【WWG 2026直前】オーヴァーシーズ30周年の節目に振り返る至高の名作群

2026年03月25日

2026年のWWG(Watches & Wonders Geneva)が近づくにつれて、今年はどんな新作が登場するのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そうした期待が高まる中で、あらためて振り返っておきたいのが、昨年大きな話題を集めたヴァシュロン・コンスタンタンの動きです。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

ヴァシュロン・コンスタンタンの2025年を振り返ると、創業270周年にふさわしく、ブランドの魅力を幅広く見せた一年でした。

年明けには「ヒストリーク・222」のステンレススティール版が登場し、往年の名作を今の感覚で楽しめる1本として注目を集めました。
春には「トラディショナル・オープンフェイス」や「ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション」が話題となり、長い歴史を持つメゾンでありながら、いまなお高い技術力で驚かせてくれるブランドだということを改めて印象づけました。
さらに「オーヴァーシーズ・グランドコンプリケーション・オープンフェイス」の登場によって、スポーティなコレクションの中にも、より特別な世界観が広がったのも印象的でした。

こうした一連の流れを受け、2026年はさらなる主役として「オーヴァーシーズ」が脚光を浴びる年になりそうです。
1996年に産声を上げたこのコレクションは、今年でちょうど誕生30周年という大きな節目を迎えました。
加えて、現在の第3世代が登場した2016年から数えても10周年というダブルアニバーサリーにあたります。
実際、このアニバーサリーイヤーを祝うかのように、2月には早くも注目の新作が姿を現しました。

すでに大きな話題となっているのが、グレード5チタンケースに鮮やかなディープレッド文字盤を組み合わせた「オーヴァーシーズ・トゥールビヨン」です。
スポーティなオーヴァーシーズに、チタン特有の精悍さと深い赤の気品が加わったこの一本は、コレクションの新たな可能性を提示しました。

こうした動きを鑑みると、今年のWWGではチタン素材のさらなる拡充や、未だ見ぬ文字盤カラーの追加など、素材と表情の両面でオーヴァーシーズの世界観を広げていく展開が強く期待できます。

270年の伝統を背負いながら、現代の空気を鮮やかに切り取るヴァシュロン・コンスタンタン。
30周年を迎えるオーヴァーシーズが、ジュネーブの地でどのような「次の一手」を見せてくれるのか、その答え合わせの瞬間が今から楽しみでなりません。


◆VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

その中で、今改めて注目したいのがこちらのモデル。

18Kピンクゴールドのケースとブレスレットに、深みのあるグリーン文字盤を組み合わせた、ひと目で特別感が伝わります。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

オーヴァーシーズといえばスポーティで洗練されたコレクションですが、こちらは、そこにゴールドならではの華やかさと重厚感が加わり、よりラグジュアリーな表情に仕上がっています。

文字盤はサンバーストサテンをベースに、見る角度によって表情が変わるつくりになっており、グリーンの色味も派手すぎず、上品にまとまっているのが魅力です。
さらに4時と5時位置の間には日付表示を備え、クロノグラフでありながら日常使いのしやすさにもきちんと配慮されています。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

中身の面でも、このモデルはとても完成度の高い1本です。
ムーブメントには自社製キャリバー5200を搭載し、コラムホイール式クロノグラフならではの本格感を楽しめます。

約52時間のパワーリザーブを備え、シースルーバックからは22Kゴールド製ローターも眺めることができ、スポーツウォッチでありながら機械を眺める楽しさもしっかり味わえます。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

ピンクゴールドブレスレットに加えてレザーとラバーのストラップも付属するため、装いに合わせて雰囲気を変えられるのも大きな魅力です。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

とりわけこのモデルは、かっちりしたビジネススーツに合わせるというより、休日のジャケットスタイルやニットの装いに合わせてこそ、その良さがより自然に引き立ちます。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

