伝統あるパテックフィリップのカラトラバ

2022年11月06日

当ブログをご覧の皆様こんにちは今回は人気の高いパテックフィリップからカラトラバのモデルをご紹介致します。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 3796R-001

Ref.96の後継モデルとして発表された「3796」は1982~2000年まで製造され、カラトラバの中でも人気の高いモデルになります。96とほぼ同じケース径が30.5mmと控えめですが、エレガントです。

ラグは細長く、緩やかに湾曲しているので30.5mmのケースサイズながら存在感も大きくなります。ラグの上部と下部がポリッシュ仕上で、ケースサイドと裏蓋はサテン仕上になり凝った造りをしています。ケースと同色のローズゴールドの 文字盤は柔らかな色調で、アプライドのバトンインデックス、小さなドットのミニッツマーカー、さらにはシャープなドルフィン針がバランス良く配置されます。

文字盤下部のSWISSの両脇にあるシグママークは、文字盤にゴールドが使用されていることを示していますが、コチラのモデルではインデックスと針にゴールドが使われています。

ムーブメントには手巻きキャリバーの215PSが搭載されています。PSとはPetit Seconde、フランス語で小さな針を意味しスモールセコンドの事を意味します。Cal.215PSにはジャイロマックステンプが使われており、直径21.9mm、高さ2.55mmのスリムなムーブメントです。シースルーバッグではないので目にすることはないかもしれませんが、美しく仕上されており、パテックフィリップの誇りを示しています。

人気のあるローズゴールドケースで更にローズゴールド文字盤になります。この機会に是非ご検討くださいませ。

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ロレックスのドレスウォッチライン、チェリーニをご紹介。

2022年11月05日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日はロレックスのドレスウォッチラインであるチェリーニをご紹介いたします。

ロレックスと言えばスポーツモデルを真っ先にイメージされる方が多いかと思いますが、エレガントな印象を持つドレスウォッチ「チェリーニ」も大変有名なモデルです。

チェリーニはルネサンス期(14~16世紀にイタリアから西欧に広がった文化運動を行っていた時期)のイタリア人芸術家、ベンベヌト・チェリーニの名から名付けられ、1928年に誕生しました。ロレックス三大発明の一つである「オイスターケース」を使用せず、現行モデルはデイデイトと同様にステンレス素材のモデルが存在しないドレスウォッチです。

2014年にフルモデルチェンジが行われ、3時位置に日付表示を持つ「チェリーニ デイト」、6時位置に第二タイムゾーン表示を持つ「チェリーニ デュアルタイム」、センター針による日付表示と6時位置にムーンフェイズを持つ「チェリーニ ムーンフェイズ」が登場しました。

時代に左右されないデザインなため、1本の時計を長く愛用したいという方はもちろん、スポーツモデルとドレスウォッチを同じブランドで揃えたいという方にも大変おすすめなモデルです。

ロレックス チェリーニ デュアルタイム 50529 シルバー

まず見て頂きたいのは「ダブルベゼル」です。
フルーテッドベゼルとポリッシュ仕上げのドームベゼルを組み合わせたベゼルのことで、ギラギラとしすぎず、美しい上品さを持ちます。

そんなダイアルと合わせているのは現行ロレックスの中では唯一のデザインであるギョーシェ文字盤です。
「レイヨン・フラメ・ドゥ・ラ・グロワール」と呼ばれるギョーシェはシンプルなシルバーのダイアルを上品かつ優雅な印象にし、目を引きます。

ダブルベゼルとも相性が良く、バランスが取れたデザインです。

こちらのモデルはデュアルタイムとなっており、6時位置に第二時間帯表示を備えています。
インダイアルの小窓に現れる太陽と月のシンボルマークで第2時間帯の昼と夜を表示します。

ムーブメントにはチェリーニ デュアルタイム専用「Cal.3180」を搭載。

ケースサイズは39mmとスーツにも合わせやすいサイズ感で、50529に採用されるのはホワイトゴールド素材です。

また、当店には現在「ロレックス チェリーニ デュアルタイム 50525 シルバー」の在庫もございます。

こちらはエバーローズゴールド素材を採用したモデルです。
柔らかな印象のモデルをお探しならば「50525」、シックな印象のモデルをお探しならば「50529」がお勧めです。

新宿南口の店頭ではお手元にて実物の商品をご確認頂けます。
もちろんお見比べも頂けます為、ご来店お待ちしております。

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【世界限定100本】ウブロ ビッグバン ウニコ BEST BUDDIES 411.YT.1199.NR.BBE18

2022年11月04日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
肌寒い日が増えてまいりましたので、くれぐれも体調にはお気を付けください。

本日は大変希少なモデルが入荷しましたのでご紹介させていただきます。

HUBLOT ビッグバン ウニコ BEST BUDDIES 411.YT.1199.NR.BBE18【世界限定100本】

ムーブメント:Cal.HUB1242 パワーリザーブ約72時間、振動数:毎時28,800/時間、38石
防水性能:100m
ケース材質:カーボンファイバー
ケースサイズ:45mm
ケース厚:16mm
重さ:約90g

2010年にラインナップに加わった「ビッグバン ウニコ」。
スペイン語で「唯一」や「ユニーク」を意味する、「魅せるためのムーブメント」ウニコを搭載したフラッグシップモデルです。
この度当店には、アメリカのボランティア団体「Best Buddies International」とのコラボモデルであり、世界100本限定の「411.YT.1199.NR.BBE18」が入荷しました。


差し色のオレンジがカジュアルな雰囲気を演出し、ケースバックにプリントされた「BEST BUDDIES」のロゴが特別感をさらに高めます。
もちろんボックスにもロゴが配された限定仕様となっています。

交換用のホワイトグミアリゲーターストラップが付属。
高級感のあるデザインはもちろん、肌に触れる面がラバーになっているため、季節に交換いただくのもおすすめです。

45mmのケースサイズ×16mmのケース厚で圧倒的な存在感を放ちます。

いかがでしたか?希少な限定モデルに出会えるのも、USEDを扱っている当店ならでは。
運命の1本をぜひ見つけてみてください。

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傑作手巻きクロノグラフ「レマニア Cal.2310」搭載

