一目でブルガリを感じることの出来る至極の一本、「オクト ジェラルド・ジェンタ ソロテンポ BGOP38WGLD 102119」

2022年10月10日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
残暑もようやく過ぎ去り過ごしやすい日が続くようになりました。
夏の間使用をためらっていたレザーベルト製の腕時計も
出番が増えたのではないでしょうか。

本日はそんなレザーベルトの腕時計からこちらをご紹介します。

ブルガリ オクト ジェラルド・ジェンタ ソロテンポ BGOP38WGLD 102119

ブルガリと言えば高級ジュエラーの印象が強いですが、腕時計に
おいてはそのデザイン性を存分に生かしたモデルが印象的です。
今回ご紹介するこちらの時計も例に漏れず、特に時計界では
有名なジェラルド・ジェンタ氏が手掛けたものに
ルーツを持ちます。

ジェラルド・ジェンタ氏の代表作であるロイヤルオークを彷彿とさせる
八角形とラウンドケースを組み合わせたようなデザインはニューロイヤルオークとの
ニックネームもあり、110面にもカットされたケースは光に当たった際の輝きと
陰影により高級感をより一層感じさせてくれます。

ケース径38mm、ケース厚10.5mmのサイズ感は
とても使いやすいものであり、100m防水も日常使用において不足なく使用できるものとなっています。

ムーブメントは自社製のBVL191ソロテンポ。パワーリザーブ約42時間は近年の
主流からするとやや心許ないように感じるかもしれませんが、日常使用に於いては必要十分と言えます。
シースルーバックを採用した裏面もブルガリらしい芸術性を感じる仕上がりです。

ピンクゴールドを用いたケースとシンプルにまとめ上げられたシルバーダイヤル、
そこに組み合わされるのはDバックルタイプのブラウンのアリゲーターベルト。
紳士の気品溢れる組み合わせでは無いでしょうか。

腕時計好きなら誰もが憧れるジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、
一目でブルガリを感じることの出来る至極の一本。
優雅な秋のひとときのお供として是非ご検討下さい。

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「天才時計師と謳われたブレゲ」が生み出した【ブレゲ トラディション オートマティック 7097BB/G1/9WU】

2022年10月09日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。

本日は「ブレゲ トラディション オートマティック 40mm 7097BB/G1/9WU」をご紹介します。

ブレゲ トラディション オートマティック 40mm 7097BB/G1/9WU

Breguet」は1775年に創設者のアブラアン-ルイ・ブレゲが創業した「世界五大腕時計」に数えられる、老舗時計メーカーです。
現代の腕時計になくてはならい、耐衝撃吸収機構や自動巻き機構などを懐中時計の時代に発明し、多くの複雑機構を開発・改良したと言われています。
革新的な技術やデザインで、「時計の歴史を200年早めた」とも云われるアブラアン-ルイ・ブレゲが作る時計は、ヨーロッパ中で賞賛を浴び、フランス王妃マリー・アントワネットほか、多くのエリート層にも愛用される時計となりました。

創業247年を超える老舗高級時計メーカーですが、1999年からスウォッチ グループ傘下となり、新たな魅力が溢れ、創業者の時計製造や美的デザインに対する探究心は途切れることなく継承されています。

本日ご紹介の「トラディション」はムーブメントの調速機構を地板の上に配し、表から見えるようにした「トラディション」コレクションとして2005年に発表されました。
「トラディション」はブレゲの懐中時計「スースクリプション」ウォッチからインスピレーションを得て開発されましたモデルとなります。
ブランドのアイコンとして独創的なデザインが注目を集め、トラディションシリーズ初の自動巻き機構をもつモデルとして2015年に「トラディション オートマティック 40mm 7097BB/G1/9WU」が発表されました。

ダイヤルは手彫りギヨシェ模様、ブレゲ針を使用した文字盤を12時位置に配したオフセンターダイヤルを採用しています。
また、レトログレイド式スモールセコンドを9時位置から11時位置に配置し、0から60、60から0へと瞬時に戻る秒針はいつまでも見ていたくなるような特徴的な動きをしています。
表からムーブメントが見えるようにした文字盤は機械感を楽しめる、ブレゲらしいデザインになっています。

キャリバーは505 SR1自動巻きを採用し、パワーリザーブは50時間、防水性能は30m防水。
「磁気の影響に強い」というメリットや、「変形へ強い」ことにより耐久性も期待できる、シリコン製ひげゼンマイを採用した最新技術も取り入れています。

シースルーバックからは初期ブレゲのムーブメントから着想を得た、イカリをモチーフしたローターを見ることができます。
内部機構がむき出しになったケースデザインから見えるムーブメントは、時計ファンでなくともその技術を余すことなく堪能することができるデザインとなっています。

伝統的なデザインと最新の技術を盛り込んだ1本を是非、お手元にいかがでしょうか。

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開催中の「LEATHER WATCH SALE」から「ブルガリ オクト フィニッシモ スケルトン サンドブラスト SAP102941」をご紹介

2022年10月08日

皆様こんにちは。
いつもGMTブログをご覧いただきありがとうございます。

気づけば季節は秋に移り変わり、早いもので2022年も残すところ3ヶ月となりました。
10月に入ってから肌寒い日も増えてきて、より秋を感じるようになった気がします。

季節が変わると街ゆく人の装いもガラッと替わり、秋服に合わせて小物なども合わせて新調したくなります。
現在GMTではこれからの季節にぴったりなレザーベルトモデルを対象とした【LEATHER WATCH SALE】を開催中です。
定番モデルから特別なモデルまで幅広くラインナップしておりますのでこの機会にぜひご覧下さいませ。

