洗練されたエレガントなケースに特別精度のムーブメントを搭載した数量限定モデル

2024年01月09日

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本日は、グランドセイコーの限定モデルをご紹介いたします。

Grand Seiko グランドセイコー キャリバー9S 20周年記念限定モデル SBGH266【限定150本】

グランドセイコーは1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、弛まぬ進歩を重ねてきたブランドです。
2010年から本格的なグローバル展開を開始し、最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ています。
最近では、野球界で世界から注目を集めている選手も愛用しているブランドとして話題になっています。

そんなグランドセイコーが、1998年に専用のメカニカルムーブメントとして開発したキャリバー9Sの誕生20周年を記念して、数量限定で販売したモデルが、今回ご紹介の「Ref.SBGH266」です。

本モデルは、ウォッチデザイナー初の「現代の名工」や「黄綬褒章」を受章している小杉修弘氏によるエレガントかつ精巧なデザインが特徴的です。

ケースには「18Kイエローゴールド」を使用し、品格ある輝きを放っています。

文字盤には80本の曲線が紡ぎ出す放射螺旋模様デザインが施されています。

ブランドロゴの「GS」とグランドセイコー初の10振動ハイビートモデルを開発した、第二精工舎を象徴する「S」マークを幾何学模様のように刻まれています。

シースルーになった裏蓋からは、特別精度のムーブメント「Cal.9S85」を見ることができます。

通常の「Cal.9S85」をより高精度化させ、グランドセイコースペシャル規格検定に合格した特別精度のムーブメントであり、その証として、ダイヤル6時位置には「SPECIAL」という表記が付いています。

また、ローターには18Kイエローゴールド製の獅子の紋章があしらわれています。

百獣の王と称される獅子をブランドのシンボルとしていますので、グランドセイコーファンにはたまらないポイントではないでしょうか。

バックルはケースと同様に18Kイエローゴールド製となっており、上品で華やかな輝きがあります。

クロコダイルのベルトとの相性もよく、エレガントで洗練された印象です。

39.5mmのケースサイズは、平均的な日本人男性の手首とバランスの良いサイズ感で、主張しすぎず大人の男性にもぴったりです。

カジュアルな場面のみならず、ビジネスやフォーマルなシーンでも活躍してくれるのではないでしょうか。

ゴールドの上品な輝きと、クロコダイルのレザーベルトが上質で洗練された時間を刻んでくれます。

▼本日ご紹介した商品はこちら

Grand Seiko グランドセイコー キャリバー9S 20周年記念限定モデル SBGH266【限定150本】

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初めての機械式時計を選ぶならコレ!

2024年01月08日

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本日は成人の日です。
めでたく新成人となる方々におすすめの「100万円以下で購入できる初めての機械式時計」の中からおすすめの一本をご紹介いたします。

TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ CBK2110.BA0715

手に取りやすい価格ながらも機能性、デザイン性に富んだラインナップで幅広い世代から支持を集めるタグ・ホイヤー。
中でもファーストウォッチにおすすめしたいのが「カレラ」シリーズです。

「カレラ」はスペイン語で「レース」や「競争」を意味しており、1964年のロードレースから着想を得て誕生したモデルです。
1999年にLVMHグループの傘下に加わった際にデザインを一新し、2004年のカレラ誕生40周年を記念するモデルにハリウッドスターのブラッド・ピットを広告塔として起用したことで一躍名が知れ渡りました。

現在は搭載されるキャリバーごとにシリーズが分かれており、カラーや価格帯も幅広く展開されているため自分にぴったりな一本を探し出すことができる点もカレラが人気である理由の1つです。
今回はオーソドックスなスタイルを貫くキャリバー16搭載のシリーズから、クロノグラフ搭載モデルをご紹介いたします。

キャリバー16シリーズの見た目として最も特徴的なのは、スポーティさとエレガントさを融合したデザインではないでしょうか。

クロノグラフ搭載のスポーツウォッチはどことなく武骨さを感じるデザインが多く存在しますが、このモデルはダイヤル外周にタキメーターを配置しベゼルを薄くすることで、優美で洗練された印象に仕上げられています。

ベゼルを薄くすることでダイヤルの面積が増し、視認性も高められています。

創立者の曾孫であり、過去には名誉会長であったジャック・ホイヤー氏は、1958年から自身もラリーに参加しており、同年のレースでダッシュボードの時計が見づらいことにより順位を落とした経験がありました。
その経験を基に、視認性を重視したすっきりとした文字盤が完成したのです。

この事実を知った上で文字盤を見ると、その配置の無駄のなさと一目で必要な情報を読み取れる完璧なデザインに感嘆します。

リューズやクロノグラフのプッシュボタンにも無駄な装飾がなく、ビジネススタイルにも合う万能な一本です。

シリーズ名である自社製のキャリバー16は汎用ムーブメントである「ETA7750」をベースに製作したもので、メンテナンスのしやすいムーブメントのため安心して長くご使用いただけます。

背面はシースルーになっており、機械式時計らしさを感じられる点もおすすめのポイントです。

価格も10万円台から展開されているため、新成人や新社会人のファースト時計にもぴったりです。

定番のブラックカラーはシーンを選ばず長くお使いいただけます。

▼本日ご紹介した商品はこちら

TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ CBK2110.BA0715

■ 100万円以下で選べる、初めての機械式時計特集はこちら

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選ばれるのも納得の仕上がり。【OMEGA シーマスターアクアテラ】

2024年01月07日

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近年、スマートフォンやスマートウォッチなどのデジタル機器の台頭により、時を知る道具としての腕時計の必要性が薄れており、腕時計をしないという方も増えています。

数万円の腕時計であっても高品質のものが手に入る現代において、数十万円の高級腕時計ともなると尚更どのように選んでいいのか迷ってしまうものです。

そこで今回は、100万円以下の腕時計から初めての機械式高級腕時計としてこちらの商品をおすすめしたいと思います。

OMEGA オメガ シーマスター アクアテラ コーアクシャル マスタークロノメーター 220.10.41.21.03.002

世界的なスポーツの祭典などで計測を担当していることもあり、中には時計ブランドと知らずOMEGAの名前だけは知っているという方もいる程、多くの人々に名が知れ渡っているブランドです。

高級腕時計の代表格として有名なROLEXに引けを取らない人気と知名度を誇るOMEGAですが、初めての機械式腕時計としておすすめできる理由も多くございます。

OMEGAの中でも高い防水性能を誇る「シーマスター」シリーズは、ファーストウォッチとして人気の高いコレクションです。

いわゆる「ダイバーズウォッチ」と呼ばれる、堅牢でスポーティな印象のモデルが多くラインナップされていますが、こちらの「シーマスター アクアテラ」は、そんなダイバーズウォッチ並みの高い防水性を有したまま、街中においても使いやすくシンプルなデザインを採用したモデルです。