2022年11月03日

本日も当店のブログをご覧くださいましてありがとうございます。

今回はこちらの時計を紹介いたします。

ROGER DUBUIS ロジェ・デュブイ イージーダイバー クロノグラフ SE46 56 0 3.53【限定28本】

現在は廃盤となっているロジェデュブイの「イージーダイバー」コレクションですが、「SE46 56 0 3.53」はその中でも初期のものです。

「SE46 56 0 3.53」と同世代の、888本限定のステンレスモデルや、280本限定のベゼルのみゴールドを使用したモデルは、
現在でも中古で販売されているのを度々見かけることがございます。

しかし、こちらの「SE46 56 0 3.53」はケースまで全てゴールドで製作された一際特別なモデルとなっており
わずか28本という生産数の少なさから、ほとんど見掛けることができない腕時計となっています。

このイージーダイバー、最大のアピールポイントは何と言ってもムーブメントであり
1942年に誕生したレマニアのオールドムーブメント「Cal.2310」をベースとした「Cal.RD56」を搭載しています。

この「Cal.2310」は、パテックフィリップの手巻きクロノグラフ「Cal.CH27-70」のベースとして知られ
グランドコンプリケーション「5970」などにも搭載されています。


(パテックフィリップ Cal.CH 27-70 Q)

近年では、初めて月面に降り立った時計として有名なスピードマスターの「Cal.321(≒ Cal.27 CHRO C12 ≒ Cal.2310)」が復活したこともあり
再び注目されつつある…ような気もします。

手巻きムーブメントが減っている現代において、手巻きクロノグラフはさらに希少となりつつありますが
やはり手巻きの「キャリングアーム式コラムホイール制御」のクロノグラフは、素晴らしい審美性です。
(世界一美しいムーブメントとも称されるランゲ&ゾーネのダトグラフも同様の仕様です)


(ランゲ&ゾーネ ダトグラフ Cal.L951.1)

ひげゼンマイを立体的に巻き上げて製作する「ブレゲひげ」や「チラネジ付きテンプ」といった仕様は
もともと「Cal.2310」が備えているものですが、「Cal.RD56」はそこから更にブラッシュアップされたムーブメントとなっています。

緩急装置に高い審美性を持つ「スワンネック緩急針」をあしらい
衝撃を受けてもキャリングアームが外れないよう、コラムホイールに「シャポー(帽子)」が被せられています。

このような手の込んだ仕様変更や丁寧な仕上げが施された「Cal.RD56」は、審美性と伝統性を保証する「ジュネーヴシール」を取得しており
自信を持ってお勧めできる素晴らしいムーブメントです。

毎秒5振動のロービートで大きなテンプが駆動する様子は、オールドムーブメントの醍醐味とも言える趣きがございますので
ムーブメントマニアの方に是非ご購入いただきたい1本です。

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オールブラックがかっこいい【BREITLING ブライトリング クロノマット 41 M014BJAVPB】

2022年11月02日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

本日はブライトリングの日本限定モデル【クロノマット 41 M014BJAVPB】をご紹介いたします。

BREITLING ブライトリング クロノマット 41 M014BJAVPB ブラックカーボン【日本限定300本】

1884年に創業したブライトリングのフラグシップモデルであるクロノマット。

「プロフェッショナルのための計器」というブライトリングの哲学を体現したデザイン、男性らしいボリュームのあるケースやブレスレットのデザイン、また高い防水性や多彩な機能を備えている、プロフェッショナル向けの実用時計として高い支持を得続けています。

そんなブライトリングの顔と言っても過言ではないクロノマット。
こちらの日本限定モデルはオールブラックモデルとなっております。

ケースには特殊炭素コーティング(DLCコーティング)を施したサテン仕上げのブラックスチールを採用。
文字盤はブラックカーボンを使用し、スポーティさを演出するレッドカラーの針やベゼルの目盛りが目を惹きます。

当モデルはケースサイズが41mmとクロノマットモデルの中でも小さ目の造りになっており、細身の方でも着用しやすいサイズ感となっています。

シースルーバックからはローターとブライトリング製ムーブメント「Cal.B01」が覗き、ムーブメントの駆動を眺めることができるのも、機械式時計愛好家にはたまらないポイントではないでしょうか。

ラバー製のベルトには「BREITLING」の文字が配されており、ケース本体とあいまって、非常に個性的な1本に仕上がっています。

※当モデルはラバーベルトをカットしてサイズ調整を行います。
通信販売にてお買い求めの際には、事前の調整が叶いません。予めご了承くださいませ。
※店頭にお持ち頂けましたらその場で調整いたします。

重厚感はありつつ、スポーティで個性的なルックスが限定モデルたらしめる「クロノマット 41 M014BJAVPB」。

当店でもなかなか入荷しない限定モデルになりますので、お早めにご検討くださいませ。

姉妹店BRILLERがリニューアルオープンしました!

2022年11月01日

いつもGMTブログをご覧いただきありがとうございます。

本日、GMTの姉妹店である「BRILLER(ブリエ)」がGMTの1階にリニューアルオープンしました。

女性が過ごす充実した時間をより輝いたものに”をテーマに、ロレックスやカルティエ、オーデマピゲやパテックフィリップなど高級ブランドの腕時計に加え、エルメスのバーキンやケリーを始め、シャネルのマトラッセやルイヴィトンのオンザゴーなど高級ブランドのバッグや革小物まで幅広く展開してきました。

この度1Fにフロアを拡張するとともに、新たに世界5大ジュエラーのハリーウィンストンやカルティエ、ヴァンクリーフ&アーペルやティファニー、ブルガリを中心に、高級ブランドのジュエリーの取り扱いを始めます。

1Fの新しいフロアはこのような雰囲気です。



ジュエリーのお取り扱いブランドはこちらです。
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ヴァンクリーフ&アーペル
カルティエ
ハリーウィンストン
ティファニー
ダミアーニ
ピアジェ
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また、本日から2つのキャンペーンを行っております。

●プレゼントキャンペーン●
BRILLERのオンラインサイトまたは店頭にて50万円以上の商品をご成約頂いた方へ、ティファニーのペアコーヒーカップをプレゼントいたします。

※なくなり次第終了となります。
※プレゼントの品質・性能・不具合などについての責任は負いかねます。あらかじめご了承ください。
※キャンペーンの内容は予告なく中断・中止・変更される場合があります。

●お得なクーポンキャンペーン●
GMTとBRILLER両店にて、100万円以上のご購入で使える「¥50,000」分の優待チケットを11月7日(月)までLINEの友だち全員にプレゼントいたします。

※自社のオンラインサイトでのみご利用いただけます。

まだご登録をされていないお客様は、下記より弊社の会員登録とLINEの友だち登録をお待ちしております。

■オンラインサイトの新規会員登録はこちら
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■『レディース時計専門店 BRILLER』 LINEお友達追加はこちら

今後ともBRILLERをよろしくお願いいたします。
皆様のご利用、ご来店を心よりお待ちしております。

今おすすめの秋色チューダー2本をご紹介!

