GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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春の柔らかな陽射しが心地よい季節となりました。
GMTのYouTubeチャンネルでは、「時計好きこそハマるカルティエの魅力」と題しまして、ジュエリーと腕時計、その両軸で卓越した存在感を放つブランド、カルティエについてご紹介しております。
こちらのブログでも、世界初の腕時計とされる「サントス」から、「タンク」「バロンブルー」、そしてコレクター垂涎の「CPCP」や「カルティエ プリヴェ」まで。
時代と共に進化しながらも、本質は変わらない、そんなカルティエウォッチの魅力を、改めて紐解いていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
世界初の腕時計とされる「サントス」
時計好きの方なら耳にしたことがあるかもしれません。
世界で初めて商業用の腕時計をつくったのは、実はカルティエだったということを、筆者はこの仕事に就いて初めて知りました。
CARTIER カルティエ サントス デュモン LM ル ブレジル WGSA0034
1904年、ブラジル人飛行士アルベルト・サントス=デュモンの要請により、操縦中でも時間を確認できるよう設計された時計が誕生しました。
それが、サントスです。
1911年に一般販売が始まると、瞬く間に人気を集め、今なおブランドを象徴するコレクションとして愛されています。
角に丸みをもたせたスクエアケース、ベゼルのビス留め、そしてラグとケースの一体化。
100年以上経った現在も、その基本デザインはほとんど変わっていません。
中でも「サントス デュモン」は、オリジナルの美意識を色濃く受け継ぐモデル。
リューズガードのないクラシカルな2針構成、細身のローマインデックス、外周に配されたレイルウェイ目盛。
シンプルながら、時計史における重みを感じさせる佇まいです。
特に注目したいのは、2020年に100本限定でリリースされた「サントス デュモン LM ル ブレジル」。
プラチナ製ケースの裏蓋には、デュモンが設計した気球「ル ブレジル」の図面がエングレービングされており、機能美とストーリー性が共存した逸品となっております。
「タンク」が描く直線と静けさ
次に取り上げるのは、カルティエのもう一つの代表格、タンク。
第一次世界大戦下、戦車のフォルムから着想を得て1917年にデザインされ、1919年に発表されました。
CARTIER カルティエ タンク マスト ウォッチ XL WSTA0040
ラグとケースを一体化させたシンプルな直線的シルエットは、アール・デコの影響を色濃く反映しています。
中でも「タンク マスト ウォッチ XL」はその名の通り、シリーズ最大サイズの一本。
機械式自動巻きムーブメントを搭載し、文字盤にはギョーシェ彫りの波紋装飾、6時位置にはデイト表示、ミニマリズムと機能美が両立した1本です。
丸い風船「バロンブルー」
2007年に発表された「バロンブルー」は、その名の通り、“青い風船”のような丸みのあるフォルムが魅力。
CARTIER カルティエ バロンブルー ドゥ カルティエ XL 44mm クロノグラフ W6920063
リューズをケース内に沈めたような独特な設計は、カルティエらしい遊び心と品格を併せ持ちます。
曲線美を極めたデザインながら、決して奇抜にならず、ジュエラーの美意識が全体に漂います。
ムーブメントに見るカルティエの本気「カリブル ドゥ カルティエ」
カルティエは、見た目の美しさだけでなく、中身の精度にも妥協しません。
その象徴が、2010年から2020年まで製造されたメンズ専用コレクション「カリブル ドゥ カルティエ」。
CARTIER カルティエ カリブル ドゥ カルティエ W7100041
フランス語でキャリバーを意味する「カリブル」は、自社製ムーブメント「1904-PS MC」を搭載。
1904は、サントスの誕生年を意味し、MCは「マニュファクチュール カルティエ」の頭文字を取っています。
シースルーバック越しに見える自社ムーブメント、立体的なケース設計、力強いフェイスデザイン、カルティエのメンズウォッチとしての本気が伝わる一本です。
CPCPとカルティエ プリヴェ、再評価の波
1998年から2008年に展開された「CPCP(コレクション・プリヴェ・カルティエ・パリ)」は、カルティエの歴史的デザインをモダンに再構築したコレクションです。
CARTIER カルティエ ロトンド ドゥ カルティエ デイ&ナイト W1550151 CPCP
ジャガー・ルクルト製ムーブメントや、文字盤に刻まれた“CARTIER PARIS”のロゴなど、ディテールへのこだわりも見逃せません。
中でも注目すべきは、CPCP後継として2017年から始まった「カルティエ プリヴェ」。
CARTIER カルティエ タンク サントレ WGTA0025 カルティエ プリヴェ
過去の名作を復刻・再解釈するコレクションで、2018年には1921年オリジナルの「タンク サントレ」が復活。
こちらはゆるやかに湾曲したケースと、6と12の大きなアラビア数字が特徴です。
搭載されているのは、ジャガー・ルクルトをベースにした手巻きムーブメント。
ロトンド ドゥ カルティエやミステリアス アワーズといった複雑機構を搭載するモデルも多く、「カルティエはデザインだけじゃない」という評価を決定づけるシリーズといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
カルティエは単なるジュエリーブランドではありません。
世界で初めて腕時計を商業化したという事実、他に類を見ない洗練されたデザイン、自社製ムーブメントへのこだわり——それらすべてが融合することで、唯一無二の存在感を放っています。
ぜひこの機会に、腕元にカルティエをまとってみてはいかがでしょうか。
▼本日ご紹介した商品はこちら
CARTIER カルティエ サントス デュモン LM ル ブレジル WGSA0034【世界限定100本】
CARTIER カルティエ タンク マスト ウォッチ XL WSTA0040
CARTIER カルティエ バロンブルー ドゥ カルティエ XL 44mm クロノグラフ W6920063
CARTIER カルティエ カリブル ドゥ カルティエ W7100041
CARTIER カルティエ ロトンド ドゥ カルティエ デイ&ナイト W1550151 CPCP【世界限定100本】
CARTIER カルティエ タンク サントレ WGTA0025 カルティエ プリヴェ
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