ステンレススチール製のケースとブレスレットを採用しているため、非常に錆びにくく、150m防水により軽い水濡れ程度では壊れない堅牢性は、高級な腕時計を着用する際に、大きな安心感をもたらします。

何より特筆すべき点は、15,000ガウスというおおよそ日常生活では体験しえない程の高磁場にも耐性を持つ、マスタークロノメーター取得のムーブメントであることです。
機械式腕時計において高い精度を有する証明でもあるクロノメーター認定を取得したうえで、更に15,000ガウスの磁場に晒した状態でいくつもの過酷な試験を課すことで、時計に本来求められる「いつでもどこでも簡単に正確な時を知る」という性能を非常に高いレベルで実現しています。

機械式腕時計を使い続ける上で、定期的なオーバーホールは欠かせないメンテナンスです。
一般的な機械式腕時計であれば概ね3~5年に1回はオーバーホールをすることが望ましく、高級腕時計ともなればその費用も決して無視できないものとなります。

ですが、OMEGAで採用されている「コーアクシャル」という機構により、OMEGAのメーカー推奨は5~8年に1回と実に半分ほどの頻度で済んでしまいます。
維持費が抑えられる部分も初めての機械式としておすすめの理由です。

せっかくの高級腕時計を所有するのであれば、できるだけ多くの場面で使用できることが望ましい、という方も多いかと思います。
クルーザーのデッキを模したダイヤルは、美しいポリッシュが施された楔形のインデックスや針と相まって非常に高級感溢れる輝きです。

それでいて、落ち着いた色味のブルーの文字盤ということもあり、ビジネスでは嫌味なく、プライベートシーンではファッションのさりげないアクセントとして程よい主張をしてくれます。
秒針と文字盤外周の「15,30,45,60」の数字にのみダイヤルとは違った色味の鮮やかなブルーを採用することで、ちょっとした遊び心が加えられていることも嬉しいポイントです。

高級腕時計としてここぞという時の1本、というのも素敵ですが、やはり初めての1本は多くの時間を共にすることで所有する喜びも一段と高まると思います。
シーマスターアクアテラであれば、ビジネスシーンからプールサイドまで幅広いシーンを共に過ごすことができます。
これ1本あれば万能、という安心感をぜひ腕元に迎え入れてはいかがでしょうか。

また、成人祝いなどにもおすすめの腕時計です。
明日(1月8日)まで、最大10万円OFFのニューイヤーチケットがご利用いただけますので、ぜひWEBサイトでご覧ください。

▼本日ご紹介した商品はこちら

OMEGA オメガ シーマスター アクアテラ コーアクシャル マスタークロノメーター 220.10.41.21.03.002

■ 100万円以下で選べる、初めての機械式時計特集はこちら

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現在GMTのWEBサイトでは、ゴールドウォッチ特集 と題しまして、華やかなゴールドを用いた時計をご紹介しております。ぜひご覧ください。

こちらの記事では、その中から、人気が集まるロレックスデイトナ「116528NG ブラックMOP」をご紹介させていただきます。

ROLEX ロレックス デイトナ 116528NG ブラックMOP

一目でゴージャスさが伝わる華やかな腕時計。
ケースはもちろんブレスレットまでイエローゴールド無垢で作られたデイトナです。

それに加えて文字盤をブラックシェル、インデックスにダイヤモンドまで使われるフル装備。
腕の角度を少し変えるだけでまばゆく光を反射し、美しい光景につい引き込まれてしまいます。

大変美しいシェルの文字盤ですが、なんと昨年のデイトナモデルチェンジの際に引き継がれておりません。
つまりシェル文字盤のデイトナを手に入れるには旧モデルから探すしかないのです。

現行にはない、となるとやはり注目度が上がります。
そしてシェル文字盤は個体ごとに表情が異なる1点もの。出会いを大切にしたいモデル、という事で間違いないでしょう。

さらに注目すべきはインダイヤル。金がまだら模様のように入り混じる独特な仕様は「ゴールドクリスタル」と呼ばれるロレックス独自の素材。
金を鋳造(ちゅうぞう)した際にできる結晶を加工して作られます。

この「ゴールドクリスタル」、同じ116528NGのシェル文字盤でもホワイトの方では採用されず、その意味でも大変貴重な存在となっています。
当店でもめったに入荷のない大変希少な腕時計です。

いかがでしたでしょうか?
華やかな金無垢モデル。

1本コレクションにあると、コーディネートに広がりができる存在感のある腕時計です。
ぜひこの機会にご検討いただければ幸いです。

▼本日ご紹介した商品はこちら

ROLEX ロレックス デイトナ 116528NG ブラックMOP

■ ロレックス デイトナはこちら

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【コミュレビ大賞キャンペーン】1月31日(水)までに、コミュレビに最も素敵な投稿をしてくださった方へ、バカラのペアグラスをプレゼント!

2024年01月05日

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年が明け、新たな1年が始まりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
腕時計専門店GMTでは、現在「コミュレビ大賞キャンペーン」を開催中です!

腕時計専門店GMT内の、時計専門レビュー機能である「コミュレビ」。

1月31日 (水) までに、コミュレビに最も素敵なレビュー投稿をしてくださった方へ、コミュレビ大賞をお贈りします!
大賞を受賞した方には、世界中で愛されるバカラのグラスをペアでプレゼント。


大賞だけでなく、優秀賞の方2名にも、グラスを1客ずつプレゼントいたします。

GMTでご購入いただいた腕時計のおしゃれなコーディネート画像と、実際の使い心地などの詳しいコメントで、受賞の可能性がアップ。

受賞は2月15日以降にブログで発表させていただきます。
ぜひ奮ってご応募ください。

詳細は、こちら よりご確認いただけます。
憧れの腕時計を、この機会に手に入れませんか?

また、1月8日 (月) まで、最大10万円OFFのハッピーニューイヤーチケットがご利用いただけます。

全ブランドの腕時計が対象です。
腕時計の購入は今がお得!ぜひ公式WEBサイトより、ご取得ください。

■ コミュレビ大賞キャンペーンの詳細はこちら

■ ハッピーニューイヤーチケットの取得はこちら

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ドレスウォッチの最高峰として名高い パテックフィリップ「カラトラバ」

2024年01月04日

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本日は「ゴールドウォッチ特集」より、カラトラバをご紹介いたします。

腕時計の歴史を語る上で外せないブランド、PATEK PHILIPPE (パテックフィリップ) 。
誰もが憧れる時計ブランドとして高い知名度を誇り、ノーチラスやアクアノートなど様々なモデル展開がされています。

その中でもカラトラバはドレスウォッチの最高峰として愛される名作です。

■カラトラバとは

カラトラバとは、1932年に誕生したパテックフィリップのドレスウォッチラインです。

剣と百合の花を組み合わせたカラトラバ騎士団のシンボルマーク「カラトラバ十字」をモチーフとしており、騎士団にちなんで命名された「カラトラバ」という名称は1980年代以降に広まりました。

