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「ロレックスの在庫本数日本最大級」のGMTがおすすめする、「今買いたいROLEX」として、サブマリーナー「Ref.116610LN」。
このモデルのここ3年くらいの価格動向を調べてみました。(価格はすべて新品の実売価格 税込になります)
2018年
2月 1,078,000
4月 1,088,000
6月 1,178,000
8月 1,198,000
10月 1,267,000
12月 1,288,000
2019年
2月 1,288,000
4月 1,325,000
6月 1,428,000
8月 1,285,000
10月 1,267,000
12月 1,308,000
2020年
2月 1,270,000
4月 1,330,000
6月 1,358,000
8月 1,458,000
《116610の生産終了が発表》
10月 1,698,000
12月 1,593,000
生産終了の噂に信憑性が出てきた昨年の夏から実際に生産終了が発表になった9月以降の値上がりが顕著ですが、以前から右肩上がりに売価が上がっているのがわかります。
ロレックスの相場は基本的には為替と市場の需要と供給のバランスで上下するといわれていますが、ここ近年では為替の影響より供給面の影響が大きいと思われます。
また、社会情勢も影響しますが昨今の新型コロナの中、需要は緊急事態宣言後は一瞬落ちましたが、昨年のヨーロッパのロックダウンによる工場閉鎖、流通の縮小もあり供給が減ったこともあり、相場としてはすぐに戻ってまた上がったという印象でした。
昨今では資産的な価値としても注目されているロレックスのプロフェッショナルモデルですがほとんどのモデルが生産終了の物も含めて上昇しています。
特に今月に入ってからのデイトナの価格の急上昇なども業界内外で話題になっています。
サブマリーナ「Ref.116610LN」はモデル誕生から生産終了までのこの10年間でじわじわと上がっている印象です。
ロレックスのスポーツモデルの中では比較的タマ数のあるモデルなのですが、供給過多になることも無いほどの人気モデルという事が影響していると考えられます。
さてこの10年間にわたり絶大な人気を誇ったこのモデルですが外観上の最大の特徴はやはりクロセラム製のベゼルを採用したことによりアルミベゼルの先代「Ref.16610」より質感が数段上がった印象でした。
またブレスレット巻きの中空ではなく、削りだしの無垢素材に変わったことも装着した時に感じられる質感の向上が感じられます。
GMTではこの2010年代の時計業界を代表する「116610LN」を日本最大の在庫数で取り揃えています。
コンディションはわずかな差はありますが、外装はきっちりと仕上げをしているのでほとんどの個体が新品と見間違うほど本当にきれいです。
また、このモデルの形状は仕上げをしてもわかりづらいデザインです。
先代の5桁モデルだとケースサイドとラグの正面の間にもう一つ「面」があってケースを研磨するとここのエッジが消えてしまい形状が変わり研磨したものとそうでないものの見分けが容易でした。
緩やかなカーブを描くケースサイド、エッジの少ない形状は研磨によって失うところが少ない極めて実用的なデザインと言えます。
また付属品もほとんど完品なのもおすすめポイントです。
惜しくも生産終了となりましたが、昨年9月に発表された次世代機「126610LN」ではケースサイズが若干大きくなり、ラグやブレスレットの幅、針の形状とよく見比べないとわからない位の外観上の変化はむしろ微調整といった感じでこのデザインがいかに完成されているかを物語ります。