ネイビーやブラウン、ベージュ、オリーブといった落ち着いた色合いの装いに添えると、ピンクゴールドの華やかさとグリーン文字盤の深みが品よく映え、全体に余裕のある大人の雰囲気をつくってくれます。

秋冬であればハイゲージニットやタートルネック、春夏であれば軽やかなジャケットやリネン混のシャツとも相性が良く、食事や旅行、週末のお出かけなど、少し特別感を持たせたい場面にもよく似合います。

圧倒的な華やかさはありながらも、必要以上に主張しすぎない。その絶妙なバランスこそが、このモデルの大きな魅力です。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

いかがでしたでしょうか。

30周年という大きな節目に、改めてこのピンクゴールドとグリーンの完成度の高さには感じ入るものがあります。
しかし、270年の伝統を誇るメゾンの底力は、きっとこれだけでは終わりません。

目前に迫ったWWG 2026で、どのような「次の一手」が私たちを驚かせてくれるのか。
オーヴァーシーズが刻む新たな歴史の1ページを、今は静かに、そして熱い期待とともに待ちわびたいと思います。


▼本日ご紹介した商品はこちら
◆VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ 5520V/210R-B966 ピンクゴールド

▼おすすめ記事ピックアップ
WWG2026新作予想|ノーチラス誕生50周年。パテック フィリップが示す次なる神話

【OMEGA】春こそダイバーズウォッチ│緑を纏い、軽やかに季節を先取る

WWG 2026初出展で注目が集まる「クレドール」。ジェンタのDNAを継ぐ名作ロコモティブ

2026年03月24日

時計業界最大の祭典「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ(WWG)2026」がいよいよ開催されます。
今年はなんといっても、日本の最高級ドレスウォッチブランド「クレドール(CREDOR)」が初出展を果たすという、歴史的なニュースが世界中を駆け巡っています。

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

セイコーウオッチが誇る至高の美学が、スイスの地でヴェールを脱ぐ。
時計ファンとしてこれほど胸が高鳴る瞬間はありません。
今回は、そんな世界的な注目が集まるクレドールから、ブランドの新たな推進力を象徴する名作をご紹介いたします。


ジェラルド・ジェンタが愛した、もうひとつの「傑作」

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

オーデマ ピゲの「ロイヤルオーク」やパテック フィリップの「ノーチラス」を生み出し、ラグジュアリー・スポーツというジャンルを切り拓いた天才時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏
彼が1970年代に日本を訪れ、クレドールとの深い絆の中から1979年に誕生させたのが「ロコモティブ」です。

2024年に300本限定で復刻された「GCCR999」は瞬く間に完売。
その熱狂を受け、2025年5月に待望のレギュラーモデルとして復活したのが、この「GCCR997」です。
WWG初出展というクレドールの輝かしい節目に、改めてこのタイムピースの深層に迫ります。

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

「六角形」が織りなす、鉄道の信号灯を模したグリーンのきらめき

このモデルの主役は、吸い込まれるような深みを持つグリーンの文字盤です。
この色は、鉄道システムの「進行信号(緑の信号灯)」からインスパイアされており、クレドールが未来へ向かって力強く前進(Move Forward)する姿を象徴しています。

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

文字盤表面を埋め尽くす緻密な幾何学模様。
ひとつひとつの六角形には方向が交互に変化するストライプ模様が施されており、光の角度によってまるでハニカム構造が浮き上がるような、幻想的な輝きを放ちます。
ベゼル、ネジ、リューズ、そしてブレスレットのコマに至るまで「六角形(ヘキサゴン)」で統一されたジェンタの執念とも言える造形美は、どの角度から見ても完璧なバランスを保っています。

驚異の「約79g」。ブライトチタンがもたらす極上の装着感

ケースとブレスレットには、セイコー独自の「ブライトチタン」を採用。
通常のステンレススチールよりも約30%軽く、かつ硬度も高いため、スポーツ・エレガンスとしての実用性は抜群です。