元々は「96(クンロク)」と呼ばれ、この名称は初代カラトラバ「Ref.96」から来ています。

ちなみにパテックフィリップでリファレンスが付けられるようになったのは「Ref.96」からで、パテックフィリップで96番目のモデルであったためと言われています。

話は少しずれましたが、初代カラトラバ「Ref.96」の誕生背景にはパテックフィリップの経営難があります。

1930年代に起こった世界恐慌はパテックフィリップにも大きな影響を与え、経営が困難になるほどでした。
そんな時、文字盤の製造メーカーを営むスターン兄弟がパテックフィリップの経営を引き継いだのです。

当時、懐中時計の制作が中心だったパテックフィリップでしたが、彼らは市場が成長傾向にあった腕時計の制作に着目。
懐中時計を制作し続けていた職人のノウハウを生かし、パテックフィリップ初めての腕時計「Ref.96」を作りました。

僅か30.5㎜のケースはドレスウォッチの名にふさわしく、上品なケースとシームレスなラグ、最初から完成系といわれるほどの美しさであると評価されています。
また、この美しきデザインは現在も変わらず時計愛好家に高い評価を受けています。

パテック・フィリップ カラトラバ 6119R-001

今回ご紹介する時計は、2019年に生産終了となった「Ref.5119」の後継機として、2021年に誕生しました。

「Ref.5119」は独立的なラグでしたが、この Ref.6119R は「Ref.96」を感じさせる流れる一体型のラグデザインへと変更になりました。

その他、文字盤のデザイン変更などもありますが、ケースやベゼルデザインは1934年に誕生した「Ref.96」の流れを汲む「Ref.3796D」に近いとも言えます。

このようにモデルの歴史を知ればより面白く、愛着がわくカラトラバですが、歴史を知らずともその美しさは人々を魅了します。

「Ref.5119」や「Ref.6119」に採用されるベゼルは印象的です。

「クルードパリ(「パリの鋲びょう」を表す言葉)」と呼ばれるピラミッド状の格子模様のベゼルは、職人の手作業で彫られ、比類なき美しさを放ちます。
2重に巻かれたクルードパリが、クラシカルでドレッシーな印象を強めます。

グレイン仕上げのシルバー文字盤の上には、ゴールド植字インデックスをセッティング。
ドルフィン型の時・分針は立体型で、これもまた視認性に長けており、上品です。

こちらの腕時計はシースルーバッグとなっており、裏側からは薄型手巻きムーブメント「Cal.30-255」を眺めることができます。

このムーブメントはゼンマイ駆動時間を大幅に長くするという「ツインバレル機構」を搭載しており、ハイトルク&約65時間のロングパワーリザーブを実現しました。

その他にもコンパクトな脱進機構や輪列など現代的な設計とスペックを備えた美しいムーブメントです。

ケースサイズは39mmと少し大き目ですが、ドレスウォッチらしい上品さは健在です。
また、気品あふれるローズゴールドのケースは派手になりすぎず、腕回りにしっかりと馴染むエレガントな腕時計です。
ぜひこの機会にご検討ください。

▼本日ご紹介した商品はこちら

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 6119R-001 ローズゴールド

■ カラトラバはこちら

■ ゴールドウォッチ特集はこちら

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パテックフィリップの超レアピース【ワールドタイム クロワゾネ 5131R-001】

2024年01月03日

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今回は、パテックフィリップのレアピースをご紹介いたします。

PATEK PHILIPPE パテックフィリップ ワールドタイム クロワゾネ 5131R-001

「ワールドタイム クロワゾネ 5131」は、第二世代のワールドタイムとして2006~2016年まで製造された「5130」の文字盤違いのモデルです。

単なる文字盤違いと言ってしまえば簡単ですが、特殊なエナメル技法である「クロワゾネ」は、その製造難度がたいへん高いことで知られています。

金線で作った絵柄の輪郭内に色とりどりのエナメルを流し入れ、それを焼き上げることで鮮やかな色味を作っているのですが、
一色毎に火入れを行うため製造途中で割れやすくなります。

針を取り付ける穴を空ける際にも割れてしまうリスクが伴いますので、その希少性は通常のエナメル文字盤の比ではありません。

この「5131R」も通常通りカタログに載っていたモデルでありながら、正規店での購入にはエントリーが必要だったようです。

複数の腕時計を正規店で購入して初めて注文が許される特別なモデルであり、その購入難度はノーチラスやアクアノートを遥かに上回るとされています。

後継モデルである「5231」ではエナメルの上に直接「PATEK PHILIPPE」のロゴが転写されていますが、こちらの「5131」ではベゼル部分にブランドロゴが刻印されています。

他のモデルではまず見られないディテールであり、特別なモデルであるということを強く感じられる部分であることに加え、文字盤の美しいクロワゾネに干渉しないという点でも、たいへん好ましく思います。

「ワールドタイム クロワゾネ 5131」は、「ワールドタイム 5130」の2年後となる2008年から製造されておりますが、その際ラインナップされたのはイエローゴールドの「5131J」のみでした。

ホワイトゴールドの「5131G」は翌年2009年に追加されましたが、今回ご紹介の「5131R」が誕生したのは2015年と、他の「5131」シリーズと比べて非常に遅いラインナップとなっております。

2019年には後継モデル「5231」が発表されましたので、「5131R」の製造数は他の「5131」よりもかなり少ないと思われます。

元より「ワールドタイム クロワゾネ 5131」はたいへん希少な腕時計であり、当店でも久々の入荷です。

そのうえ製造期間の短い「5131R」という部分もたいへんお勧めできるポイントです。

もちろんパテックフィリップにてオーバーホール済みですので、安心してすぐにお使いいただけます。

時計愛好家の皆様には、ぜひともご検討いただきたい1本です。

▼本日ご紹介した時計はこちら

PATEK PHILIPPE パテックフィリップ ワールドタイム クロワゾネ 5131R-001

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世界50本限定!ランゲマティック パーぺチュアルが入荷しました。

2024年01月02日

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年明け早々特別なモデルが入荷して参りました。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲマティック パーぺチュアル 310.037【世界限定50本】

2001年ランゲ独自のアウトサイズデイトを永久カレンダーに統合した初めての機械式腕時計を発表、2021年このモデルの誕生20周年を祝うモデルが誕生しました。

発売されたのはこのピンクゴールドケースモデルとホワイトゴールドケースモデルがそれぞれ限定50本のみ。

ブルーダイヤルの外周にフルーティング模様を施し、ローマインデックスや針、ムーンディスクにピンクゴールドを使用。
よりこのモデルの美しさが際立っています。

アウトサイズデイト、 パーペチュアルカレンダー、 ムーンフェイズ、 デイ・ナイト表示、 ゼロリセット、とランゲ&ゾーネの技術がふんだんに盛り込まれています。
アウトサイズデイトは12時位置に、3時位置にパーペチュアルカレンダーの月と閏年、9時位置に曜日とデイ・ナイト表示を、更に6時位置にムーンフェイズとスモールセコンドを配置。
これだけの機能がありながら、それぞれの配置は読み取りやすいようになっています。