2022年10月30日

気温が低い日が増え、冬が近づいてきていることを感じる今日この頃。いかがお過ごしでしょうか?
本日はそんな秋冬におすすめの渋いカラーの腕時計を注目のブランド「チューダー」より2本ご紹介させて頂きます。

まずは1本目。

チューダー ヘリテージブラックベイ 79833MN-0001 ヘリテージ ブラックベイ GMT S&G」です。


本家ロレックスの人気モデル「GMTマスターII」にもあるブラウンとブラックの2トーンベゼル。同カラーをチューダーが発表したときは「さすがチューダー、時計ファンのツボを押さえているな」と感心いたしました。
赤青ベゼルが代表的で人気がありますが、こちらは大人っぽさやリッチな雰囲気を演出でき素敵です。


ロレックスとの違いはやはりこのヴィンテージ感でしょうか。ファンの間ではイカ針と呼ばれる独特な形の時針やプラスチック風防時代をイメージしたカーブのある風防。ヴィンテージ好きにはたまらないディテールになっています。


200m防水・パワーリザーブ約70時間と申し分ない性能。秋のコーディネートの主役にアクセントにと大活躍間違いなしの1本です!
ぜひご検討ください。

続きまして2本目。

チューダー ヘリテージブラックベイ P01 70150-0001 ブラック」です。


こちらはかなりマニアックなモデル。
1960年代にアメリカ海軍用の時計として開発されたプロトタイプを元にデザインされました。
定番化はされなかったとの事でオリジナルは幻のモデルですが、現代において定番化させてくるところに「チューダー」の懐の広さ、というか「時計好き」を感じます。


かなり個性的なヒンジ仕様のエンドリンクで回転ベゼルを固定するという仕組み。やはり軍用品というのか男のギア、といった作りです。


ブラウンのレザーストラップを採用しており、秋冬のファッションにも良さそうです。お好きな方でしたらミリタリー系のジャケットやコートと合わせるとたまらないと思います。私も好きです。

いかがでしたでしょうか。秋冬におすすめのチューダー2本のご紹介でした。
その他にも魅力的なチューダーウォッチが多数ございます。ぜひこちらからご覧ください。
https://www.gmt-j.com/maker/TUDOR

それではお読みいただきありがとうございました。
良い時計ライフをお過ごし下さい。

50周年記念モデル
【ゼニス エル・プリメロ A384 リバイバル 03.A384.400/21.C815】

2022年10月29日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日紹介する時計は、【ゼニス エル・プリメロ A384 リバイバル 03.A384.400/21.C815 50周年記念モデル】です。

ZENITH ゼニス エル・プリメロ A384 リバイバル 03.A384.400/21.C815 50周年記念モデル

1969年に発表された初代エルプリメロ「A384」。
初代モデルの発売から50周年の節目に発売されたのがエル・プリメロ A384 リバイバル 50周年記念モデルです。

当時のモデルの一つ一つの部品をデジタル化することによって、当時の面影を崩さないで完璧なまでに忠実に再現されています。
現代では少し小ぶりの37mmケースはレトロな雰囲気もありながら上品でスマートな印象さえ持ち合わせています。ビジネスでスーツとコーディネートしても違和感なくおしゃれを楽しめます。女性が着用してもおかしくないデザインとサイズ感なので、ジェンダーレスファッションが好みの方にもおすすめできます。

ホワイトダイヤルにブラックのインダイヤル、外周のタキメーターダイヤルまで忠実に再現。
ケースはステンレススチールケースが採用されベルトは皮ベルトが使われています。

冒頭にお話しした忠実に再現できなかった部分は現代の技術でより良い改良が施されています。
唯一の違い、むしろ改善点になります。

風防はプレキシガラス(強化アクリル)からサファイアクリスタルガラスへ変更。

プレキシガラスは1940年から1960年頃に多く使われていたガラスになります。
透明度が高く時計の風防に向いていたのですが、強度や透明度の点からサファイアクリスタルガラスに変更されています。
キズや破損も防げるなどメリットもあります。
風防は当時の面影を残すためにドーム型に加工もされているので、当時のモデルの雰囲気を保たれています。

ムーブメントは半世紀にわたり細かな改善点を繰り返したエル・プリメロ400ムーブメントが搭載されています。

こちらもオリジナルの元祖エル・プリメロCal.3019PHCを受け継いだ現行版ムーブメントになります。

また、エル・プリメロ400ムーブメントを裏側から見えるようにシースルーバックになっています。ケースバックには50周年記念モデルであることが刻印されています。

袖口におさまるコンパクトなサイズ感で、シーンを問わず、さり気なくお洒落に装えるのが魅力的な一本です。
ぜひご検討くださいませ。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム リザーブ・ド・マルシェ Q1378420

2022年10月28日

GMTスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介する時計はこちらです。

ジャガー・ルクルト マスター Q1378420 マスターウルトラスリム リザーブドマルシェ

マスター・ウルトラスリムコレクションは、卓越した技術をタイムレスな美しさと融合するというジャガー・ルクルトの理念を象徴する存在と言われています。
この時計もその理念を体現するデザインで、繊細なケースライン、バランスのとれたダイヤルと複雑機構が見事に組み合わされています。

すべてのパーツの調和を美しく表現したこの時計の魅力を見ていきましょう。

この時計に搭載された機能はパワーリザーブ表示(リザーブ・ド・マルシェ)ポインターデイトです。

その薄さゆえ2針タイプのものが多いマスター・ウルトラスリムコレクションの中では珍しく「針が多い」モデルですが、完璧なレイアウトによりすっきりと見えます。
ジャガー・ルクルトらしい上品さを決して壊さず、あくまでそこには上質な空間が漂っています。

針が多くとも雑多に見えない理由は、ブルースチールを採用している点にあると思います。
爽やかさを加えると同時にアクセントにもなり、文字盤内に立体感と良いリズムを与えています。