今回はそんなセールの中から特別感を演出する1本をご紹介いたします。

BVLGARI ブルガリ オクト フィニッシモ スケルトン サンドブラスト SAP102941

誰もが一度は耳にしたことがある超一流ブランド「BVLGARI」。

アクセサリーや香水、ファッションなど幅広く展開している同ブランドですが、時計メゾンとしても高い評価を受けています。

そんなブルガリを代表するモデルの一つが「オクト」です。

天才時計デザイナーの名前を冠した「ジェラルド・ジェンタ」によって生み出されたコレクション「オクト」。

時計好きなら知らない人はいないオーデマピゲの「ロイヤルオーク」やパテックフィリップ「ノーチラス」と同じ多角形デザインである八角形(オクタゴン)で作られていることからその名が付けられました。

直線的な八角形(オクタゴン)ケースと円形のダイヤルを組み合わせた力強いデザインは不朽の名作です。

そんな「オクト」の中でも特別感を感じさせるモデルが今回ご紹介するこちらです。

一目見てわかるように、このモデルの1番の魅力はスケルトンダイヤルです。
シースルーバックのモデルはよく目にしますが、こちらは表から裏まで見えるスケルトンのモデルです。

ブルガリ自社製薄型ムーブメント「BVL 128SK」を採用し、ダイヤルの表と裏それぞれからムーブメントの繊細な動きを堪能出来ます。

時計の心臓部であるムーブメントを眺めることができる、時計好きにはたまらない一本なのではないでしょうか。

スケルトンダイアルを採用しながらも、驚くべき点はその薄さにあります。
このムーブメントは僅か2.35mmの薄さのため、ケースを含めた厚さでも5.37mmとかなりの薄さになっています。

また、ケース素材にはチタンを採用しているため非常に軽量で、腕元にしっかりと馴染みコートやジャケットなどを着用する際も邪魔になりません。

パワーリザーブは約65時間と長く、ブルガリの時計メゾンとしての技術力の高さが分かる一本です。

深いブルーのインデックスと合わせてデザインされたネイビーカラーのレザーは、落ち着きのある印象を与えます。
スケルトンダイアルながらも、派手過ぎずに腕元を彩るモデルです。

サイズは40mmとなっており、男性の腕元にしっかりと収まるサイズ感となっております。

「オクト」としてのスタイリッシュでスマートなデザインを活かしつつ、
スケルトンダイアルを取り入れたことで周りと差を付けられる特別な一本です。

いかがでしたでしょうか。

ブルガリのデザイン性や技術力をつぎ込んで作られた個性的な一本をご紹介いたしました。
この秋、今までお持ちになった時計とはまた違ったモデルを手に入れてみませんか。

現在開催中の【LEATHER WATCH SALE】は10/1(日)までの期間限定開催となっております。
お得なこの機会に是非ご検討くださいませ。

最後までお読みいただきありがとございました。

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海を越えて活躍する時計 世界三大ラグスポ オーヴァーシーズ 4500V/000R-B127 シルバー

2022年10月07日

本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

夏も終わり、段々と肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目ですので、体調管理には十分お気を付けくださいませ。

今回ご紹介する時計は、スイスの名門時計メーカー「ヴァシュロンコンスタンタン(Vacheron Constantin)」の代表モデルである「オーヴァーシーズ 4500V/000R-B127 シルバー」です。

2016年に第三世代としてリリースされたラグジュアリースポーツモデル「オーヴァーシーズ 4500V」

高い防水性と耐磁性をもち、世界三大ラグスポ(ラグジュアリースポーツ)と呼ばれるパテックフィリップの「ノーチラス」やオーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」よりも実用的な高性能腕時計として人気を誇ります。

ケースサイズは41mmで前モデルのRef.47040、よりも1mm小さくなりましたが、大型化されたベゼルにより、すっきりとしていながらインパクトのあるデザインとなっています。

ムーブメントは、2個の香箱によって調速脱進機に安定したトルクを供給させることで、約60時間のパワーリザーブを可能とした「Cal.5100」を搭載しています。

100%自社生産のムーブメントでジュネーブシールを取得しており、トランスパレントバックからは旅の時計というコンセプトらしく方位図をモチーフとした22Kのローターが回転する様を楽しめます。

シースルーバックからジュネーブシールを取得した美しいムーブメントを鑑賞可能です。

パワーリザーブは60時間と休みの日に時計を着けていなくても、出勤の日にはまだ動いており、十分すぎる性能です。
文字盤のシルバーとケースのピンクゴールドは、相性のいい組み合わせであり、上品な印象を与えます。

3時位置にはシンプルな窓があり、日付を表示しています。

インデックスと針には、日中に光を蓄え、暗闇で光る蛍光塗料のスーパールミノヴァを使用しています。

現行のオーヴァーシーズには最大の特色の一つが「インターチェンジャブル・システム」です。

これは、ストラップ交換を容易に行うことが出来るシステムです。
付属品には、純正のラバーベルトもついており、当日の気分で簡単にベルトを交換できます。

今までは自分でやってしまうとケース本体を傷つけてしまうため、時計屋さんに持っていっていた面倒くさいこともこのシステムがあれば、簡単にベルト交換ができます。
季節の装いに合わせてラバーやレザーのストラップをお楽しみいただけますね。

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介させていただいた時計は、当社ウェブサイトにて10月16日まで開催中の「leather watch sale」の対象商品であり、大変お買い求めやすくなっています。

この機会に是非ご利用ください。

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ロレックスを下取りでさらにお得!10%UPキャンペーン

2022年10月06日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

今回は、ロレックスの腕時計をお持ちの方が大変お得になるキャンペーンのご紹介をいたします。
ぜひ最後までご覧ください。

買い替えをご検討中の方に朗報です!
ロレックスを下取りして腕時計を購入いただくと、通常の5%UPに加えてさらに5%UP、合計で10%分のお見積もり額を付与いたします。

開催期間:~2022年10月16日(日) 23:59

条件:期間中にロレックスを下取りして腕時計をご購入いただいた方全員

※下取り金額が購入金額を上回る場合は、購入金額の10%分をプラスいたします。
※ロレックス以外の腕時計と一緒に下取りをお申込みいただいた場合、10%UP対象外となります。
※メーカー保証書がない場合 / メーカー保証書に不備がある場合は、内部確認のためお時計をお預かり(約1~2週間)させていただき、お見積りのご案内は後日になります。お時間をいただきますが、何卒ご了承頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