38.8mmという日本人の腕に馴染む絶妙なケース径に加え、厚さはわずか8.9mm。
総重量は約79g。
この圧倒的な軽さは、長時間の着用でもその存在を忘れてしまうほど、手首に吸い付くような一体感をもたらします。

マニュファクチュールの信頼を宿す、専用ムーブメント

内部には、クレドール専用の自動巻きキャリバー「Cal.CR01」を搭載。
約45時間のパワーリザーブを備え、日常生活に十分なスペックです。

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

さらに、ねじ込み式リューズによる10気圧防水を備えており、雨や汗を気にせず楽しめる点も「実用の美」を追求するクレドールならでは。
デザインの独創性だけでなく、機械としての完成度も極めて高いタイムピースです。


まとめ

レトロでありながら、どこか未来的な前衛さを感じさせる唯一無二の存在感。
ジュネーブの舞台で世界中の愛好家を驚かせようとしているクレドールの精神を、ぜひこの「ロコモティブ」で体感してみてください。

現在、腕時計専門店GMTでは、この希少なタイムピースの詳細な画像やスペックを掲載しております。
日本の誇りが詰まった一本、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。


▼本日ご紹介した腕時計

SEIKO セイコー クレドール ロコモティブ GCCR997 グリーン【未使用品】

▼おすすめ記事ピックアップ
ロレックス新作予想|70周年に「ミルガウス」復活?【W&WG 2026】

数多の時計を見てきたプロが、今「デイトジャスト シェル文字盤」に心奪われる理由

2026年03月23日

数多の時計と向き合う日々の中で、自分の中の「一番」は驚くほど鮮やかに塗り替えられていきます。
それは決して心変わりが激しいというわけではなく、それぞれのモデルが持つ多様な魅力に、その時々の感性が真っ直ぐに応答している証なのかもしれません。

例えば、GMTマスターII 126710BLROのオイスターブレスレットが入荷した際、その力強い佇まいに「やはりこれだ」と確信します。
しかし、別の日にジュビリーブレスレットの繊細な輝きに触れれば、今度はその優美なヴィジュアルに心を奪われてしまう。

あるいは、モデルやブランドを問わず、文字盤の色味についても同じことが言えます。
引き締まったブラック文字盤こそが揺るぎない正解だと感じる時期もあれば、清廉なホワイト文字盤の清潔感こそが最高だと思う時期もある。

しかし、今回入荷したこの一本を目にした瞬間、自分の中にまた新しい波が押し寄せてきました。
今、私を捉えて離さないのは、他でもない「シェル文字盤」の魅力です。


◆ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット

ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット

ロレックスの伝統を象徴する「デイトジャスト」。
ホワイトロレゾールにダイヤモンド、そしてホワイトマザーオブパール。
これらが重なり合った時、時計は一つの芸術的な調和へと昇華されます。


◆理屈を置き去りにする「ゆらぎ」の美学

なぜ今、これほどまでにマザーオブパールに惹かれるのか。
その答えは、予測不能な光のゆらぎにあります。

サンレイ仕上げやラッカー塗装の文字盤が、計算された「整然とした美」であるならば、マザーオブパールは自然界が生み出した「偶然の美」です。
光を当てた瞬間、ある時は雲海のような柔らかな白を見せ、またある時は真珠層が織りなす虹色の光彩が、静かに、しかし鮮烈に主張を始める。

日々、多くの腕時計に触れているからこそ、こうした有機的な素材が持つ「一点物」という特別感に、今の私はどうしようもなく心揺さぶられているのです。

ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット


◆ホワイトゴールドとダイヤモンドが綴る旋律

この神秘的な文字盤に、10ポイントのダイヤモンドが添えられています。

マザーオブパールの柔らかな反射と、ダイヤモンドの硬質な輝き。
この二つの異なる光が36mmという凝縮された世界の中で共鳴し、袖口から覗くたびに全く異なる表情を見せてくれます。

