GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。
当店で現在開催中の「男のラグジュアリーウォッチスタイル」特集より、こちらの時計をご紹介いたします。
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 38.5mm 191.021
「フェルディナント・アドルフ・ランゲ」が、1845年にグラスヒュッテに設立した独立工房「A・ランゲ・ドレスデン」からスタートした「A.ランゲ&ゾーネ」。
マリンクロノメーターやグランドコンプリケーションウォッチといった高品質な時計を製造していましたが、第二次世界大戦後、社会主義国東ドイツによって設備や資産を政府に接収されたため、1948年にその歴史が途絶えてしまっています。
1990年に東西ドイツが統一されたことで、IWCの支援のもと「アドルフ・ランゲ」の子孫である「ウォルター・ランゲ」によって現在の「A.ランゲ&ゾーネ」は誕生しました。
一度歴史が途絶えてしまっているものの、1994年に発表された「ランゲ1」をはじめとする4つのランゲ&ゾーネ復興初コレクションは、その素晴らしい完成度から極めて高く評価されました。
現在ではパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、ブレゲと共に、世界5大時計ブランドとも称され、世界最高峰のウォッチメゾンとして多くの愛好家を魅了しております。
中でも「ランゲ1」は、左右非対称の個性的な文字盤デザインでありながら品が良く、一目で「ランゲ1」とわかるアイコニックな腕時計です。
ムーブメントもたいへん素晴らしく、グラスヒュッテストライプが施された3/4プレート、青焼きネジで留められたゴールドシャトン、スワンネック緩急針、手彫りエングレービングが施されたブリッジなど、たいへん手間の掛かった伝統的な仕様が採用されています。
2015年に登場した「191.021」が搭載する「Cal.L121.1」は、調速方式が緩急針からフリースプラングへと変更されたことで、より高い精度を獲得したことに加え、日付変更が現代的な瞬転式になりました。
高い審美性を維持しながら、更なるスペックアップを追求するランゲ&ゾーネの時計作りは世界最高峰と呼ぶに相応しいと言えるでしょう。
たいへん高額なモデルではあるものの、価格以上の満足感を感じられる素晴らしい腕時計です。
ぜひこの機会にご検討ください。
▼ 今回ご紹介した腕時計はこちら
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 38.5mm 191.021
■ 男のラグジュアリーウォッチスタイル、特集ページはこちら
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。