WEBで簡単!下取り交換の方法をご紹介します。

▼スマートフォンでお申し込みいただく場合

①購入する腕時計をカートに入れる

腕時計を探す

②カート内の「交換買取り品を選ぶ」ボタンをクリック

③売却する腕時計を選ぶ

検索窓に型番やモデル名を入力して検索してください。

該当するモデルが見つかったら、「ワンプライス確認」ボタンを押してください。

④カートに「カート内の商品」と「交換買取品」の両方が表示されていることを確認
「下取交換を利用してレジに進む」ボタンをクリック

⑤必要項目を入力する
お申込み内容をよくご確認いただき、「仮注文を確定する」ボタンをクリック

▼PCでお申し込みいただく場合

①購入する腕時計をカートに入れる

腕時計を探す

②カート内の「交換買取り品を選ぶ」ボタンをクリック

③売却する腕時計を選ぶ

検索窓に型番やモデル名を入力して検索してください。


該当するモデルが見つかったら、右にある「ワンプライス確認」のボタンを押してください。

④カートに「カート内の商品」と「交換買取品」の両方が表示されていることを確認
→「下取交換を利用してレジに進む」ボタンをクリック

⑤必要項目を入力する
お申込み内容をよくご確認いただき、「仮注文を確定する」ボタンをクリック

いかがでしたか?
期間限定の特別なキャンペーンですので、ぜひこの機会にご検討ください。

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう。

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天才時計技師の技術が詰まった一本

2022年10月05日

皆様こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

10月に入り過ごしやすい日々が続いております。
個人的に秋は服装もお洒落を一番楽しめる時期だと感じており、時計も一緒にお洒落に組み合わせるのも良いのではないでしょうか。

さて、時計専門店GMTでは10/1より「レザーウォッチセール」を開催しております。
特別価格になっている今こそ大人の贅沢としていかがでしょうか。

今回紹介させていただくのはそんなレザーウォッチセールよりこちら。
フランク・ミュラー マスターバンカー ラウンド 7000MB

フランク・ミュラーは1992年に時計技師であるフランク・ミュラー氏とジュエラーのヴァルタン・シルマケス氏によって設立されました。
複雑機構を搭載したモデルを数多く手がけ、尚且つ一目でフランク・ミュラーだと分かる芸術的なデザインにより多くのファンを持つブランドです。
トノー型ケースが多い中、こちらのモデルはフランク・ミュラーでは珍しいラウンド型のケースを採用しています。

こちらのモデルの最大の特徴は、一つのリューズ操作で同時に3つの時間帯を設定することができます。
「世界中の金融市場の時刻が瞬時にわかる時計を作って欲しい」という依頼を受けて、
フランク・ミュラー氏が製作したのが誕生のきっかけ。
さらに他のGMT機能を備えたモデルと比べ分単位まで時刻を知ることができ一分一秒を争う銀行マンにとっておきの機能です。

さらに日付表示も搭載することでより実用的なモデルながら、それぞれがバランスよく配置されており、視認性に優れスッキリとまとまっています。
素材にはステンレススチールを使用しブラックのダイヤルと合わせ落ち着いた印象を与えます。

革ベルトも当店の新品オリジナルベルトに付け替えてあることもあり気持ちよくご着用いただけます。
ケースサイズは39mmと丁度良い大きさでジャケットスタイルにもマッチし大人の雰囲気を演出してくれます。

フランク・ミュラーらしい技術力と個性的なデザインが宿ったお勧めのモデル。
セール価格の今、ぜひ手に取っていただきたい一本です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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アニュアルカレンダー PATEK PHILIPPE 5905P-001

2022年10月04日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日はパテックフィリップの人気モデル「5905P-001」をご紹介致します。

本モデルは入れ替わりで生産終了となった「Ref.5960」の後継機ともいえるモデルです。

パワーリザーブ表示が廃止され、6時位置にあった同軸積算計の12時間計がなくなった事で、よりスッキリとした印象ですが、機能は同じため文字盤はそっくりです。
デザイン上の最大の違いは、クロノグラフのプッシュボタンが丸形から角形になっていることです。
クロノグラフはこのプッシュボタンのデザインで印象が大きく変わりますが、皆様はどちらがお好みでしょうか?
角形になったことで力強さとエレガントさが増しているように見えることから、高級感という点ではRef.5905に軍配が上がるのではないでしょうか。

またRef.5905のオリジナルとされるのは、2010年に発表されたRef.5205です。

Ref.5205がアニュアルカレンダーとムーンフェイズの搭載であるのに対し、Ref.5905ではムーンフェイズを廃してクロノグラフ機能が備わったモデルとなります。

プラチナのケースはパテックフィリップの自社工房にて冷間鍛造によって生成されています。
冷間鍛造とは、金属に圧力を加え熱は加えずに加工を行う事で、大変高度な技術を要します。
その分仕上がりの質感が高く、特に鏡面仕上げを施すとその美しさは特筆に値します。
どの角度から見ても、美しい曲線を描くケースやプッシュボタンのカーブはすべて手作業、長年培われた熟練の職人の手によって仕上げられています。

文字盤には繊細なサンバースト仕上げが施され、美しいブルーの色を重ねることによって生まれるブルーソレイユが非常に艶やかに見えます。

そしてプラチナモデルにのみ6時位置に配されたダイヤモンドは、腕に着けることが叶うオーナーだけに見える密かな楽しみで、所有満足度を高めてくれます。
パテックフィリップでは、今も昔も厳選したこだわりのダイヤモンドしか採用していないそうです。

トランスパレントバックから覗くのは、仕上げの美しさが光るアニュアルカレンダー機構搭載のフライバック・クロノグラフ「Cal.CH 28-520 QA 24H」です。
このムーブメントは402個もの部品から構成され、約55時間駆動します。複雑な機構をもちますが使い勝手に優れているのがパテックフィリップらしい点です。