ジャガー・ルクルトの特徴のひとつである「見える針」も勿論堪能できます。
シルバー文字盤にシルバーの針は普通は見えづらくなるものですが、針の半分をポリッシュ仕上げ、半分をサテン仕上げにすることで互いを引き立て合い、陰影を生むことで見やすくなっています。
こういった細かいディテールにブランドの技術力が表れるのではないでしょうか。

スケルトンバックからは、自社ムーブメントを眺めることができます。
品質を追求するジャガー・ルクルトは、1000時間にもおよぶコントロールテストを全てのムーブメントに行なっています。
この時計のムーブメントもそんな厳密なテストをパスした逸品で、実用する上でこれほど信用出来る指標は他に無いでしょう。
美しい外観をタフなムーブメントで支えているというこの調和もまた、この時計の魅力です。

文字盤のディテール、至高のムーブメントをまとめ上げるのがこの美しくポリッシュ仕上げを施された薄型ケースです。
程よい39㎜のサイズのこのケースは、光を受けて煌めくようにデザインされており、洗練さが一層際立ちます。
厚みも9.85㎜と非常に薄型で、袖元に綺麗に収まりますが、この仕上げの美しさゆえ、しっかりと存在を放ってくれます。

秀逸なケースデザインは着用することでその素晴らしさを更に感じることができます。
さりげなくカーブを描くラグが手首を包み込み、一体感を生み出してくれます。
ドレスウォッチながら実用度もしっかりと考えられているのは流石です。

いかがでしたでしょうか。
ジャガー・ルクルトの理念を体現したこの時計は、細部への作り込みと美観を完璧に調和させた、タイムレスな逸品です。
是非お手にとって堪能してみてください。

生産期間わずか1年!デイトナ「116520」

2022年10月27日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

今回はデイトナ「Ref.116520」の、鏡面バックル仕様の個体をご紹介します。

ロレックス デイトナ 116520 ブラック ランダムシリアル 鏡面バックル

ロレックス初の完全自社製自動巻きクロノグラフ「Cal.4130」が搭載されたデイトナ「Ref.116520」が登場したのは、2000年になります。
2000年のP番から2016年のランダム品番まで発売された「Ref.116520」は比較的製造年数が長く、個体数も多い印象です。

約16年間の製造期間において、複数の仕様変更が行われてきました。

他モデルにも共通する仕様変更として複数ご紹介します。
・2006年頃 文字盤インナーサークルにルーレット刻印とシリアルナンバーが入る。
・2013年頃 文字盤の夜光塗料がルミノバからクロマライトに変更となる。
・2015年頃 バックルの中板の仕様が「梨地」から「鏡面」仕上げに変更となる。

また、デイトナ「Ref.116520」特有の仕様変更として挙げられるのが、針の太さです。
2004年のF番頃までは「細針」、それ以降は「太針」となっており、現状では希少性や値段に差はついていない印象ですが、見た目の好みが分かれるところではあります。

その他にもマイナーチェンジは複数存在していますが、今回は「バックルの中板の仕様」についてご紹介します。

ロレックスのバックル中板には2種類の仕様があります。
ザラザラとしている「梨地バックル」と、文字通り鏡面仕上げの「鏡面バックル」に分かれています。


写真上:梨地バックル
写真下:鏡面バックル

一目でその違いが見て取れるかと思います。

そして、現行モデルのデイトナ「Ref.116500LN」が正規店へデリバリーされ始めたのが2016年5月頃と言われています。

つまり、2000年〜2016年に製造されたデイトナ「Ref.116520」をバックルの仕様で分けると、
2000年〜2015年中頃:梨地バックル (約15年間)
2015年中頃〜2016年:鏡面バックル (約1年間)
となります。

「Ref.116520」では多数の仕様変更がありますが、新旧の違いでここまで製造期間に差が出ているポイントは他にはありません。

既に市場でも鏡面バックル仕様のデイトナ「Ref.116520」は評価を高めており、梨地バックルの個体とは販売価格においても大きな差があります。

ロレックスにおいて希少性や価値を高めやすいモデルの条件として挙げられるのが、
1.最初期の品番であること。
2.最終期の品番であること。
3.市場での販売個体数が少ないこと。

と言われております。

今回の個体に関しては保証書の日付が2016年4月となっており、最終品番の中でもオススメできる個体となっています。

2015年中頃から2016年の生産終了まで、約1年間という短期間しか製造されておらず個体数も少ない鏡面バックル仕様を、この機会にぜひご検討くださいませ。

月面に降り立つ
【オメガ スピードマスター ムーンウォッチ 311.92.44.30.01.001】

2022年10月26日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。

10月も終わりに近付き、本格的な秋を感じるようになりました。

本日はそんな秋の夜空に浮かぶ月と関係の深い時計をご紹介いたします。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ クロノグラフ 44.25 MM 311.92.44.30.01.001

6回の月面着陸プロジェクトすべてに携帯された伝説の時計として知られるスピードマスター。
1968年に行われたアポロ計画において2度目の有人宇宙飛行であるアポロ8号から50周年を記念して発表されたモデルです。

ムーブメントには月のクレーターをイメージした装飾が施されています。
ケースにはブラックセラミックが使われており、スケルトンダイヤルから月の表側を、ケースバックからは月の裏側を眺めることができます。

表側のムーブメントに施された月のクレーターのような装飾からはロマンを感じます。
スピードマスターだからこそ、魅力的なデザインだと感じるのではないでしょうか。

ムーブメントには、月面着陸した際に使用されており現在は伝説と呼ばれている「Cal.321」の系譜を継ぐ「Cal.1861」をベースとした「Cal.1869」が採用されています。
インデックスや針の夜光にはスーパールミノバを採用し、暗い環境下でも目視が可能です。

また「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」シリーズの中でも「Speedmastar」の鮮やかな黄色の配色が非常に印象的です。
全体がブラックで統一されているため、黄色のロゴがさりげないながらも際立って見えます。

ストラップは内部がイエローラバー、外側がブラックのレザー製。
遊び心を残しながらも落ち着いた印象になる組み合わせです。

ベルトのステッチ糸も黄色にすることで、さらに一体感のあるスポーティーさを感じます。
時計全体は傷のつきにくいブラックセラミック製です。

サイズは44.25 mmとノーマルのスピードマスタープロフェッショナルと比べて2mmほど大きくなりますが、ブラックで統一されているためあまり気になりません。
また大きさに対して、重さは約90グラムと軽量です。

またケースバックにはアポロ8号の司令船操縦士、ジム・ラヴェルが月の裏側へ向かう前に最後に告げた“WE’LL SEE YOU ON THE OTHER SIDE ”という言葉が刻まれています。

月と関係の深いスピードマスターの中でも、月をムーブメントで表現したこちらのモデル。
お手元からさりげなくロマンを感じさせてはいかがでしょうか。

10月31日までの期間限定で、オメガセールを開催しております。
この機会にぜひご検討くださいませ。

オメガセールはこちらから

伝統的モデルの復刻版!