特許取得のゼロリセット機能は、時間調整の際にリューズの引出と共に秒針が12時位置に戻るため、時刻合わせの際に楽に時間を調整できるという利便性があります。

また、自動巻きながら、ムーブメントの厚みを5.7mm、ケースサイズは38.5mm、ケース厚が10.2mmとコンパクトさを実現。
シースルーバックから見ることの出来る「Cal.L922.1」のパワーリザーブも46時間と比較的ロングパワーリザーブで日常使いにも対応しています。

ブリッジのエングレービングやスワンネック緩急針、チラネジ付きテンプといったランゲらしい装飾は、相変わらずの美しさです。
このモデルの部品数は478にもなり、他のランゲ&ゾーネのモデルと同様、一旦組み立てたムーブメントを分解し再度組み立て直す二度組されたムーブメントです。

ランゲ&ゾーネの特徴の一つにムーンフェイズが上げられ、月の周期を99.998パーセントという高精度で再現しています。
そのため、実際の月齢との誤差が1日分に達するまでに何と122.6年もかかるという、驚異的な技術力を施しているのです。

付属品のボックスがワインダーになっている点は、特別かつ利便性もあり、嬉しい仕様です。

2024年は、パーペチュアルカレンダーをお持ちの方には待望のうるう年です。
この特別なモデルと共に過ごしてみては如何でしょうか。

▼本日ご紹介した時計はこちら

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲマティック パーぺチュアル 310.037【世界限定50本】

最後までお読みいただきありがとうございました。
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GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
あけましておめでとうございます。

旧年中は、皆様より格別のご配慮をいただき心よりお礼申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、本日は新年にふさわしい豪華な1本をご紹介させていただきます。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク コンセプト スーパーソヌリ 26594PT.OO.D002CA.01【世界5本限定】

1972年の誕生以来、ラグジュアリースポーツウォッチの頂の一つであり続ける「ロイヤルオーク」。

こちらは ロイヤル オーク コンセプト・スーパーソヌリ です。
※「ロイヤルオーク コンセプト」とはブランドの革新性を象徴するモデルとして、現代的な最新技術と精度を備えて2002年に登場したコレクションになります。

2016年に発表された「ロイヤルオーク コンセプト スーパーソヌリ」は、クロノグラフ機能に加え、「スーパーソヌリ」と「トゥールビヨン」を搭載しています。

「26594PT.OO.D002CA.01」は、チタンケースのレギュラーモデルとは異なり、プラチナケースを採用した世界で5本のみ製造された特別なモデルで、チタンケースではイエローの針がブルー針となった特別仕様です。

オーデマピゲの「スーパーソヌリ」は、定期的に時間を知らせる一般的な「ソヌリ」と違い、音響工学的な作りを採用し、音質、音量ともに高いクオリティーに徹底してこだわった「ミニッツリピーター」を意味しています。

通常のミニッツリピーターのゴングは、地板に固定されていますが、スーパーソヌリでは、音響板のような新しい装置に取り付けられており、振動がダイレクトに届きます。

この構造を特別開発構造のケースに搭載することで、振動を伝える空間のシステムを変え、より豊かな音質と音色をお楽しみいただける腕時計になりました。

オーデマ ピゲの発表では、市場に出回っている一般的なリピーターの約10倍の音量があるといい、実際に聞くと、音量もさることながら、澄み渡り余韻に溢れた音色に感動いたします。

マニュファクチュールブランドらしくすべて時計職人の手作業にて超精密かつ美しく仕上げられており、ケースバックには特別感あふれる刻印がされています。

最先端の精密工学と未来的なデザイン、伝統的な手仕上げの技法が取り入れられた傑出した極上のタイムピース。
ぜひこの機会をお見逃し無く。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク コンセプト スーパーソヌリ 26594PT.OO.D002CA.01【世界5本限定】

▼本日ご紹介した商品はこちら

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク コンセプト スーパーソヌリ 26594PT.OO.D002CA.01【世界5本限定】

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

2023年もご愛顧賜りましてありがとうございました。

2023年12月31日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。

12月27日から本日まで、GMTではデイリーフェアを開催中です!

今回は、5日間のテーマごとにおすすめの商品をご紹介します。


【目次】

  1. 今話題沸騰中のブランド「グランドセイコー」

  2. 店長厳選!機能美が光るクロノグラフウォッチ

  3. 今こそほしい、ダイバーズウォッチ

  4. 40代スタッフが選ぶ、本当にオススメしたい時計

  5. 服装を選ばない、グレーダイヤル


目次

1.  今話題沸騰中のブランド「グランドセイコー」

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGA415 ジャパンシーズンズ スペシャルエディション 大雪

こちらの商品は「グランドセイコー ジャパンシーズンズ スペシャルエディション」というコレクションの一つで、「春夏秋冬」をテーマにアメリカ限定で販売されたモデルです。

デザインからも想像される通り冬をテーマにしており、「大雪」という名前が付けられています。

たくさん積もった雪が日光に照らされ表面がきらきらと光る景色を表現しており、非常に情緒あふれる腕時計です。

スプリングドライブシステム搭載の「Cal.9R65」は、グランドセイコーの神髄とも言える機構を搭載したキャリバーで、機械式でありながらクォーツ並の高い精度を誇ります。

パワーリザーブも約72時間と、たいへん実用性の高い1本です。

2. 店長厳選!機能美が光るクロノグラフウォッチ

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ アニュアルカレンダー クロノグラフ 5960/1A-001

アニュアルカレンダー クロノグラフ「5960」は、色違いやベルト違い等様々なタイプのモデルで展開されていますが、こちらのモデルは2014年~2017年までのわずか3年間のみ生産されたレアモデルです。

また、アニュアルカレンダー+クロノグラフのモデルとしては、初のステンレス素材となっており、誕生当初も非常に話題となりました。

ドロップリンクのブレスレットも非常に人気が高く、全てのパーツが丁寧に鏡面で磨かれています。

スポーツモデルらしくモノトーンのダイヤルと赤針というカラーですが、決して派手ではなくパテック・フィリップらしい端正な表情がより一層魅力的な時計です。

ムーブメントは「Cal.CH28-520 IRM QA 24H」を搭載しており、振動数は毎時28,800回、パワーリザーブは約45~55時間となっています。

パテック・フィリップ愛好家の方であれば一度は手にしたいモデルではないでしょうか。

3. 今こそほしい、ダイバーズウォッチ

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ルミノール パワーリザーブ PAM00028 復刻モデル【世界限定1000本】

パネライのダイバーズラインである「ルミノール」は、300M防水をしっかりと備えた人気のコレクションです。

こちらのモデルは1995年頃に発表された、オールブラックモデル「ルミノール パワーリザーブ PAM00028」の復刻版として、2009年に1000本限定で誕生しました。

