(通常の時針とGMT針)

➀時針調整式
2つある時針のうち、1つをずらして第2時間帯をつくる。

②回転式ベゼル調整式
2つある時針が常に連動しており、回転ベゼルで時刻を示す目盛をずらして第2時間帯をつくる。

上記操作方法につきましては、割愛させていただきます。

では、ⅠとⅡでの違いは一体何なのか。

という点ですが、最大の違いは「GMT機能の操作方法」にあります。

〈Ⅰの第2時間帯の合わせ方〉
1、一般的な時計と同じく、リューズで時間を合わせます。
2、回転ベゼルを時差分回転させます

=GMTマスターⅠは、回転ベゼル調整式ということになります。

〈Ⅱの第二時間帯の合わせ方〉
1、通常の時針とGMT針が同じ時刻になるように、リューズで時間を合わせます
2、リューズを一段階引いて、通常の時針を時差分回転させる
もしくは、回転ベゼルを時差分回転させます

=時針調整式、回転ベゼル調整式のどちらにも対応をしています。

そして、GMTマスターⅡは第3時間帯にも対応できることが特徴です。

第3時間帯表示の方法についても、割愛をさせていただきます。

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GMTの誕生は1955年のことですが、実際にファーストモデルが誕生したのは1957年になります。

【1954-1959年 GMTマスター Ref.6542】

初代GMTマスターであるRef.6542は、38mmのステンレスケースに赤青ベゼルを配したデザインです。

耐久性が劣っており、割れやすいベイクライト仕様であったため、2年後にはアルミベゼルに仕様が変更されました。

ベイクライトとは、世界初の人工合成樹脂の商標で、世界最古のプラスチック素材です。

耐熱性や絶縁性に優れていますが、水や紫外線には弱いという特徴があります。

そのため、状態が良いまま現存するベイクライトベゼルにはほとんど無いかもしれません。

しかし、樹脂ならではの艶や、経年劣化による色の深み、そして風合いがあります。

アルミ製のベゼルも脱色による味わいが出てきます。

Ref.6542はリューズを物理的なダメージから守るリューズガードが備わっていません。

これもファーストモデルにしか見られない特徴で、このあとご紹介するRef.1675以降のGMTマスターは全てリューズガードが採用されています。

リューズガードがないため、クラシカルな印象に見えます。

リューズには、ステンレス製を意味するバーと、クラウンマークが刻まれています。

文字盤にははサークルミラー文字盤が採用されています。

ミラー文字盤は、1967年くらいまでに作られていた、表面に光沢がある文字盤のことです。

同年代のエクスプローラーやサブマリーナでも採用されていました。

ミラー文字盤は、経年劣化の中でヒビが入りやすいのが特徴ですが、状態の良いものは高値で取引が行われます。

6時位置に配されているロゴや英字は、通常白字でプリントされていますが、ミラー文字盤はゴールドカラーになっています。

より高級感を感じるデザインです。

そして、ミニッツサークルにも注目をしてください。

文字盤にプリントされた、ミニッツ表示の外側にサークルラインが入っています。

このサークルのラインが入った文字盤をサークルミラー文字盤と呼びます。

1960年代以降は、サークルラインの無いデザインに変更されました。

Ref.6542は製造年数が短く、パイロット向けに供給されていたため、市場への流通量は少なく、希少性の高いアイテムです。

そしてRef.6542で、注目していただきたいポイントがもうひとつあります。

Ref.6542から第二世代Ref.1675の初期生産分まで採用されていた24時間針は、現行モデルと比べると先端の三角が小さくなっています。

これは、通称「ミニ針」と呼ばれる仕様です。

搭載されているキャリバーについてですが、誕生初期はCal.1036で、のちに改良版のCal.1065もしくはCal.1066へと変更されました。

Cal.1036は、Cal.1030にデイトジャスト機構とGMT用の24時間針を追加したムーブメントになります。

この頃のデザインから既に、見慣れたGMTマスターのデザインが確立されています。

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【1959~1980年 GMTマスター Ref.1675】