それを縁取るのは、ホワイトゴールド製のフルーテッドベゼル。
光を鋭く反射するこのベゼルがあることで、マザーオブパールの淡い色彩がより一層引き立ち、全体が凛とした気品で満たされています。
スチールの堅牢さとゴールドの気高さが組み合わさった「ホワイトロレゾール」が、これほどまでにしっくりくる瞬間もそうそうありません。

ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット


◆袖口から溢れる、季節の予感とお洒落の愉しみ

春の気配が近づくと、自然と気持ちが軽やかになります。
思えば、厚手のアウターに身を包む季節は、お気に入りの時計が袖の奥に隠れてしまい、どこか寂しさを感じることが多々ありました。
だからこそ、冬の間はあえて上着を脱げる暖かい喫茶店を選んで足を運んだりもしましたが、いよいよ軽装で出かけられる季節の到来です。

かといって、夏のTシャツスタイルに合わせる開放感も捨てがたいものですが、シャツやカーディガン、薄手のジャケットを重ねる「春のレイヤードスタイル」こそ、腕時計が最も知的に輝く舞台ではないでしょうか。

重なり合う袖口から、ふとした拍子に覗くジュビリーブレスレットの繊細な煌めきが、春の柔らかな日差しを拾い、マザーオブパールと共鳴する様は、眺めているだけで高揚感を与えてくれそうです。

シルバー系のバングルやリングといったジュエリーと組み合わせて、質感の重なりを愉しむのもいいかもしれません。

「お洒落をすること」そのものの純粋なワクワク感を、この時計は改めて呼び起こしてくれるような、そんな予感がします。
36mmという控えめながらも完成されたサイズ感だからこそ、重ね着の邪魔をせず、むしろ全体のコーディネートを上品に格上げしてくれる。
まさに、今の季節にこそ手に取ってみたい、洗練された選択です。

ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット


◆優美さを裏打ちする、揺るぎない信頼

つらつらと感性のままに書き進めてしまいましたが、この一本が放つ魅力は、目に見える美しさだけではありません。
その情緒的な佇まいを裏打ちしているのは、やはりロレックスが積み上げてきた確かな技術です。

内蔵されているムーブメント「キャリバー 3235」は、数々の革新的な進化を遂げた新世代の機構です。
約70時間のロングパワーリザーブを備えているため、日常における安心感は極めて高く、安定した精度で時を刻み続けます。

さらに、現代的な扱いやすさを象徴するのがカレンダーの操作性です。
この機構には、日付設定を避けるべき「禁止時間帯」が存在しません。
どの時間帯であっても即座に日付調整が可能というストレスフリーな仕様は、実用性を追求するロレックスらしい配慮と言えるでしょう。

また、磁気や衝撃に対しても高い耐久性を発揮する最新の技術が惜しみなく投入されています。
これほど優美な装いの裏側で、極めて誠実な機構が動いている。
美しさを愛でる喜びを、こうした目に見えない部分での信頼が支えている事実に、ブランドの真摯な哲学を感じずにはいられません。

ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット


◆巡りゆく「ブーム」の先にある、自分なりの直感

腕時計選びに正解はありません。
もしかしたら、別の日にはまた違う文字盤に心変わりをしている、なんてこともあるでしょう。

けれど、世間のトレンドではなく、その時々の自分の直感に従い、「今、これが最高だ」と思える一本に出会えることは、何物にも代えがたい充足感をもたらしてくれます。

一期一会の表情を持つホワイトマザーオブパール。
それを引き立てるホワイトゴールドの輝きと、ジュビリーブレスレットの優美な佇まい。
私自身、今のこのブームが、周囲の流行への同調ではなく、この時計が持つ本質的な魅力に「ビビッと」きた結果であることは間違いありません。