2022年10月25日

ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク エクストラフラット 1968 43043/000R-9592

今回は『ヴァシュロン・コンスタンタン』の中から「ヒストリーク エクストラフラット 1968 43043/000R-9592」をご紹介致します。

腕時計としての完成度の高さ、装飾品としてのエレガントなデザイン、高級腕時計に必要な要素を備えた長い歴史を誇る時計ブランドがヴァシュロン・コンスタンタンです。
パテック フィリップやオーデマ ピゲと並び、世界三大時計ブランドのひとつと言われる、「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、、創業者「ジャン・マルク・ヴァシュロン」によって、1755年、ジュネーブで誕生しました。スイスで誕生して以来、高級時計ブランドとしての揺るぎない地位を築いている高級時計ブランドです。

高い技術力を誇る「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、複雑機構を持つ機械式時計を数多く発表してきました。そして、ヨーロッパの王族や貴族にも愛されてきたデザインと格式あるテイストも「ヴァシュロン・コンスタンタン」の魅力のひとつで言えるのではないでしょうか。

今回ご紹介する「ヒストリーク エクストラフラット 1968 43043/000R-9592」は、長い歴史を感じられる名作モデルを現代風にアレンジした『ヒストリークコレクション』の中から1968年に発表された、超薄型角形時計の復刻版です。
歴史を感じるデザインを現代の技術で製作することで、「ヴァシュロン・コンスタンタン」の歴史の長さを感じさせる1本になっています。

ケース表面を僅かにカーブさせた正方形の文字盤は、エレガントさを演出しています。また、キャリバー1120・自動巻きムーブメントを搭載し、ケース厚は5.5mmと超薄型ながら約40時間のパワーリザーブがあり、利便性も高く日常使いでも問題なくご使用頂ける仕様でございます。

文字盤12時位置とリューズ先端には「ヴァシュロン・コンスタンタン」のシンボルマーク【マルタ十字】が施されています。マルタ十字とは、キリスト教の騎士修道会・聖ヨハネ騎士団が象徴として用いたマークのことで、4つのV字の先端が中央で結合し、外周に8つの角を持つ十字形が特徴的なデザインです。
【マルタ十字】のシンボルマークが、格式あるテイストをより一層、高めてくれています。

装着感にとても優れた正方形の超薄型のケースは、スーツ着用時においても袖口の邪魔になることもなく、さりげなくお手元を飾ってくれます。また、製造に高い技術力が必要となる超薄型ムーブメントと、ケース素材に高級素材【ピンクゴールド】を使用することにより、シンプルながら優雅な印象を与えてくれます。

付属品の状態もよく、「メーカー内外箱・国内正規保証書・冊子・タグ・USB・ジュネーヴシール認定証」が付属しております。なお、付属しておりますUSB本体のみ劣化が見受けられます。内箱は上部が透明になっており、コレクションボックスのようにお使い頂けるになっています。
また、1868年、スイス共和国とジュネーブ州により制定された「ジュネーヴシール認定証」も付属しております。

長い歴史に裏打ちされた高い技術力とシンプルで飽きのこない洗練されたデザインが魅力の「ヒストリーク エクストラフラット 1968 43043/000R-9592」はいかがでしょうか。

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オメガ シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスター クロノメーター 210.22.42.20.03.002

2022年10月24日

当ブログをご覧の皆さまこんにちは。
オメガの腕時計と言えば「月に行った腕時計」として
名高いスピードマスター、そして「ボンド・ウォッチ」
として今や確固たる人気を誇るシーマスターが
思い浮かぶ事でしょう。

本日はそんなシーマスターの中からこちらの一本を
ご紹介いたします。

オメガ シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスター クロノメーター 210.22.42.20.03.002

1993年に登場して以降オメガを代表する腕時計となった
シーマスター ダイバー300M。
細かい部分の仕様変更は有れど大きくデザインは変わる事無く、
常に人気のモデルとなっています。
そしてこちらの時計を語る上で外せない出来事として、
1995年には人気映画『007』の主人公が着用する通称「ボンド・ウォッチ」
として採用され、以降2006年まで2名の俳優が同モデルを着用しました。

今回ご紹介するシーマスター ダイバー 300M コーアクシャル
マスター クロノメーターは、歴代ボンド・ウォッチの正当進化モデルと
いえるものです。
特徴的な波型のベゼルにはオメガ独自のセドナゴールドがあしらわれ、
一目でオメガの時計と分かるオリジナリティを感じるだけでなく、
落ち着いた印象ながらもエレガンスさをもたらしています。

ケース径42mm、ケース厚14mmは歴代モデルより大振りとなりましたが、
ダイバーズウォッチらしく堅牢な印象を持ちます。
ダイヤルと同系色のブルーのラバーバンドもスポーティーさを演出し、
特にカジュアルシーンでの相性は抜群と言えます。

ムーブメントにはオメガが誇るマスタークロノメーター認定の
Cal.8800を搭載。
1万5000ガウス以上の耐磁性能を誇り、日常生活の上ではオーバースペックと
言えるほどの安心感は他の時計とは一線を画すものです。

防水性能も300m防水と十分すぎるもので、10時位置に設けられた
ヘリウムエスケープバルブがデザイン上のアクセントとして程よい主張となり、
シンプルな3針時計ながらも飽きの来ないものとなっています。

オメガが独自に開発したセドナゴールド。
一般的にはピンクゴールド(又はレッドゴールド)と呼ばれる
赤みがかった色味が特徴的ですが、経年変化しやすいという
デメリットがありました。
オメガでは配合する合金を調整し、ピンクゴールド系のデメリット
であった経年変化を起こしにくくすることに成功しました。
長きに渡り色褪せる事なく着用できるのはユーザーとしては
嬉しい限りです。

今回ご紹介したセドナゴールドとのコンビモデルである
シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスター クロノメーター。
ダイバーズウォッチらしいスポーティーさと落ち着きながらも上品な
佇まいを両立させた一本となっています。
是非、ご検討下さい。