復刻前のモデルとの違いとしては、6時位置のパワーリザーブ表示のデザインが異なる点、またその針がアロー針からリーフ針となっている点、12時位置のPower Reserve表記が無くなっている点、夜光塗料がトリチウムからルミノバへ変更された点などが挙げられます。

12、6、9のアラビア数字や、ロリポップの秒針、クロ・ド・パリのダイヤルなどは、そのまま引き継がれています。

ケースは、元々の「ブラックPVD」加工ではなく、「DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)加工」が施されており、より傷に強い堅牢なモデルへと進化しています。

セミアンティークな雰囲気やミリタリーチックなデザイン、限定モデルがお好きな方にお勧めの1本です。

4. 40代スタッフが選ぶ、本当にオススメしたい時計

CHOPARD ショパール クラシック クラシック 1278(153614-5001)ローズゴールド

ゴールド無垢の時計は、年齢を重ねるとより渋みのあるカッコよさを引き立ててくれるような気がします。

ケースサイズ40mmに、3針と日付表示、ローマンインデックスとシンプルなダイヤルに加えて、9連の細かなブレスレットがクラシカルな雰囲気の時計です。

ローズゴールドの色合いは肌なじみが良く、イエローゴールド無垢よりも挑戦しやすい色合いだと思います。

自動巻きキャリバーですので、実用性のある機械式時計としてお楽しみいただけます。

5. 服装を選ばない、グレーダイヤル

CHOPARD ショパール アルパイン イーグル ラージ 298600-3002

無彩色であるグレーダイヤルは、ファッションアイテムにも取り入れやすい時計です。

アルパイン イーグルは、ワシの虹彩をイメージしたガルバニック加工のダイヤルがアクセントとなっており、グレーカラーであっても表情のある雰囲気をお楽しみいただけます。

ダイヤルに合わせて、秒針のカウンターウェイトはワシの羽毛を模ったデザインとなっているのもポイントです。

ビジネスシーンでも取り入れやすいスポーツモデルであり、パワーリザーブ約60時間の自動巻き機構ですので、毎日のご使用でも非常におすすめです。


それぞれのテーマでより詳しくご覧になりたい方はこちらからご確認ください。

▼本日ご紹介した時計はこちら

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGA415 ジャパンシーズンズ スペシャルエディション 大雪

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ アニュアルカレンダー クロノグラフ 5960/1A-001

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ルミノール パワーリザーブ PAM00028 復刻モデル【世界限定1000本】

CHOPARD ショパール クラシック クラシック 1278(153614-5001)ローズゴールド

CHOPARD ショパール アルパイン イーグル ラージ 298600-3002

本年もご愛顧賜りましてありがとうございました。
来年も皆様にお楽しみいただけるよう尽力して参ります。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

機能性抜群の「オメガ クロノスコープ」

2023年12月30日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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こちらの記事では、GMTYouTubeチャンネルより昨日公開となりました「【ニューイヤーカウントダウン!】おすすめクロノグラフモデル5選」の動画から、3つの機能を持つオメガのクロノグラフ、「オメガ クロノスコープ マスタークロノメーター 329.30.43.51.02.001」をご紹介いたします。

オメガ クロノスコープ マスタークロノメーター 329.30.43.51.02.001

ブルーとシルバーの爽やかな配色が印象的なこちらの時計ですが、その爽やかな見た目に反し、多くの機能を内包しています。

同心円上に配置されたスケールが計測するのは以下の3つ。

まずは通常のクロノグラフに多く搭載され、一定区間を何秒で移動したかを計測することによっておおよその速度を割り出す「タキメーター」。

また、「パルスメーター」は脈拍を計測する機能。
基準の脈拍数(30拍)に達した時間を計測することで、1分間あたりの心拍数がわかります。

そして、光と音の到達速度の差を利用して、対象までの距離を算出する「テレメーター」。
元々は戦時中に敵の大砲までの距離を算出する目的で開発された機能とされていますが、光と音を伴う対象(花火や雷など)がある場合、光(雷光など)と同時にクロノグラフをスタートさせ、音が到達した瞬間にストップさせると対象までのおおよその距離を算出することができます。

また、シルバーの文字盤に映えるインデックスのアラビア数字が、他のスピードマスターとは違った印象を与えてくれます。

計測を支える心臓部は60時間パワーリザーブの手巻きムーブメント「キャリバー9908」。
スイス連邦計量・認定局(METAS)による認定を得ている高い信頼性を誇るムーブメントです。

美しい仕上げが施されたムーブメントはシースルーバックから存分にお楽しみいただけます。

いかがでしたでしょうか。
機械好きにはたまらない、機能満載のこちらのモデルを、ぜひご検討ください。

YouTube動画では他のモデルもご紹介しておりますので、こちらもご覧ください。

▼本日ご紹介した時計はこちら

オメガ クロノスコープ マスタークロノメーター 329.30.43.51.02.001

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黒文字盤が上品なJAEGER LECOULTRE ポラリス クロノグラフ Q9028471

2023年12月29日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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本日のブログでは、只今GMTウェブサイトで開催中の、スタッフ厳選定番モデルの特集より、こちらのモデルをご紹介いたします。


JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト ポラリス クロノグラフ Q9028471

1968年誕生の潜水時間を音で知らせるアラーム機能が付いたジャガールクルト初のダイバーズウォッチ「メモボックス・ポラリス」から派生し、2018年にポラリスコレクションが発表されました。
黒文字盤に2カウンタークロノグラフがあり、洗練されたモノトーンのデザインが非常に人気なモデルです。

文字盤カラーは定番のブラックですが、文字盤中央はサンレイ仕上げ、その外側はグレイン仕上げとなっており絶妙なコントラストを楽しめます。
インナーベゼルは文字盤の立体感を出すほか、ケースサイズに対して小ぶりに見せる効果があり、手首にしっかりと収まる印象があります。

この時計の平らで幅広の三連ブレスレットは建造物的な美しさがあり、一コマ一コマの縦幅は短めなので、見た目以上に高い着用感を実現。
バックルは観音開きとなっていますので、付け外しも簡単に行えます。

付属品にレザーストラップとDバックルもございますので、お好みでぜひ付け替えてお楽しみください。

シースルーバックからは自社製ムーブメントである「Cal.754H」を覗くことができ、パワーリザーブは最大65時間と実用性も抜群です。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活躍すること間違いなしのポラリスクロノグラフをぜひご検討ください。

なお、ご紹介したブラックの他に、色違いのブルーの在庫もあります。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト ポラリス クロノグラフ Q9028180

ブルーもとても人気な商品ですので併せて是非ご検討ください。

▼ご紹介した商品はこちら

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト ポラリス クロノグラフ Q9028471

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト ポラリス クロノグラフ Q9028180

■ 定番モデル特集はこちら

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洗練された大人の腕時計BREGUETブレゲ クラシック 5177BB/2Y/9V6

2023年12月28日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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今回は、現在公開中のドレスウォッチ特集より、洗練されたモデルをご紹介いたします。