普遍的なデザインの中に宿る、唯一無二の光。
この調和に触れた時、心の中にある「理想」も、また新しく書き換えられていく。
そんな予感がしています。


▼本日ご紹介した腕時計
◆ROLEX ロレックス デイトジャスト 36 126234NG ホワイトMOP ジュビリーブレスレット

▼おすすめ記事ピックアップ
【2026年春最新】大人の男性に似合う『ピンク系文字盤』4選|春コーデを格上げする腕時計

【OMEGA】春こそダイバーズウォッチ│緑を纏い、軽やかに季節を先取る

【HUBLOT】唯一無二を纏う、オールブラックの魅力

2026年03月23日

いよいよ時計界の祭典「Watches and Wonders Geneva 2026」の開催が目前に迫り、時計ファンの皆様におかれましては、期待に胸を膨らませる日々をお過ごしのことと思います。

今年の新作ラッシュを占う上で見逃せなかったのが、1月に開催されたLVMHウォッチウィークです。
ウブロからは2005年に登場した「ビッグ・バン」の原点回帰をテーマとした「ビッグ・バン オリジナル ウニコ」や、大胆なデザインが目を惹くノバク・ジョコビッチ選手とのコラボレーションモデル。
そして、洗練された「コールブルー」「セージグリーン」といったカラーが発表され、その独創的なカラーパレットに世界中が熱狂しました。

しかし、多くの色彩が溢れる中で、改めて筆者が心を奪われたのは、ウブロの究極の美学「オールブラック」の新作でした。
今回は、最新作へのオマージュも込めつつ、現在当店でご用意している「インテグレーテッド」のオールブラック2本をご紹介いたします。

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904


◆「インテグレーテッド」という機能美の極致

今回ご紹介する2本に共通するのは、モデル名にもある「インテグレーテッド(Integrated)」というキーワードです。

2020年に登場したこのシリーズは、ケースとブレスレットが一体化したデザインが最大の特徴。
ウブロらしい多重構造のケースから、流れるように繋がるH型の3連ブレスレットは、見た目のシームレスな美しさだけでなく、手首への吸い付くような装着感を実現しています。

特に「オールブラック」モデルにおいては、セラミックの質感と面取りの美しさが際立ち、単なる「黒い時計」に留まらない、立体的な存在感を放ちます。


◆漆黒と純白の光彩

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904

まずご紹介するのは、全身を黒で統一したケースに、目が覚めるような輝きを添えたこちら。

最大の見どころは、漆黒のベゼルに整然とセットされたバゲットカットダイヤモンド。
あえてブラックダイヤモンドではなく、透明度の高いダイヤモンドを採用することで、サテン仕上げのブラックセラミックとの間に圧倒的なコントラストを生み出しています。

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904

光を吸い込むような黒と、光を反射して強く煌めくダイヤモンドのコントラスト。
この相反する要素の融合は、まさにウブロが掲げる「アート・オブ・フュージョン(異なる素材の融合)」を体現しています。
ラグジュアリーでありながら、どこか硬派な印象を与える、大人のためのタイムピースです。

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904


◆暗闇に咲く、色彩のパレード

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック レインボー 451.CX.1140.CX.4099

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック レインボー 451.CX.1140.CX.4099

続いては、オールブラックの静寂を、鮮やかなカラーストーンが打ち破るアーティスティックな1本です。

「オールブラック」というキャンバスに描かれたレインボーは、通常のゴールドモデルなどとは全く異なる表情を見せます。
ルビー、サファイア、アメジストといった色とりどりのカラーストーンが、セラミックの深い黒によってより一層引き立てられ、まるで夜の都会を彩るネオンのような、都会的でエッジの効いた印象を与えます。

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック レインボー 451.CX.1140.CX.4099

インテグレーテッドならではのブレスレットの隅々に至るまで色が繋がっていく様は、圧巻の一言。
遊び心を極めた、ウブロの真骨頂とも言える逸品です。

HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック レインボー 451.CX.1140.CX.4099


1月の新作発表を経て、ウブロはさらなる進化を遂げました。
しかし、ブランドのフィロソフィーである「インビジブル・ビジビリティ(見えない視認性)」を体現するオールブラックは、いつの時代も色褪せない特別な魅力を持ち続けています。