第二世代のGMTマスターとして誕生したRef.1675は、ケースサイズが40ミリにアップしました。

また、ブレスレットはオイスターブレスレットとジュビリーブレスレットの2種類がラインナップに追加されました。

約20年間に渡り製造されたロングセラーモデルのため、年式によって仕様が異なるのが特徴です。

先述したミニ針は、Ref.1675の20年間の歴史の中の初期に見られ、Ref.1675の中でも人気のサークルミラー文字盤に見られる仕様です。

前モデルのRef.6542と大きく違う点は、搭載しているムーブメントが1500番台となったこと。

リューズガードが備わったことです。

Ref.1675だけで1本のブログを作成できるほど、マイナーチェンジを多数経験している腕時計です。

Ref.1675の仕様の話だけで何時間も語ることができるかと思います。

全てご紹介したいのですが、ブログが終わらなくなってしまうので、今回は勝手ながら割愛をさせていただきます。
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【1981年~1988年 GMTマスター Ref.16750】

第三世代として誕生したGMTマスターRef.16750は、見た目はさほどRef.1675とは差はありませんが、防水性能が50mから100mにアップしました。

またムーブメントが変更され、Cal.3075になりました。

今や定番となっているビート数の28,000振動を初めて取り入れ、高い精度を実現しました。

そして、午前0時に瞬時に日付が切り替わる「デイトジャスト機能」とこれも今は定番となった「クイックチェンジ機能」が搭載されました。

防水性能のアップ、高い精度、容易にカレンダー調整ができる点から前モデルと比べ使い勝手がよく、デイリーユースの時計として高い評価を得ました。

Ref.16750もマイナーチェンジをいくつか行っていますが、大きなポイントはインデックスの「フチあり、フチなし」になります。

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【1989年~1999年 GMTマスター Ref.16700】

第四世代として誕生したGMTマスターRef.16700は、GMTマスターⅠの最終モデルです。

Ref.16750と大きく違う点は、風防がプラスチックからサファイアクリスタルガラスに変更されました。

搭載されているキャリバーは、Cal.3175。

設計などはCal.3075をベースに、ツインブリッジ式のテンプ受けを装備したことで、ショック耐性が高まり、より安定した高い精度を維持するメカニズムが完成しました。

夜光塗料も変更されており、トリチウムからルミノバへと変更されました。

バックルはシングルバックルからダブルロックに変更するなど、より良いものへと改良を怠りませんでした。

そして、第四世代は唯一ステンレススチールモデルのみとなっています。

それは、次回ご紹介するGMTマスターⅡの登場によりコンビモデルなどはそちらにシフトされたからです。

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いかがでしたでしょうか。

今回は、1950年代から始まる初代GMTマスターを筆頭に4世代を紹介いたしました。

気になる腕時計はありましたでしょうか。

明日のブログでは、GMTマスターⅡご紹介させていただきます。

ぜひご覧ください。

▼本日ご紹介した腕時計

ROLEX ロレックス GMTマスター I 16700

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

長く愛用したい時計 【ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582】

2024年05月18日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今回は、クラシカルな雰囲気が魅力のこちらの腕時計をご紹介いたします。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

本作は1955年に発表された、ヴァシュロン・コンスタンタン初の防水性を備えたクロノグラフ「Ref.6087」を、現代的に復刻しております。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

特徴は、独特なラグのフォルムにあります。

当時の「Ref.6087」にも取り付けられていた、伝説的な「牛の角」を思わせるラグのフォルム。

何ともユニークで、どこか上品さも感じさせる形をしています。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

文字盤はスマートな印象のシルバー。

青いクロノグラフ針が全体を引き締めます。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

シースルーバックからは、レマニア製のCal.2310をルーツに持つジュネーブ・シール認定された「Cal.1142」の美しさを堪能することが出来ます。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

本革のカーフレザーストラップは、1928年創業のミラノのメゾン「セラピアン」が、ヴァシュロン・コンスタンタンのために特別に製作したものです。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

本革の変化を楽しむことで、時計とともに長くご愛用していただける1本となっております。

ぜひこの機会にご検討ください。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

▼本日ご紹介した商品はこちら

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 5000H/000A-B582

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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