BREGUET ブレゲ クラシック 5177BB/2Y/9V6

ブレゲを代表するモデルであるクラシック。シンプルで無駄のないダイヤル、

伝統的なブレゲ数字やブレゲ針、ギョーシェ彫りなど細やかな部分でメーカーのこだわりを感じられるモデルです。

今回ご紹介する『クラシック 5177BB/2Y/9V6』は2019年に誕生して以来、愛好家より高い評価を受けている一本で、その最大の理由は文字盤に用いられている「グラン・フーエナメル」にブルーを取り入れていることが挙げられます。

グラン・フーエナメル文字盤はガラス質のエナメル粉末を文字盤の上に載せ、800度から1000度にもなる高温の窯で何度も繰り返し焼成し作り上げられています。

このような工程を経て作り上げられたガラス質の膜は艶やか且つ美しい光沢を放つようになります。

またこの技法で製造されたエナメルは、元来の弱点でもある劣化や変色にも強くなっている為、お客様の愛機として長くご利用いただけるのではないでしょうか。

続いては細かいディティールのご紹介です。

伝統的なブレゲ針とブレゲ数字が採用されており、視認性を高めるために針にはロジウム仕上げを施されています。

また三時位置には日付表示機能が搭載されていますが、視認性を高めるために日付窓の形が台形となっており、流石ブレゲと感じるような細やかな気遣いがなされています。

搭載されているキャリバーは「Cal.777Q」
3針自動巻のキャリバーでありながら、8.8mmのケース厚となっている為、非常に実用的なモデルです。

シースルーバックからはホワイトゴールドのローターには、ソレイユ・ラディアントを思わせるような美しく施されたギョーシェ彫りを堪能いただけます。

一見すると少し地味に感じる方もいらっしゃるかと思います。
ただ細かなディティールと実用性は星の数ほどある時計の中でも洗練されたモデルです。

至高のドレスウオッチを、ぜひご検討ください。

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BREGUET ブレゲ クラシック 5177BB/2Y/9V6

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チューダーの新定番、ロイヤル コレクション

2023年12月27日

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今回はスタッフ厳選定番モデル特集より、おすすめの一本をご紹介いたします。

TUDOR チューダー ロイヤル 28500-0005 ブルーローマ

2020年にチューダーの新たなラインナップとして加わったロイヤルコレクション。

高級感のあるインデックスとケース一体型ラグがラグジュアリースポーツウォッチを彷彿させるデザインで、数あるチューダーのコレクションの中でも新定番になっています。

基本機能はセンターに時分針、3時位置に日付表示があります。
サンレイ仕上げに施されたブルーの文字盤は特徴的なノッチドベゼルと合わせて自然光の下で美しく輝きます。

シンプルにまとめ上げられたローマ数字インデックスが一層ドレッシーさ演出しています。
また、ダイヤルのデザインも12時位置のロゴのみとなっており、より洗礼された雰囲気を纏っています。

独特なブレスレットは動きに程よい遊びがあり、腕に吸い付くような心地の良い着用感です。
また、ラグからバックルにかけて段々と細くなっていくデザインとなっています。

バックル自体もダブルロック仕様となっており、簡単に着用が可能となっています。

ケースの厚みは約10mmで、袖周りにも収まりやすいサイズ感です。
しかしながら、ケースにはポリッシュとヘアライン加工が施されており、立体感のある印象を受けます。

搭載されているムーブメントはセリタ製のムーブメントを改良して作られたCal.T601を搭載しています。

洗礼された高級感のあるデザインと美しいブルーの文字盤で、ドレッシーでありながらも一緒に外へ出かけたくなる一本です。

高い品質でありながらも比較的手に届きやすい価格帯であるため、今年一年頑張った自分へのご褒美にぴったりではないでしょうか。

この機会に、ぜひご検討ください。

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TUDOR チューダー ロイヤル 28500-0005 ブルーローマ

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歴史とユーモアあふれるドレスウォッチ「ブランパン ヴィルレ」

2023年12月26日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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2023年も残りわずかとなりましたが、皆さまにとってどんな1年でしたでしょうか。
運命の時計と出会えましたでしょうか。

まだ出会えていない、という方に現在公開中のドレスウォッチ特集より、こちらの時計をご紹介いたします。

ブランパン ヴィルレ コンプリートカレンダー 6654-3642-55B レッドゴールド

ぜひ最後までお楽しみください。

ヴィルレは、ブランパンの正統ドレスウォッチですが、由来や特徴はご存知でしょうか。
現存する世界最古の時計ブランド「ブランパン」が1735年に創業をした地、スイスのヴィルレ村に由来します。
ヴィルレ村は、古くから時計産業が盛んだったジュラ地方に位置し、時計好きの方なら耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そんな地名の名を持つヴィルレは、2002年に誕生したコレクションです。
新しいコレクションと感じますが、ヴィルレの歴史はブランパンの歴史と言っても過言ではありません。

多くの時計メーカーを悩ませたクォーツショックの逆境を乗り越え、現在歴史を紡いでいます。

ヴィルレの特徴は、美しいスリムケース、立体的なダブルステップのベゼル、クラシカルで上品なローマンインデックスとリーフ針です。
中身には、ブランパンの卓越した技と伝統が詰まったムーブメントを搭載しています。

ブランパンのヴィルレは、機械式時計が好きで正統なドレスウォッチを探している方におすすめです。
時代や世代を超えて愛されるタイムピースとなるでしょう。

本日ご紹介する6654-3642-55Bは、日付、曜日、月、ムーンフェイズの表示が、絶妙なバランスで配置されています
文字盤から、ブランパンの時計職人の高度な技術力が伺えます。

私は、ムーンフェイズ機構がある時計が好みなのですが、ついつい見てしまうのが「どんな月をしているのか」です。
ムーンフェイズに描かれる月が、単にシルバーカラーで丸い形をしているものもあれば、ゴールドカラーでしっかり月のクレーターが表現されているものもあります。

ヴィルレのムーンフェイズの月は、見るたびに笑みがこぼれてしまう人の顔のようなデザインです。

ドレスウォッチでおしゃれでありながら、ユーモアのあるデザインはたまりません。
日付、曜日、月、ムーンフェイズも操作はラグ裏のプッシュボタンで操作が可能になっています。

大半の時計は、プッシュボタンはケースサイドにあります。
しかし、それをブランパンはラグ裏に隠し表からは見えないようにしている。
ここからもブランパンの高い技術力が分かります。

ダイヤルのローマ数字のインデックスは、全てゴールド製で立体感のある作りです。

また、段差を付けて丸みをもたせたダブルステップベゼルは、ブランパンの特徴で、小さなこだわりですが、より時計に優雅な雰囲気をプラスしています。レッドゴールドを贅沢に使用したラグジュアリーなモデルですが、品が良くブランパンの技術と歴史を感じる1本です