今回ご紹介した個体は、この先も入荷が少なく入手困難なモデルであると思いますので、お探しの方は是非ともこの機会をお見逃しなく。

こちらの時計もジャックス「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。

是非この機会をご利用くださいませ。

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カルティエの情熱が込められた逸品【カルティエ トーチュ XL パワーリザーブ 8デイズ W1545951 CPCP】

2022年10月03日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

穏やかで涼しい気候が続き、秋めいてきた今日この頃。
そろそろ革ベルト仕様の時計が恋しくなる季節がやってまいりました。

そこで本日はレアモデル【カルティエ トーチュ XL パワーリザーブ 8デイズ W1545951 CPCP】をご紹介いたします。

CARTIER カルティエ トーチュ XL パワーリザーブ 8デイズ W1545951 CPCP

「女性が憧れる宝飾ブランド」といった印象が強いカルティエですが、ガッチリと重厚感のあるモデルから手首の細い男性にもマッチする繊細な造りのものまで、メンズ腕時計においても幅広いラインナップを揃えていおり、腕時計ブランドとしての人気も確立しているあまりに有名なブランドです。

今回ご紹介する「Ref.W1545951」は、1998年から2008年までの間、カルティエが最高級ラインとして本格展開した「CPCP」コレクションに属します。

「CPCP」とは「Collection Privee Cartier Paris」の略で、「カルティエ パリ店のプライベートコレクション」という意味を持ちます。

プライベートコレクションと謳うだけあり、「CPCP」コレクションはデザイン・素材・ムーブメントなど、細部にカルティエのこだわりが凝らされています。
また、生産が終了していることも相まって、なかなか出会うことのできない、高いステータス性を有することが特徴です。

「CPCP」コレクションモデルには大きく分けて4つの特徴がございます。

1.ギョーシェ彫りが施されたダイヤルと「Paris」ロゴ
2.「タンク」「サントス」「トノー」「パシャ」など、過去の名作モデルを踏襲したケースデザイン
3.ゴールドやプラチナなどの高級素材を使用したケース
4.上質な手巻きムーブメントの搭載

当モデルはブルースチールのブレゲ針・「8 JOURS(8日間)」パワーリザーブインジケーター・日付表示・スモールセコンドが美しく配置され、上品でクラシカルな印象です。
また、「CPCP」コレクションの特徴である「Paris」のロゴは、12時位置のCARTIERのロゴ下に記されています。

亀の甲羅に着想を得て1912年に誕生した「トーチュ」の当時のデザインにインスパイアを受けたケースにはホワイトゴールドが使用され、お手元で重厚感のある存在感を放ちます。

ムーブメントには「Cal.9910MC」を搭載。

スワンネック緩急針(緩急針調節装置の一種でテンプの速度を微調整するための装置)を備え、全面にびっしりとカルティエのロゴがエングレービングされています。

シースルーバックから眺めることのできるムーブメントは時間を忘れて魅入ってしまうほど美しいだけでなく、ロングパワーリザーブを有する自社製ムーブメントでもあり、高い実用性を持つのも魅力ではないでしょうか。

今後なかなか出会うことのできないレアモデル。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。

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ダイアルの色味が印象的なモデル【IWC ポルトギーゼ アニュアルカレンダー IW503510】

2022年10月02日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
台風の影響もあり、涼しい日も増えてきた今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。7,8月にご来店された方でやはり暑さから革ベルトのモデルは避けたいと言う意見を多く聞きました。汗ばむシーズンで蒸れたり、劣化が早く来てしまうところを考えると、そのお気持ちとても分かります。涼しくなるこれからのシーズンならば革ベルトのモデルも楽しんでいただけますでしょう。

本日はダイアルの色味が印象的な革ベルトのモデル【IWC インターナショナルウォッチカンパニー ポルトギーゼ アニュアルカレンダー IW503510 グリーン】をご紹介致します。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー ポルトギーゼ アニュアルカレンダー IW503510 グリーン

IWCは1868年以来続く、世界でも屈指の高級時計マニュファクチュールのひとつです。シンプルで使い勝手の良いモデルが多く、機械式時計初心者からコアなファンまで多くの方に愛されるブランドです。

今回ご紹介するモデルは「ポルトギーゼ」シリーズとなります。大型のケースにシンプルなインデックスやリーフ針のデザインが特徴的です。1930年頃にポルトガル商人の依頼で誕生したのが始まりで、現在は代表モデルの一つとなりました。

「Ref.IW503510」もポルトギーゼの特徴である44.2mmと大型なケースにシンプルなアラビア数字インデックスとリーフ針が施されています。
目を引くディープグリーンのダイアルがとても印象的で、美しくも知的でインデックスや針のゴールドカラーともマッチしており、大人な印象を持ちます。

また、こちらのモデルはアニュアル・カレンダー機能とパワーリザーブインジケーターを持ちます。

月、日付、曜日を12時位置にある3つの半円形の窓に表示しています。
「アニュアル(年1回)」という言葉の通り、「3月1日」の1回のみ日付を手動で変更する必要がありますが、通常モデルよりも手間がかからず、大変実用的です。

また、パワーリザーブインジゲーターがあることで、動力を目視で確認することができるのも大変良いポイントとなります。

ムーブメントには自社製の「Cal.52850」を搭載。
パワーリザーブインジゲーターからわかるように7日間(約168時間)と長い時間動き続けるのも素晴らしい機能です。

150本と生産本数も限られており、国内、海外市場共に確認しても出回っている本数も少なく、他の人ともかぶりにくいモデルと言えるでしょう。クラシカルな印象を持つ大変オススメな1本です。