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こだわりの詰まったスピードマスター記念モデル

2022年10月23日

皆様こんにちは。
いつもGMTブログをご覧いただきありがとうございます。

10月も下旬に入り、冷たい秋風を感じる日が増えてきましたが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
過ごしやすい気候ですが、朝晩は冷え込む日も多いのでご自愛くださいませ。

秋といえば皆様は何を思い浮かべますか。
食の秋、読書の秋と人それぞれ思い浮かべるものは違うと思いますが、
私は「スポーツ」がパッと頭に浮かびます。
最近では休日に近所の小中学校から運動会や体育祭の練習の声が聞こえてきてより秋を実感しています。

本日はスポーツ界でも名を馳せる有名時計ブランドから、おすすめモデルをご紹介いたします。

時計好きの方なら誰もが知っている有名時計ブランド「OMEGA」。
自社製ムーブメントを採用した非常に高性能かつ高いデザイン性を兼ね備えたモデルを多くラインナップする超一流時計メゾンです。

そんなオメガは長年に渡りオリンピックオフィシャルタイムキーパーを務めていることで、
時計好きの方以外の間でも高い知名度を誇っています。

オメガを代表するモデルの一つである「スピードマスター」は、月面着陸時にも採用されるほど高い性能を持ち、
僅かな秒数の差が重要になるスポーツにおいてもその力を最大限に発揮しているシリーズです。

今回はそんなスピードマスターの中でも是非おすすめしたい特別なモデルをご紹介いたします。

オメガ スピードマスター HB-SIA GMT ソーラーインパルス 321.92.44.52.01.001

こちらのモデルはオメガと「ソーラーインパルスプロジェクト」のコラボとして作られました。

「ソーラーインパルスプロジェクト」とは、太陽光のみで飛ぶ飛行機で世界一周を目指すプロジェクトです。

スイスの著名な冒険家であるベルトラン・ピカール氏が立ち上げた同プロジェクトでは、
ジェット機ほどの幅がある翼に太陽電池を引き詰めて飛行するという世界初の試みを行っています。

そんなプロジェクトのメインパートナーとして、オメガはさまざまなサポートを行っています。
そのうちの一つがこちらのモデルの制作です。

モデル名になっている「HB-SIA」は、同プロジェクトの最初の単座航空機の機体カードであり、2010年7月に26時間の連続飛行を成功させた機体です。

そんな記念すべき成功を記念して作られたこちらのモデルでまず初めに目につくのはソーラーパネルをイメージしてデザインされた特徴的なダイヤルです。

OMEGAとスピードマスターのロゴの下にはモデル名である「HB-SIA」が配置され、記念モデルであることを感じさせます。

スピードマスター本来のスタイリッシュかつスポーティーなデザインを活かしつつ、
プロジェクトの特徴を表現した見た目が魅力的な一本です。

ソーラープレーンの軽量で丈夫なイメージを表現するため、
ダイヤルとベゼルにはカーボン素材、ケースにはチタン素材を採用しています。

そのため、対傷性などに優れており、スポーツモデルの中でも非常に軽量な作りになっている点も魅力の一つです。

ベルトはラバーベルトを用いており、よりスポーティーな印象を与えます。

ムーブメントにはオメガのこだわりが詰まった自社製コーアクシャルムーブメント「キャリバー3603」を搭載。

パワーリザーブは2日以上持つ約52時間と長く、防水性能も100mあるため日常使いにも便利な仕様となってます。

裏蓋にはソーラーインパルス「HB-SIA」の機影が描かれており、着用時に見えない部分にも記念モデルとしてのこだわりを感じることができる一本です。

いかがでしたでしょうか。

一流時計ブランドであるオメガのこだわりの一本をご紹介いたしました。

現在GMTでは【OMEGA SALE】を10/31(月)までの期間限定で開催中です。
オメガを代表する人気シリーズの新品商品を多数ラインナップしております。
今回ご紹介したモデルも対象商品となっておりますので、お得なこの機会に是非ご検討下さいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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グラスヒュッテ・オリジナルが誇るアシンメトリーウォッチ「パノリザーブ」

2022年10月22日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
10月も終わりを迎え、秋も本番となってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
本日はこれからの季節にぴったりで、秋冬ファッションにオススメのこちらの商品をご紹介いたします。

GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ オリジナル パノ リザーブ 65-01-01-01-04 ピンクゴールド

ドイツ時計の聖地と称えられているグラスヒュッテの町を、ブランド名にとっている「グラスヒュッテオリジナル」

このグラスヒュッテという町は、ドイツの精密時計の産地として世界中から注目を集めている地帯です。

スイスメイド時計と同じように、グラスヒュッテ産の精密時計を名乗るためには重厚な基準をクリアしなければなりません。

その厳しい基準をクリアした時計は、緻密で精巧な時計として全世界から評価されています。

「グラスヒュッテオリジナル」の他にも「ランゲ&ゾーネ」や「ノモス」「チュチマ」「ミューレ」といったブランドが、グラスヒュッテブランドとして名を馳せています。

グラスヒュッテオリジナルの起源は、1845年にランゲ&ゾーネの創業者であるアドルフ・ランゲが創設した時計工房に所以します。

ランゲ&ゾーネの兄弟ブランドとして、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在ではランゲ&ゾーネはリシュモングループに、グラスヒュッテオリジナルはスウォッチグループに統合されているため直接的なつながりはありませんが、そのデザインからは今もなお繋がりを感じます。

今回ご紹介する「パノ」コレクションは、まさにランゲ&ゾーネとのつながりを感じるコレクションです。

アシンメトリーなデザインが高い人気を博しているパノコレクションは、ランゲ&ゾーネの「ランゲ1」に近い雰囲気を感じます。

文字盤の2時位置にあるパワーリザーブインジケーターは、ゼンマイの巻き具合を可視化する為、巻き忘れを防止することができ、手巻きモデルとってありがたい機構となっています。

ケース素材に使用されているレッドゴールドは、肌馴染みが良く人気の素材です。
シルバー文字盤にあたたかなレッドゴールドの針やインデックスが加わることにより、柔らかく上品な印象を感じます。
ブラウンの革ベルトと相まって、とてもクラシカルな雰囲気です。

パワーリザーブは約42時間と日常使いには十分な機能を備えています。
自社で時計作りのすべてが生産できるマニファクチュールブランドならではの精巧さを感じることが出来る一本です。