パワーリザーブも約72時間という実用性に優れており申し分ありません。
サイズも40ミリと、非常に使いやすいサイズ感です。

1年頑張った自分へのご褒美や、新たな年を迎えまた1年頑張るために、新しい相棒を見つけてみてはいかがでしょうか。

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ブランパン ヴィルレ コンプリートカレンダー 6654-3642-55B レッドゴールド

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現代腕時計の手本と名高いランゲ1

2023年12月25日

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本日は、ドレスウォッチ特集よりA.ランゲ&ゾーネの傑作腕時計「ランゲ1」をご紹介します。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 38.5mm 191.021 イエローゴールド

世界5大時計ブランドの一角に位置するA.ランゲ&ゾーネの中でも、象徴的な存在になっているランゲ1ですが、モデル自体の歴史は1994年と約30年前に遡ります。
ムーブメント開発に定評のあるA.ランゲ&ゾーネが、自社開発50個目の新ムーブメントを搭載して現行モデルのランゲ1を発表したのが2015年のことになります。

新たに搭載されたムーブメント「Cal.L121.1」の特徴の一つに、日付変更が深夜零時ちょうどに行われる瞬転式になったことが挙げられます。

深夜零時ちょうどに日付表示が切り替わるのはロレックスの「デイトジャスト」機能が有名ですが、A.ランゲ&ゾーネのアウトサイズデイトで実現したという点に大きな意味があります。

同じようなケースサイズの腕時計と比べると約3倍の大きさを誇ると言われているアウトサイズデイトは、A.ランゲ&ゾーネが開発した革新的な機能です。
視認性が大きくアップしたことはもちろん、デザイン面においてもランゲ1の看板であるアウトサイズデイトは、手にすることがあれば深夜零時に日付表示が切り替わるのを楽しみたいと思わせるほどです。

アウトサイズデイト以外にも、オフセンターに配置された時分針とスモールセコンド、更にはパワーリザーブインジケーターと、一見特徴的でありながら細部まで計算されたデザインとなっています。


このデザインの背景には、「1:1.618」の黄金比の存在があります。
ギリシャのパルテノン神殿やパリの凱旋門の設計に際しても、黄金比が用いられていることは有名な話かと思います。
パッと目を惹く独創的なダイヤルですが、黄金比に基づいて緻密に練り上げられたデザインと考えれば、その視認性の良さも納得ではないでしょうか。


ムーブメントに関しては、調速方式が緩急針からフリースプラングへと変更されたことで、より高い精度を獲得しているのもうれしいポイントです。
2023年2月にメーカーでコンプリートサービスを受けており、修理明細も付属品として付いているため安心してご使用いただけます。
パワーリザーブ72時間を誇るツインバレルも頼もしい存在です。


2015年に登場したランゲ1はケース素材にピンクゴールド、イエローゴールド、プラチナの3種類があります。
一般的にイエローゴールドは華やかで華美な印象がありますが、写真で見るよりもイエローゴールドの輝きは落ち着いており、柔らかなアイボリーシルバーカラーのダイヤルも相まって上品に着用していただけるかと思います。

ドレスウォッチを含めてケースサイズが大型化している現代においては、本モデルの38.5㎜は手首に対して程よく主張できる大きさではないでしょうか。

最後に、2015年の販売当初のメーカー販売価格は300万円台後半だったと記憶しています。

物価高や原材料費の高騰などを理由に、年に複数回の価格改定を経てメーカー定価は600万円台に突入してしまいました。
メーカー定価や二次流通市場における販売価格が上昇していくのは今に始まったことではありませんが、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの世界三大時計ブランドの人気モデルや、A.ランゲ&ゾーネのランゲ1においては、価格高騰はより顕著だと思います。

本記事を掲載した2023年12月25日現在では、こちらの商品は「¥4,750,000(税込)」で販売をさせていただいております。
メーカー定価との価格差を考慮すれば、十分魅力的な価格ではないでしょうか。

流通量も決して多くない、現行モデルのランゲ1をぜひご検討いただければと思います。

▼ご紹介した商品はこちら

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 38.5mm 191.021 イエローゴールド

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程よいサイズ感で堪能できる優れた性能「ビッグバン ウニコ 441.NE.2011.RW」

2023年12月24日

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今回は、現在公開中の定番モデル特集よりこちらの時計をご紹介します。

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ 42mm チタニウム 441.NE.2011.RW

「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」をコンセプトに革新を続けるウブロの代表的なコレクション「ビッグバン」より、自社開発ムーブメント「ウニコ(Cal.HUB1280)」を搭載した「ビッグバン・ウニコ」。

「Cal.HUB1242」をもとに再開発された「Cal.HUB1280」は、コラムホイールによるクロノグラフ機構をそのままに、厚さを約1.3㎜薄型化しています。

文字盤から、そしてシースルーバックからそのムーブメントを堪能できるのも、このモデルの大きな魅力ではないでしょうか。

定番サイズの45㎜より一回り小さい42㎜のケースは、手首が細めの方にもフィットしやすいサイズ感です。

チタン製のケースは耐久性にも優れ、軽やかな着け心地を実現。

また、45㎜モデルと同じくフラッシュフィット部分に備えたボタンを押すだけでベルトの取り外しが可能です。

日々のメンテナンスはもちろん、お好みのベルトに交換することができ、実用性とファッション性を兼ね備えたモデルです。

オールホワイトのカラーリングは、さりげなく身に着けることも、また逆にファッションの主役にもなる、万能モデルです。

ぜひ、この機会にご検討ください。

▼ご紹介した商品はこちら

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ 42mm チタニウム 441.NE.2011.RW

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日本限定7本の希少モデル「モリッツグロスマン アトゥム エナメル MG-000812」

2023年12月23日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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今回は、現在公開中の定番モデル特集より、日本限定7本の超レアモデルをご紹介いたします。

MORITZ GROSSMANN モリッツグロスマン アトゥム エナメル MG-000812 ホワイトゴールド【日本限定7本】

【MORITZ GROSSMANN・モリッツ・グロスマン】という時計ブランドをご存知でしょうか。
モリッツ・グロスマンはドイツ時計産業の聖地とも呼ばれるドイツ・グラスヒュッテで、2008年に「クリスティーネ・フッター」という時計師によって創業した比較的新しい時計メーカーです。

ブランド名のモリッツ・グロスマンは、19世紀半ばドイツ・グラスヒュッテの地で時計産業の歴史に名を刻んだ時計師、カール・モリッツ・グロスマンに由来しています。

最近ではドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして日本でも時計愛好家から支持を得るほど存在感が高まっています。

そんなモリッツ・グロスマンからホワイトゴールドと文字盤にエナメルを使用した超レアモデルがこちらです。

モリッツ・グロスマンのスタンダードモデル「アトゥム」をベースとし、日本だけの限定カラー「アイボリーエナメル」を使用した文字盤が最大の特徴です。

シンプルな見た目ですが、文字盤はエナメル、ケース素材にはホワイトゴールド採用した贅沢な腕時計となっています。

文字盤は、世界最高峰のエナメル文字盤メーカードンツェ・カドラン社製の「グランフ―・エナメル」を採用。
真っ白というよりは、ホワイトとクリームの中間にあたる「アイボリーエナメル」で、乳白色といった印象です。