実物を確認したいという方は新宿南口の店頭へご来店ください。
来店が難しい方はインターネットからの注文になるかと存じますが、その場合は一定条件を満たしている商品に限り、返品も承っております。サイズ感やデザインなど、直接確認できず、不安だと感じる方もご安心頂けますと幸いです。尚、返品についての詳細は下記URLをご確認ください。

https://www.gmt-j.com/html/guide/shopping-guide.html#returns

その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さいませ。
皆様のご利用を心よりお待ちしております。

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希少なカム式クロノグラフ【オメガ スピードマスタープロフェッショナル 310.30.42.50.01.002】

2022年10月01日

本日も当店のブログをご覧くださいましてありがとうございます。

腕時計には、現在時刻を知るという基本的な機能以外にも様々な機構のものがありますが、中でも「クロノグラフ」は特に人気の高い仕様です。

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002

クロノグラフという機構に興味のある方であれば、「カム式」と「コラムホイール式」という制御機構を聞いたことがあるかと思います。
「コラムホイール式」は高級品で「カム式」は安価な量産品、という話を見かけたことがある方もいるでしょう。


(ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ Cal.5200)

しかしながら、制御機構に注目してムーブメントを見ていくと、ほとんどの時計がコラムホイール式になっていることに気付きます。
高級時計の入門ブランドとして知られるタグホイヤーの「ホイヤー01」や「ホイヤー02」ですら高級とされるコラムホイール式のため、カム式を採用しているムーブメントを思い付かない方も多いかもしれません。


(カレラ クロノグラフ Cal.ホイヤー02)

それもそのはず、現在カム式を採用しているムーブメントは「ETA7750(セリタSW500)」や、スピードマスタープロフェッショナルの「Cal.3861」くらいです。


(スピードマスタープロフェッショナル Cal.3861)

そもそもカム式がコラムホイール式に劣るとされていたのは、ブレーキレバーを組み込むことができず、衝撃でクロノグラフが動いてしまっていた時代のものです。
現在製造されているカム式クロノグラフはコラムホイール式クロノグラフと遜色ない性能をしており、(コラムホイールの方がやや製造コストがかかる≒高級というのは必ずしも間違いではないにしても)カム式だからという理由で避ける必要はなくなっています。

むしろ現在、汎用品のETA(セリタ)製以外では唯一といってもいいカム式クロノグラフを搭載しているスピードマスタープロフェッショナルは、その独自性においても興味深い1本となっています。

「ムーンウォッチ」というストーリーや、現代では希少な手巻きクロノグラフという点でも魅力的なスピードマスタープロフェッショナルですが、クロノグラフの制御機構の面でも面白みのある腕時計と言えるでしょう。

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味のあるオススメヴィンテージロレックス

2022年09月30日

当ブログをご覧の皆様こんにちは
今回はドレス系のヴィンテージロレックスを紹介したいと思います。

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル デイト 6694 シルバー ブレス

文字盤6時位置に書かれた「PRECISION」は英語で「正確」という意味をもつとおり、正確に時を図るという意味で付けられたと言われています。

デイトジャストのように日付がカチっと切り替わらないのも特徴の1つで現在ではロレックスで製造されていない手巻きムーブメントを載せています。Cal.1225と長く使われた信頼のおける素晴らしいムーブメントになります。

針に若干劣化が見られますが、文字盤の状態も良く、同じ年代のミルガウス1019にも見られるオニキスのようなインデックスも魅力的です。

ブレスレットは60年代後半から70年代前半に用いられた巻きブレスレットで軽量ゆえに着け心地も良いです。

ROLEX ロレックス デイトジャスト 1601/8 シルバー ワイドボーイ

4桁リファレンス最後のデイトジャストで贅沢なイエローゴールドを使用したモデルになります。上記の6694とは異なりモデル名通り12時丁度にデイトジャストするようになっています。

こちらのモデルはインデックスが通常より短いワイドボーイという希少な仕様になっております。

更に革ベルトで上品な印象に仕上がっております。6694と同じくカレンダーをクイックチェンジすることができませんが、逆に4桁リファレンス特有の趣ある仕様になっております。

この機会に是非ご検討ください。

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今年の新作インテグラルが入荷しています!

2022年09月29日

本日は、ウブロより2022年の新作モデルをご紹介いたします。

ウブロ ビッグバン インテグラル タイムオンリー チタニウム 456.NX.0170.NX

2020年に誕生した「ビッグバン インテグラル」より、新しいラインが登場しました。

これまでクロノグラフがマストで付いておりましたが、タイムオンリーという名の通り3針+日付表示のみというシンプルな仕様となっています。


従来のインテグラル(451.NX.1170.NX)


新しいインテグラル(456.NX.0170.NX)

地板が前面に出ており、インダイヤルも取り除かれ、かなり印象が変わりました。

個人的にはこのくらいシンプルな方が好ましいように思います。

また、日付表示は従来の9時位置から6時位置へと移り、スケルトンならではの視認性の問題が払拭されているように感じます。

ケースサイズも新たに40mmとなり、これまでの42mmからサイズダウンし手首周りの太さに関わらずご使用しやすい大きさです。


インテグラルならではの3連ブレスはケースとの一体感が美しく、
エッジの立ったポリッシュとサテンの磨きの組み合わせも、時計本体の格好良さを際立たせます。

厚さがクロノグラフモデルより3~4mmほど薄くなっている点もお勧めのポイントです。

ブレスモデルですがチタンを使用しているので、重さは約122gに留まり非常に軽いです。
なおかつ、金属アレルギー体質の方でも気兼ねなくご使用頂ける素材となり、快適にご使用頂けます。

1本のみの在庫となりますので、是非お早めにご検討下さい!

