アニュアルカレンダーの原点 パテック・フィリップ

2024年02月16日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

今回のブログでは、本日公開のGMT公式YouTubeチャンネルでご紹介させていただいた、パテックフィリップのアニュアルカレンダーについて、少々深彫りしてご紹介させていただきます。

動画で紹介した内容と重なってしまいますが、「アニュアル」とは、「年1回」を意味する英語であり、「アニュアルカレンダー」はその名の通り年に1回、3月1日の調整のみで正しい月日を表示してくれるカレンダーです。
1996年にパテックフィリップが生み出した、比較的新しい機構となっております。

始めにご紹介するのはこちらです。

PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ アニュアルカレンダー 5146G-001

初代アニュアルカレンダーとして製造された「5035」の後継モデルに値する「5146」。
製造期間は2005年から2021年までと、かなりの長期間に及び、パテックフィリップを支えたモデルです。

パテックフィリップのアニュアルカレンダーというとこちらの「5146」と、カラトラバのケースデザインを踏襲した「5396」を思い浮かべる方が多いと思います。

インダイヤル表示の月と曜日、六時位置のムーンフェイズと日付のバランスが美しく、王道のドレスウォッチの印象です。

12時位置にはパワーリザーブ表示もあり、搭載キャリバー「324 S IRM QA LU」は8振動でパワーリザーブ最大45時間です。

人気の高いカラトラバ十字仕様のDバックルが付随しています。
コンプリケーション以上のハイクラスウォッチに使用されることが多いバックルです。

ケース、ラグの仕上がりは綺麗な曲線で、レザーストラップと相まって非常にエレガンスな印象です。
クラス感のある時計をお探しの方におすすめです。

続いてご紹介するのはこちらです。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ アニュアルカレンダー クロノグラフ 5960/1A-001

こちらのモデルは、アニュアルカレンダーとクロノグラフを同時に搭載した初めてのモデルです。

「5960」は2006年から2020年まで製造されましたが、ステンレスブレスレットを装備した「5960/1A-001」の製造期間は2014年から2017年頃までとかなり短めです。
その絶妙なデザインから、スポーティーさと知的さを兼ね備えており、未だファンが絶えない時計です。

18金コンプリケーションウォッチで使用されることの多い5連ドロップリンクブレスレットまでステンレスで製作されており、パテックフィリップの歴史においてもたいへん希少な仕様を持つ腕時計となっております。

搭載キャリバー「CH28-520 IRM QA 24H」は8振動のパワーリザーブ55時間です。

また、このキャリバー最大の特徴はクロノグラフ秒針を常時回転させてセンターセコンドのように用いることができます。

「スモールセコンドを必要としないクロノグラフ」としての側面もあり、ただ二つの機能を搭載しただけではない、パテックフィリップの技術力が詰まった逸品です。

動画本編はこちらからご覧ください。

▼本日ご紹介した商品はこちら

PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ アニュアルカレンダー 5146G-001

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ アニュアルカレンダー クロノグラフ 5960/1A-001

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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