エナメル文字盤は金属がガラスでコーティングされることで、日光などにより変化しにくいという特性がありますが、たいへん高度な技術が必要な上、コストと手間がかかるため、現在ではあまり使われていません。

そんな芸術性の高いエナメル文字盤の質感を生かすように、針とローマ数字のインデックス、ブランドロゴがシンプルにバランスよく配置されています。
傷つきにくく、変色しにくいという特徴を持ち、陶器のようなツヤのある質感はエレガントな存在感を放っています。


シースルーバックからは、自社製Cal.100.1が鑑賞出来ます。
テンプ受けは手彫りのエングレービングで花模様を施し、特別に製作されたブルーのヒゲゼンマイが、超レアモデルとしての特別感を盛り上げてくれています。

ドイツ・グラスヒュッテで少量生産・手作業にこだわっているモリッツ・グロスマンの技術を堪能できる1本です。


ケース径が41㎜とドレスウォッチの中では大きめに感じますが、ケースは薄く腕との一体感があり、それほど大きさを感じません。
シンプルなデザインのモリッツ・グロスマンは、フォーマルなときにこそ本領を発揮してくれそうです。

定番デザインでありながら、スーツの袖口からチラッと見える艶やかなアリゲーターベルトと、美しい光沢感のある文字盤が特別感を与えてくれる時計です。

▼ご紹介した商品はこちら

MORITZ GROSSMANN モリッツグロスマン アトゥム エナメル MG-000812 ホワイトゴールド【日本限定7本】

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車好きにたまらないレーシングウォッチ

2023年12月22日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
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今回は本日公開のYouTube「2023年の2023年のトレンド振り返り」動画より、おすすめの一本をご紹介いたします。
毎週金曜日にGMT公式アカウントより動画を公開しておりますので、気になる方はぜひご視聴ください。

さて、本日私がご紹介します2023年のトレンド商品はこちらです。

BREITLING ブライトリング トップタイム B01 フォード マスタング AB01762A1L1X1 【2023年新作】

3代目ウィリー・ブライトリングが1960年代に自動車をテーマに生み出した「トップタイム」コレクションから、2023年3月に新作が発表されました。これまで限定モデルとして発売され、完売続出であった同モデルがついにレギュラーモデルとして登場しました。

今作は1964年から1969年までアメリカで販売された初代”フォードマスタング”とのコラボレーションモデルです。
60年代の初代モデルは当時のロックスターやハリウッド俳優が乗り、希少価値が高く車好きの中でも人気の高いモデルになります。
ダイヤルのグリーンはフォードマスタングの車体カラーで、クラシックカーらしい上品さ漂う深みのあるカラーが非常に魅力的です。

12時位置には筆記体の‘’BREITLING‘’、その下にはフォードマスタングのエンブレムが印字されています。
筆記体のブランド名がデザインと相まってレトロな雰囲気を醸し出しています。

よく見ると12時位置を挟むように、ダイヤル上半分に深い緑のラインが入っているのがわかります。(商品画像ではうっすらと確認することができます)

角度を変えて見るとわかりやすいため、よろしければ当店YouTubeにて公開しております商品動画をご覧ください。

インダイヤルはこれまでのトップタイムと同様の角の丸いスクエア型となっており、9時位置がスモールセコンド、3時位置が30分、6時位置が12時間積算計となります。
また2時から3時位置のダイヤル外周部分とクロノグラフ針、30分積算計と12時間積算計の針がオレンジとイエローの差し色になっています。
ビビットなカラーリングのため派手に思われるかもしれませんが、深い緑にワンポイントが映え遊び心のある大人の時計に仕上がっています。



前作のトップタイムと外観に大きな変化はないものの、搭載ムーブメントが完全自社開発のCal.ブライトリング01にアップデートされました。
背面はフォードマスタングのマークが印字されたシースルーバックとなっています。

パワーリザーブは70時間となり、より実用性に長けたモデルとなっています。
2023年を締めくくる一本にいかがでしょうか。

この機会にご検討いただけますと幸いです。

▼本日ご紹介した時計はこちら

BREITLING ブライトリング トップタイム B01 フォード マスタング AB01762A1L1X1 【2023年新作】

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本日は世界3大時計ブランドのひとつ、パテックフィリップから至極のクロノグラフをご紹介いたします。

PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5172G-001

クロノグラフというと ROLEX のデイトナや、OMEGA のスピードマスターなどの「ツールウォッチ」としての印象がとても強いですが、歴史を辿るとその起源は、貴族の遊びであるホースレースの計測用として約200年ほど前に考案されたと言われています。

1839年創業の長い歴史を持ち、多くの貴族たちに愛されたパテックフィリップにとっても、クロノグラフはただの計測機ではなく特別なひとときを演出するエレガントな時計として深い意味を持つこととなります。

今ではムーブメントからケース、組み立てまで全てを自社で完結させる『マニュファクチュール』に重きを置くブランドが多いですが、元来の腕時計の作り方としては、ムーブメントや各種パーツ等をそれぞれ分業体制で制作し後に一つに組み上げる『エタブリスール』が一般的でした。
パテックフィリップにおいてもバルジュー社やレマニア社といったクロノグラフの名門と言えるブランドのムーブメントをベースとしてクロノグラフを制作していた時期もあります。

今回ご紹介する5172G-001に搭載されるのは、2009年に6つの特許を取得し誕生した完全自社製ムーブメントCal.CH 29-535 PS。
前モデルである5170から引き続き採用されています。


裏蓋からは、手巻き式故に細やかな部分まで精巧に仕上げられた美しいムーブメントを堪能することができます。
流石は精度だけではなく品質、仕上げ等時計にまつわる全てにおいて最高水準を求めるパテックフィリップ。

最高峰の印として、上記画像にもPPシール(パテックフィリップシール)が刻印されています。


ラグ回りも5170とはうって変わり、1940~1960年代に見られたような段差が付いたものとなり、より一層表情豊かな印象となりました。
ボックス形状の風防も相まってヴィンテージ感漂うデザインとなっています。

しかしながらブレゲ数字にリーフ針だった5170とは対照的に、夜光塗料が塗布された5172のインデックスと針はどこかクラシカルなパイロットウォッチを彷彿とさせ、ラグジュアリーなだけではなく古き良きスポーティーさも兼ね備えています。

丸型に変更されたプッシャーの先端にも美しい装飾が施されています。

決して派手さは無いものの、クラシカルなデザインの中に巧くスポーティーな要素を融合し、ツールとしての印象が強いクロノグラフをエレガントな1本へと昇華した腕時計です。
ぜひこの機会にご検討ください。

▼本日ご紹介した時計はこちら

PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5172G-001

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