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EC×YouTubeで専門店ならではのお買い物体験を

2022年09月28日

時計専門店 GMTでは、2022年9月28日(水)からYouTubeで、実際に接客を受けるよりも詳しく商品をご紹介する動画の配信を強化し、24時間自分の好きなタイミングでご検討いただける環境をご用意いたしました。

コンセプトは「専門店のご案内をいつでもYouTubeで」

GMTで培ったノウハウと深い商品知識をECでもご体感いただくため、YouTubeにおいての動画コンテンツを強化してまいります。
専門店ならではの商品紹介をはじめ、今後はお客様にお楽しみいただけるエンターテイメント性の高いコンテンツも配信予定です。

▼今後の配信予定コンテンツはこちら
・腕時計の操作方法
・高額買取を実現するコツ
・広々くつろげる空間。新宿の店舗をご案内 など

▼過去の配信コンテンツはこちら

↓↓時計専門店 GMTのYouTubeチャンネルはこちら

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国産初の珍しいアンティーク時計 CITIZEN トリプルカレンダー 50343015

2022年09月27日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は「CITIZEN トリプルカレンダー 50343015」を紹介します。

1952年に国産初のトリプルカレンダーが付いた腕時計をシチズンが発売しました。
トリプルカレンダーとは月・日付・曜日の3つのカレンダー機構を搭載した時計です。
国産初なので当時としてはとても珍しく、特にポインターデイトの仕様は珍しかったと思われます。

ダイヤルの12時位置に月と曜日、外周に日付が備わっています。
月、曜日が英語表記の物もありますが当店の時計は日本語表記になります。
これだけで日本向けに製造された時計だとひとめで分かります。

外周の1~31の青い数字が日付で、その針先に黒いポインタが付いた真っ直ぐな針があります。
それがポインターデイトです。
写真の日付を見ると4月21日(土)ということになります。
6時位置のスモールセコンドが秒針になります。

日付と曜日の調整はケースの外周にあるプッシュボタンを押し込むことによってトリプルカレンダーの調整ができます。

当店の時計は発売年代から考えても60~70年近くが経過していると思われます。
そのためケースやリューズに痛みが見受けられます。

2021年4月に当社提携工房にてオーバーホールを行なっている時計になります。
ストラップもGMTオリジナルストラップに交換しております。
※ラグに変形があるので12時側のベルトが曲がって付いていますが、装着には問題ありません。

全てがオリジナルということではありませんが、国産の珍しいアンティーク時計をお探しのお客様におすすめできる一本となっています。

今回ご紹介した腕時計はこちら

皆様のご利用を心よりお待ちしております。

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エレガントなカラーウォッチ、パノマティック ルナ

2022年09月26日

当ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

大型の台風が去り、急激に気温が下がる日々が続いております。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お気を付けください。

本日はグラスヒュッテ・オリジナルより、
パノマティック ルナ 1-90-02-13-32-31」をご紹介いたします。

グラスヒュッテは、東部ドイツザクセン州の州都であるドレスデンの近くに位置する、小さな街です。
主産業であった鉱業が衰退していく中、ランゲ&ゾーネの創業者であるアドルフ・ランゲが町おこしとして1845年に創設した時計工房がグラスヒュッテオリジナルです。

第二次世界大戦後にグラスヒュッテ地方の時計メーカーは「グラスヒュッテ時計国営会社(通称GUB)」に統合され、2000年には時計業界最大の製造グループ「スウォッチグループ」に参加。
以降メーカーとしての規模を拡大していきます。

今回ご紹介するパノマティック ルナは2003年にグラスヒュッテオリジナルから登場し、「パノシリーズ」と呼ばれるシリーズに属します。

深みのあるグリーンの文字盤が非常に美しいモデルです。
文字盤中央のダークグリーンからエッジのブラックに向かって、徐々に色が変化するグラデーションになっています。
グラスヒュッテオリジナルはドイツのエルツ山地の自然の美から得たインスピレーションを文字盤に投影することが多く、このモデルは工房を囲むモミの木が再現されています。

2時位置にムーンフェイズ、4時位置には1の位と10の位が分かれているパノラマデイト表示が備えられています。
中心をずらし少しの余白が生まれることで、ラグジュアリーさが引き立つように感じます。

またケースバックルはシースルーになっており、透けて見えるローターの外周には21kの金無垢が使用されています。
ムーブメントは自社製のCal.90-02が使用されており、パワーリザーブは42時間です。

Dバックルなので、簡単に着脱を行えるだけでなくストラップの消耗を軽減してくれます。
ケースサイズも40㎜と程よいサイズ感でどのシーンにも活躍してくれる時計です。

クラシックなデザインかつ落ち着いたグリーンの色味は、着用するだけでエレガントな印象を演出してくれます。
コーディネートが暗くなりがちなこれからの季節、お手元からさりげなくカラーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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希少個体 シードゥエラー4000 Ref.116600 保護シール付き未使用品

2022年09月25日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日は、ロレックスのシードゥエラーより、2014年から2017年まで製造された「シードゥエラー4000 Ref.116600」の「保護シール付き未使用品」をご紹介します。

【海の居住者】という意味を持つ「シードゥエラー」は、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチとして、1967年に誕生しました。
シードゥエラーは、ロレックスの定番ダイバーズモデル「サブマリーナー」の上位機種として、高いスペックを誇っているのが特徴です。

「シードゥエラー4000 Ref.116600」の「4000」とは、「4000フィート=1220メートル防水」であることから来ています。
同時期に販売されていたサブマリーナー「Ref.116610LN」、および現行モデルのサブマリーナー「Ref.126610LN」の防水性能が300メートル防水であることを考えると、驚異的な数値であることがお分かりいただけるかと思います。

今回入荷したこちらの個体について、特筆すべきポイントを2点挙げてご説明します。

①「シードゥエラー4000 Ref.116600」の製造期間が、2014年から2017年までの約3年間と、非常に短命なモデルである点。

1967年に初代「Ref.1655」として誕生したシードゥエラーですが、2008年に「Ref.16600」が製造中止となってからは、シードゥエラーの後継機は発表されていませんでした。

一方で、同年の2008年にシードゥエラーの防水性能を更に向上させた「ディープシー Ref.116660」が登場しました。
モデル名こそ異なりますが、当時は派生モデルとして登場したディープシーがシードゥエラーの後継機という見方がされていました。

