腕時計の歴史を変えたウォッチメゾン~ブレゲの魅力とは~

2025年02月15日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

世界5大腕時計ブランドの一つに数えられるブレゲ。

今回は2本の腕時計と共にその魅力をご紹介いたします。

時計の歴史を200年早めたと称されるアブラアン=ルイ・ブレゲが1775年に創業。

イギリスのヴィクトリア女王やナポレオンをはじめ、多くの人々を魅了し続けてきた長い歴史を誇ります。

ブレゲが生み出した代表的な発明には、『トゥールビヨン』『パーペチュアルカレンダー』『ミニッツリピーター』があります。

さらに、数多くの革新をもたらし、『現在の腕時計に備わる機構の約70%を発明・改良した』とも言われています。

このような腕時計の機能に関わるものだけでなく、装飾においてもブレゲは類いまれなる才能を発揮し画期的な発明をしています。

1.ギョーシェ彫り

BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

文字盤にパターン化された模様を規則的に彫り込む技術である『ギョーシェ彫り』。

技術全体の名称故に特定の柄ではなくいくつもの種類がありますが、代表的なものの一つがこちらの『クル・ド・パリ』と呼ばれる仕様です。

BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

「パリの爪」を意味するクル・ド・パリは小さなピラミッド状の突起により立体的な仕上がりが施されています。

元々ギョーシェ彫りには文字盤に凹凸を作ることで光を乱反射させ、文字盤を見やすくする目的があり、見た目の美しさだけでなく機能性も併せ持つ装飾となっています。

BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

6時位置のスモールセコンドには、『ダミエ』と呼ばれる異なるパターンのギョーシェ彫りが施されています。

日本では市松模様として知られるダミエ。

この模様を異なる2種類のギョーシェ彫りで表現し、文字盤に美しいアクセントを加えています。

BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

40mmのケースはドレスウォッチとしてはやや大きめですが、厚さ約6.5mmのスリムなデザインが腕に心地よくなじみます。

ピンクゴールドの輝きが、落ち着いた華やかさを添えています。

2.ブレゲ針・ブレゲ数字

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

『ブレゲ針』と『ブレゲ数字』は、ブレゲを象徴する存在といっても過言ではありません。

現在では他ブランドの腕時計にも採用されているため、オリジナリティが薄れたと感じる方もいるかもしれません。

しかし、ブレゲの名を冠する装飾であること自体、その偉大な発明を物語っています。

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

ブレゲ数字が誕生したのは1783年。

当時の時計にはローマ数字が主に使われており、アラビア数字は12世紀頃にヨーロッパへ伝わったものの、時計に用いられることは極めて稀でした。

こうした背景の中、創業者アブラアン=ルイ・ブレゲは新たなデザインを求め、わずかに傾斜した独特の書体「ブレゲ数字」を生み出しました。

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

上品且つ柔らかな印象を与えるブレゲ数字は高温焼成で製作される「グラン フー エナメル」文字盤との相性も良く、ベゼルのダイヤモンドと織りなすコントラストが非常に美しくまとまっています。

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

ブレゲ数字と同じく1783年に生み出されたブレゲ針。

様々な装飾が施された針が存在する中、シンプルで視認性の良い針として誕生したブレゲ針には先端付近に穴のあいた独特なふくらみが見られます。

単なるデザインとしてだけでなく、穴を開けることで針同士が重なった際や文字盤の表記と重なった際にも高い視認性を得ることができる優れた機能性を併せ持つデザインとなっています。

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

ケース径38mmと先程より一回り小さく、よりドレスウォッチらしい雰囲気を醸し出します。

パワーリザーブ約55時間と実用性にも長けた1本となっています。

3.コインエッジ

ケース側面に施された独特なギザギザの装飾が『コインエッジ』と呼ばれる装飾です。

ブレゲがブランドを創設した当時のフランスでは、不正防止の為コインの側面にギザギザの装飾を施していました。

そこにインスピレーションを得たブレゲは時計の装飾としてこのコインエッジを取り入れ、熟練の時計技師によって手作業で施されるこの装飾はギョーシェ彫りやブレゲ針、ブレゲ数字等と合わさることで気品溢れる華やかなデザインとなりました。

いかがでしたでしょうか。

世界5大腕時計ブランドのひとつ、ブレゲの魅力の一端をご紹介しました。

ぜひ腕時計コレクションの1本に加えてみてください。

▼本日ご紹介した商品はこちら
BREGUET ブレゲ クラシック 7147BR/12/9WU

BREGUET ブレゲ クラシック 38mm 5178BR/29/9V6 D000 グランフーエナメル

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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