搭載された「Cal.65-01」は、青焼きネジで留められたゴールドシャトンをはじめ、チラネジ付きテンプ・ダブルスワンネック緩急針・ブリッジのエングレービングなど、この価格帯とは思えない、素晴らしい仕様のムーブメントです。

シースルーバックケースの為、裏蓋からムーブメントの美しさを堪能できます。

ベルト部分はDバックル仕様のため着脱しやすく、レザーベルトでありながらも日常使いしやすい仕様となっています。

ケースサイズは40mmとほどよいサイズ感で、腕元を華やかに演出します。
上品な雰囲気が大人の男性にぴったりな1本です。

付属品も全て揃っている完品状態ですので、ぜひこの機会にご検討いただけますと幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。

GMTでは現在、ピンクゴールドウォッチセレクションを開催中です。
コーディネートがついついシックになりすぎてしまうこれからの季節にオススメの商品を特集しておりますので、是非ご確認下さい。

▼ピンクゴールドウォッチセレクションはこちらから

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ロレックスの最上級ラインデイデイト

2022年10月21日

皆様こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

10月も後半に入り肌寒い日が多くなってまいりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆様くれぐれもご自愛ください。

さて、時計専門店GMTでは、これからの季節にピッタリのピンクゴールド特集を開催しております。
ハイジュエラーならではの輝きを放つ特別なモデルを多数ご案内しております。
今回ご紹介させていただくのは、そんなピンクゴールド特集よりこちら。
「ロレックス デイデイト 40 228235A チョコレート 10Pバケットダイヤ」

時計業界で圧倒的知名度と絶大な人気を誇る「ROLEX」。
時計に詳しくない方でも名前を知っている方も多いのではないでしょうか。
当店でもその人気は断トツで多くのお客様にお求めいただいている人気ブランドです。
そんなロレックスの中でも最上級に位置するのが「デイデイト」です。

デイデイトはステンレス素材を使用せず全て金無垢素材であるのが特徴。
圧倒的な重厚感を放ち「成功者の時計」と呼ばれるほど。
こちらのモデルはロレックス独自の劣化しにくいローズゴールド素材「エバーローズゴールド」を使用し肌になじみやすく、またゴールド特有のいやらしさなどは感じさせず上品な印象を与えます。

3時位置の日付表示と12時位置の曜日表示を備えるデイデイトは、現行モデルには新ムーブメント「Cal.3255」を搭載。
従来のような禁止時間帯がなくなり、気軽に日付曜日機能を変更できるようになり機能性が向上しました。
また、ロレックスが取得した14件もの特許技術が使われ、新パーツを90%以上採用、精度の核となる脱進機や香箱も一新され
パワーリザーブも約70時間と画期的な進化を遂げました。

ブレスにはデイデイトの象徴ともいえるプレジデントブレスとなり、腕にしっとり馴染み付け心地の良い仕様に。

文字盤にはエバーローズゴールド素材に相性の良いチョコレートダイヤルとなり、インデックスにセッティングされた10Pのパケットダイヤが高級感を演出。
嫌みのない控えめで上品な印象を与えます。

人気のロレックスの中でも最上級ラインとして世界各国のセレブに愛されるデイデイト。
この機会に是非手に取っていただきたい一本です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ありそうでなかった エクスプローラーⅠ 124273

2022年10月20日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日はROLEXの歴史上“ありそうでなかった”モデル124273をご紹介致しますが、その前に軽くエクスプローラーⅠの歴史にも触れておきたいと思います。

スポーツモデルの元祖として1953年の誕生以来、伝統を重んじ基本デザインを踏襲してきたのがエクスプローラーⅠでした。

その中で2010年のモデルチェンジにおいて伝統の36㎜ケースから39㎜ケースに変更された際には、愛好家達の間で議論の的となったのは記憶に新しいところです。

私個人としては当時の世論の要求に応えたものであったと理解しており、それは紛れもなくエクスプローラーⅠでありサイズアップがエクスプローラーⅠの
価値や魅力を落としたとは思いませんし、当店においてもその人気は現行モデルに比肩するところです。

そして2021年、ROLEXが出した答えは36㎜への回帰でした。往年のファンからはやはり歓迎の声がより多くあがり、同時に小ぶりなプロフェッショナルモデルが
待ち望まれていた事が伺えます。

さて、ここで本日ご紹介のありそうでなかったエクスプローラーⅠ124273のご紹介です。

ありそうでなかったというのはコンビネーションモデルの事で、デイトナをはじめサブマリーナやGMTマスターでは親しまれているコンビネーションですが、
エクスプローラーではシリーズを通して初となりました。伝統的な3・6・9のインデックスを備え、まるでミラーダイアルのような艶感のある
ラッカ―仕上げのブラックダイアルに針やインデックスもイエローゴールド仕様となっており、非常にラグジュアリーな顔つきです。

ROLEXは基本的に伝統的で保守的なブランドですが、今年のGMTマスターⅡのレフティや本モデルのような思い切ったNEWモデルをリリースし
ユーザーを飽きさせないのはさすがです。

このモデル、女性からのお問い合わせも多く、カップルで、ご夫婦で兼用されてもいいかもしれません。
当店でご購入頂いた時計であれば何度でも無料でブレスレットのご調整をさせて頂きます。

エクスプローラーⅠという安心感にも似た親しみやすさにイエローゴールドの新鮮さを上手く融合させた期待を裏切らない仕上がりです。

こちらの時計もJACCS「60回払いまで無金利キャンペーン」をご利用頂けます。

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パテック・フィリップ ノーチラス 5711/1A-010をご紹介。

2022年10月19日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

昨日10月18日(火)に、パテックフィリップの新作が発表になりました。
5711/1Aの後継にあたる5811/1G-001は、ケース径が40mmから41mmへとわずかにサイズアップされ、素材はホワイトゴールドが採用されよりラグジュアリーな印象を感じられるのではないでしょうか。
当店に入荷するのがいつになるかはわかりませんが、その際はじっくりとご紹介させていただきますので、引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。
今回は、当店にご用意のある5711/1A-010の魅力について改めて振り返ってみたいと思います。

それではまず初めに仕様を見ていきましょう。


駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.324SC (2019年頃から順次Cal.26-330SC)
ケース素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径43mm、厚さ8.3mm
文字盤カラー:ブラックブルー
防水性能:120m


1976年に誕生したスポーツウォッチ「ノーチラス」。
30周年となる2006年にデザインされた「5711/1A-001」のマイナーチェンジモデルにあたるモデルが「5711/1A-010」です。