しかしながら2014年、突如として「シードゥエラー4000 Ref.116600」が発表されました。

ムーブメントにはCal.3135を搭載し、リューズはねじ込み式3段階ロックである、トリプロックリューズを使用しています。
ケース径は40㎜と先代「Ref.16600」と変わらないものの、ベゼルがアルミからセラミックへ変わったため、艶があって高級感が増しています。
また、細かな違いではありますがラグ、リューズガードが厚くなっています。

こうして待望の復活を果たした「シードゥエラー4000 Ref.116600」ですが、2017年までのわずか3年間の製造期間でその役目を終えることになります。

短命であった理由は諸説ありますが、同時期に販売されていたサブマリーナー「Ref.126610LN」とデザインが似ているためではないかと言われています。

細かい違いとして、
・日付表示の「サイクロップレンズ」が、サブマリーナーには搭載されているが、シードゥエラーには搭載されていない。
・ベゼル外周の目盛りが、サブマリーナーは「15」の位置までしか入っていないが、シードゥエラーは1周分入っている
などの違いはあるものの、大枠では両者は近しいデザインと認識されていたと思います。

また、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチとして高い機能を備えていたシードゥエラーは、サブマリーナーよりも約15グラム重く、ケースの厚さが1.5㎜厚いなど、日常使いとしては好まれにくい部分が多くあったのではないかと思います。

②保護シール付きの未使用品である点。

今となっては転売防止の観点から、ロレックス正規店での購入時にその場で保護シールが剥がされてしますのが常識となっています。

しかしながら、かつては保護シールが剥がされることなくそのままの状態で販売されることも多かったため、保護シールが付いたまま保管されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの個体に関しては、ケースサイド、ブレスレット、バックルに保護シールが残ったままの未使用品で、コレクターの方にもオススメの1本となっています。

いかがでしたでしょうか。
製造期間が短く、流通している個体数が少ないこと。
保護シールが付いた未使用品であること。
希少性や価値が高まる要素を備えたこちらの1本は、まさしく今後が楽しみなモデルといえるのではないでしょうか。

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秋は革!レザーストラップのオメガシーマスター

2022年09月24日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。

9月も後半、急に涼しくなり少し驚いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
気温が涼しくなってくると時計好きが気になってくるのがレザーストラップです。

汗をかく時期には気になって使いづらかったレザーを思いっきり楽しめる時期になってきました。いいものを早めにGETして頂いて、素敵な秋を過ごしていただけたら幸いです。

本日は人気のオメガシーマスターシリーズより2本ご紹介させて頂きます。

最初の1本はこちら。

2021年の新作「シーマスター300 マスターコーアクシャル 41MM」です。

ビンテージ感たっぷりの面持ちに、これ以上似合う組み合わせがあるのか、と唸らせる
ダークブラウンのレザーストラップを装着。
男性的な魅力あふれるワイルドで渋い1本です。

特徴的なのはダイヤルも。手の込んだ3層からなるサンドイッチダイアルを採用し、立体的で深みのある表情が楽しめます。経年変化を演出した夜光のカラーもまたカッコイイです。

裏側からは60時間のロングパワーリザーブを誇る「Cal.8912」を搭載。
見た目はビンテージでも中身はビンビンの最新モデルです。

やはりこのレザーストラップがよく似合います。
きれいめなニットにこの時計の組み合わせで、優しさと男らしさを兼ね備えたスタイルの完成です。
ぜひご検討下さい。

続きまして2本目はこちら

シーマスター アクアテラ マスター コーアクシャル」です。

同じシーマスターでもこちらは回転ベゼルが無い少し都会的なデザイン。
明るめのブラウンのストラップで優雅な雰囲気を演出します。

こちらのレザー、高級感があり質感もとても素晴らしいです。写真で伝わりますでしょうか?

ダイヤルはただのブラックではなく、よく見ると縦にラインが入ったタペストリーダイヤル。クルーザーのウッドデッキを連想させ、雰囲気を盛り上げてくれます。差し色のオレンジもお洒落で素敵です。

内部には「Cal. 8500」を搭載。従来品に比べ15倍の15,000ガウス以上の磁気に耐えうる超高耐磁性能を備えています。スマホやPC、イヤホン等の磁力をもった製品を気にせず使用できるのは本当に便利です。

普段メタルブレスレットばかりの方は、レザーストラップぜひおすすめです。雰囲気がガラッと変わりますし、革の経年変化も面白いです。素敵な1本を手に入れて下さい。

以上2本、オメガシーマスターからレザーストラップのモデルをご紹介させて頂きました。
その他にも魅力的なオメガシーマスターが豊富にございます。ぜひこちらからご覧ください。

それではお読みいただきありがとうございました。
良い時計ライフをお過ごし下さい。

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TUDORを代表するGMTモデル 79830RB

2022年09月23日

GMTブログを御覧の皆様、こんにちは。
秋の気配が漂う季節の変わり目、体調にはご自愛ください。

本日はTUDORを代表するGMTモデル、ブラックベイGMT M79830RBをご紹介します。

TUDORは1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。
ディフュージョンブランドとは普及を目的とし、知名度の向上や販売の拡大の為につくられた「廉価ブランド」のことです。
ブラックベイGMTは2018年のバーゼルワールドで発表されて以来、入手困難モデルとして、「欲しくても手に入らない」と、ファンを悩ませていた見逃せない人気モデルです。

アルミニウム製の回転ベゼルは通称ペプシカラーと呼ばれる配色、時針、秒針、赤いGMT針の先端にはユーモアのあるスノーフレーク(通称イカ針)を採用しています。

リューズトップには、チューダー初代モチーフのイギリス名門 チューダー家のバラの刻印が施されています。
機能性は200m防水、ムーブメントには自社製キャリバー MT5652 を採用しており、パワーリザーブも最大約70時間と長めとなっております。

ブレスレットは1950年代から1960年代のROLEXに多く使用されていたリベットブレスを起用。
ブレスレットのコマとコマを鋲のようなもので繋いだ仕様からそう呼ばれるようになりました。

往年のデザインの踏襲、実用性、良心的なプライスのブラックベイGMT。
是非お手にとり、素敵な腕時計ライフをお楽しみください。

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技術屋の造る時計、マスター・ウルトラスリム・ムーン

2022年09月22日

当ブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日は、知る人ぞ知るブランド「ジャガールクルト」の上品なデザインや高い精度、機能性を誇る店頭スタッフの中でも話題の一本を紹介いたします。

1833年にスイスのジュウ渓谷にて、アントワーヌ・ルクルトによって創立された「JAEGER LECOULTRE」。
小さな小屋を時計工房とし始まった彼の開発は、極めて高い精度を持つタイムピースを次々と時計業界に生み出しました。
創立以来、完全自社製造体制を続け1200個以上もの技術優れたキャリバーを開発したジャガールクルトは、「グランド・メゾン」との異名で世界中で愛されています。

「時計の薄さに宿る技術」

時計業界の中でも指折りのブランド、パテックフィリップやオーデマピゲにムーブメント供給をするほどの高い技術力を誇るジャガールクルト。
本記事では、そんなジャガールクルトの薄型ラウンドケースが特徴の「マスター・ウルトラスリム」を紹介いたします。
マスターコレクションは2008年に発表され、モデルの歴史は約30年ほどですが、現在は文字盤が反転する1931年からのブランドアイコンウォッチ「レベルソ」と肩を並べる人気を誇っています。
厚みの出やすい自動巻きムーブメントを搭載しているのにも関わらず、この約9.3mmの薄型ケースデザインの実現には、老舗時計ブランドの技術力があらわれています。

スーツのような腕周りが細身の服を着用していても時計が袖元で邪魔にならないため、ビジネスシーンで着用したいという方にも大変人気なモデルです。

本記事で紹介するこちらの商品は、「マスター・ウルトラスリム・ムーン」の2021年モデルです。

幅39㎜の華やかなピンクゴールドのケースは、文字盤のシンプルなデザインとの調和により、上品で高級感のある印象を与えます。
文字盤のホワイトカラーはエッグシェルベージュと言われ、卵の殻のような少しピンクがかったカラーとなっています。

また、複雑機構の一つであるムーンフェイズを搭載しているこちらのモデルは、星の動きや月の満ち欠けをじっくりと眺めてお楽しみ頂くことも可能です。
まるで夜空の様なブルーの背景に丁寧に磨き上げられたあたたかいローズゴールドの月や星が美しく輝きます。

ケースのピンクゴールドとエッグシェルベージュのダイアルのコンビネーション、さらにムーンフェイズによって描かれる星々と月の優美さに惹かれ店頭スタッフの間でもよく話題になっています。

また、こちらの2021年モデルはジャガールクルトの新世代キャリバー925AAを搭載し、約70時間のロングパワーリザーブが実現しました。
週末に時計を外していても、月曜朝にまだ動いている実用的な駆動時間です。

サファイアクリスタルガラスのシースルーバックとなっているため、この優れたムーブメントも鑑賞いただけます。

本記事で紹介したこちらのモデル、マスターウルトラスリムはカジュアルな装いはもちろん、シャツやスーツスタイルにも合わせてご愛用いただけます。
ジャガールクルトの時計は当店にて幅広い価格帯のモデルをご案内しておりますので、ご予算やシーンに合わせて時計をお選びいただく際にぜひご利用くださいませ。

店頭では気になるモデルをお見比べいただけます。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

▼今回ご紹介した腕時計はこちら
ジャガールクルト マスターウルトラスリム ムーン Q1362510

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【富裕層のためのROLEX】~ROLEX ヨットマスター 16628NC~

2022年09月21日

当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

猛暑日の続いた夏も終わり、少し肌寒い季節になりましたね。
気温差の激しい時期でもありますので、体調管理には十分お気をつけくださいませ。

今回ご紹介させていただく時計は、ロレックスの中でも高級シリーズにランク付けされる「ロレックス ヨットマスター 16628NC ブラックシェル Y番」です。

ヨットマスターは1992年頃にロレックスの新たなコンセプトとして、『ビーチリゾートを楽しむ富裕層向け』に発表されました。
当時は富裕層向けということもあり、YG無垢モデルのみの生産でした。

また、生産当初からメンズ・ボーイズ・レディースの3ライン展開で、ペアでの着用を想定したスポーツモデルで初めての試みを行ったモデルです。

現在では、コンビモデル(126621など)やラバーモデル(126655など)、デイトナに次ぐクロノグラフ搭載機として大きな注目を集めたヨットマスターⅡが存在しており、

スポーツモデルでありながら、文字盤や素材の種類が豊富なモデルとして人気を集めています。
Ref.16628NCは、2022年9月現在のヨットマスター現行モデルにはない金無垢モデルとなっています。

角度により表情を変えるシェル文字盤は大人の魅力にあふれたデザインとなっており、非常にキレイな文字盤です。

全体を覆うイエローゴールドのケースとブラックシェル文字盤の組み合わせも相性抜群となっています。

リューズ部分はロレックスがダイバーズモデルのために開発した三重構造のパッキンを装備した特別仕様の「トリプルロックリューズ」を採用しており、優れた防水性を示しています。

ベゼルは両回転式になっており、立体的にエンボス加工されているため、スポーツウォッチとしての機能面や、視認性も十分に備えています。

ケース経は40㎜とイエローゴールドの存在感を十分に発揮することのできる大きさです。

暗めの洋服と合わせるとより存在感が発揮されますね。

市場の流通があまり多くないロレックス ヨットマスター 16628NC ブラックシェル Y番はいかがでしたでしょうか。
また、こちらの時計はコマが1つ欠品しておりますので、手首回りをお確かめのうえご購入ください。

今回も当社のブログをご覧いただきありがとうございました。

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