PATEK PHILIPPE ノーチラス 5711/1A-010

潜水艦「ノーチラス号」からインスピレーションを受けてデザインされたオクタゴン(八角形)ケース、ブレスレットおよびエンドピースとシームレスになったラグ、ケース両サイドの「耳」など、1976年当時は鮮烈なインパクトを与えましたが、今では同ブランドを象徴するデザインになりました。

厚さわずか8.3mmのケースは同じく薄型のブレスレットも相まってフィット感も抜群です。

裏蓋からは、自動巻きムーブメント「Cal.324SC」が覗きます。
繊細なエングレービングが施されたローターも美しいです。
ムーブメントの厚さも3.3mm薄型でありながら、約45時間のパワーリザーブを備え、その技術力は言わずもがな。

新作「5811/1」でも採用されているブルーダイヤル。
外周に向かって濃度を増すグラデーションも上品な仕上がりです。

いかがでしたか?
当店には他にも希少なパテックフィリップを豊富に取り揃えております。ぜひサイトにもお越しくださいませ。

パテックフィリップはこちら

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう。

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グランドセイコーから特別な記念モデル

2022年10月18日

当ブログをご覧の皆様こんにちは今回は人気の高いグランドセイコーから特別な限定モデルをご紹介致します。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9 時計塔90年記念モデル 御影石 SLGH015【和光限定50本】

銀座のシンボルといえる和光ビルの時計塔が竣工した1932年から90年を迎えた2022年、その年の6月10日「銀座 和光」から「SEIKO HOUSE GINZA(セイコーハウス銀座)」に名前を変えた特別な日に限定モデルとして発表され50本のみ生産された希少なモデルです。

ざらつきのあるシャンパンクリームカラーのダイヤルは和光ビルの外壁の御影石(みかげいし)をイメージしてデザインされています。御影石は正式には花崗岩(かこうがん)と言い、火成岩の1種でマグマが地下深くで冷却され、地中の高い圧力によって形成された石のことを指します。

ムーブメントにはハイビートのCal.9SA5を搭載しています。動力ぜんまいの力の伝達効率を高めた「デュアルインパルス脱進機」、パワーリザーブの延伸を可能にした「ツインバレル」を備え、Cal.9S85より更に薄いといった至れり尽くせりのムーブメントになります。文字盤にも書かれている通り振動数が36000振動/毎時、パワーリザーブ80時間を備えています。

ケースバックにはゴールドの獅子マークと「CLOCK TOWER 90TH ANNIVERSARY」、「WAKO」の文字、その下部に〇〇/50の数字が入ります。

付属品でレザーベルトも付くのでまた変わった雰囲気も味わえるかたちになります。

また、9時のインデックス右に光の加減でうっすらと「90TH」の文字が見えます。

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ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570 白文字盤のご紹介

2022年10月17日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日は、ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570 白文字盤をご紹介します。
Ref.16570はエクスプローラーⅡの第三世代にあたり、1988年から2011年まで生産されたロングセラーモデルになります。

リファレンスが5桁のロレックスは「モダンヴィンテージ」や「ネオヴィンテージ」と呼ばれています。
既に生産終了しているため状態の良い個体が少なくなってきていることや、現行モデルにはない無骨さやヴィンテージ感を味わえることなどから、時間が経つにつれてその人気や評価が高まっています。

当店でも5桁のロレックスを着用しているスタッフが複数おり、またお客様の中でも5桁のロレックスを好んで探されているお客様も数多くいらっしゃる印象です。

エクスプローラーⅡの白文字盤に関しても、デイトナや旧型ミルガウスなどプロフェッショナルモデルに白文字盤が少ないことも相まって、新型旧型問わず高い人気を誇っています。

本日ご紹介するエクスプローラーⅡ Ref.16570のオススメポイントが2点ございます。

まずは1点目として、「現行モデルにはないデザインと使いやすさ」を挙げたいと思います。

2011年に後継機のRef.216570が登場し、2021年からはRef.226570が現行モデルとして販売されていますが、
ケース径はどちらも42mmとなっています。
それに対して、Ref.16570のケース径は40mmとなっており、腕元への収まりがよい印象です。

エクスプローラーⅡ以外にもシードゥエラーやサブマリーナーなど、新型が登場する際にケース径のサイズをアップさせているモデルは複数あり、ケース径の大型化は一つのトレンドと
なっていました。
一方で、日本人の腕に合う腕時計のサイズは36㎜~40mmとも言われており、そうした理由で各モデルの旧型を選ぶ方もいらっしゃいます。
腕時計を購入する際のケースサイズはお好みではありますが、Ref.16570はジャケットへの収まりも良くビジネスシーンでも着用しやすい1本かと思います。

(着用スタッフ腕回り15.5㎝)

またケース径のサイズに応じて、長短針やGMT針も細くなっています。
文字盤全体に占めるホワイトの比率が高いため、赤いGMT針がより強調されています。

更に、ベゼルの書体もスリムにデザインされておりスッキリした印象です。

また、Ref.16570の中でも仕様の違いがあり、2009年頃のV品番以降はインデックスの縁取りが細くなっております。

オススメポイントの2点目として、「生産終了間際のG品番であり保証書日付が2012年」であることが挙げられます。

ROLEXにおいては、年代ごとに販売された個体のシリアルの頭文字にアルファベットが割り振られてきました。
(例 2007年~2008年頃の個体はM番、2009年頃の個体はV番、2010年~2012年の個体はG品番、、、)

そして2010年頃からは「ランダムシリアル」が登場しました。
これは頭文字に使用していたアルファベットをすべて使用してしまったことによる措置で、ランダムシリアルとなってからは8桁のシリアルナンバーの間にアルファベットがランダムで組み込まれるようになりました。

2010年頃~2012年頃はG品番も製造されていましたので、約3年間はG品番とランダム品番が混在していました。

エクスプローラーⅡ Ref.16570が生産終了となったのが2011年ですので、Ref.16570のG品番及びランダム品番は個体数がとても少ないと言われています。

今回ご紹介するRef.16570は保証書の日付が2012年のG品番となっており、数が少ない希少個体と言えます。

着用シーンを問わない実用性の高さと、今後の資産性を兼ね備えた1本を是非ご検討くださいませ。
当店では、5桁世代のセミヴィンテージロレックスの在庫も増えておりますので、ぜひホームページや店頭でご覧くださいませ。

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