洗練されたセラミックの質感、そして「インテグレーテッド」ならではの極上の装着感。
ぜひその「黒の深淵」をご体感ください。


▼本日ご紹介した腕時計
HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック バゲットダイヤモンド 451.CX.1140.CX.1904
HUBLOT ウブロ ビッグバン インテグレーテッド オールブラック レインボー 451.CX.1140.CX.4099

▼おすすめ記事ピックアップ
モノトーン派の終着点|HUBLOT オールブラックの圧倒的独創性

【ブレゲ】静寂と情熱が同居するドレスウォッチ。クラシック 5157BR

2026年03月22日

時計史にその名を刻む天才、アブラアン=ルイ・ブレゲ。
彼が遺した数々の複雑機構や革新的な意匠は、現代においても高級時計の指針となっています。
しかし、今回ご紹介するのは「多機能と装飾の大家」であるブレゲが、あえて要素を削ぎ落とし、ドレスウォッチの真髄をシンプルに追求した一本。
しかしながら、その「シンプル」の裏側には、ブランドの執念とも言える凄まじい作り込みが隠されていました。


BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

◆「静」の文字盤:5.45mmに凝縮された美学

まず驚かされるのは、自動巻きでありながら厚さわずか5.45mmという極薄のプロポーション。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

文字盤は一見して静謐。
しかし、そこにはブレゲのアイデンティティがこれでもかと詰め込まれています。
手彫りによる繊細なパターンのギョシェ彫り。
機械で彫りを入れるのですが、その作業は常に人の手によってのもの。
光の角度で表情を変える様は非常に美しく、思わず見とれてしまうほど。
ブレゲ針と、シャープなローマ数字は、ギョシェ彫りの施された文字盤によって際立ち、美しさを増します。
これらは単なる装飾ではなく、視認性を高めるための「機能美」でもあります。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6


ケースの矜持:溶接ラグとコインエッジ

ブレゲの時計を語る上で欠かせないのが、ケースサイドの仕上げ。
多くのブランドが効率化のためにケース一体型のラグを採用する中、こちらは「ラグを別体で作り、後から溶接する」という伝統技法を守り続けています。
この接合部の立ち上がりの美しさは、手に取った瞬間に「格の違い」として伝わってきます。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

ケースサイドに刻まれた繊細な溝は、ブレゲを代表する意匠であるコインエッジ。
これはかつて、懐中時計のベゼルや裏蓋を開ける際の「滑り止め」として考案された実用的な意匠です。
そのルーツを現代の腕時計に継承している点に、ブレゲというブランドの歴史に対する誠実さが表れています。
ケース径は38mmですが、「ラグ・トゥ・ラグ(全長)」が長めに設計されているため、数値以上に存在感があります。
手首の幅に対してラグが浮かないか、実機での確認がおすすめです。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6


「動」の裏面:表の静寂を裏切るムーブメントの華やかさ

裏蓋へ視線を移すと、表面とは全く異なる表情が確認できます。
搭載されているCal.502.3は、1970年にフレデリック・ピゲ(現ブランパン・マニュファクチュール)が開発した「Cal.70」をベースとしています。
誕生から50年以上が経過した今なお、厚さわずか2.4mmと、世界で最も薄い自動巻きムーブメントの一つとして第一線に君臨し続けている事実は、その基本設計の完成度がいかに異常であったかを物語っています。
このムーブメントの最大の特徴は、中心から敢えてずらして配置された「オフセンター・ローター」

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

3/4ほどを覆う巨大なローターではなく、小型のローターを端に寄せることで、テンプや脱進機といった「時計の鼓動」が遮られることなく鑑賞できます。
このギョシェ彫りが施された18Kローターは、その自重によって効率的な巻き上げを実現しています。
手作業で丸められた美しい面取り(アングラージュ)、虹色に光る筋目仕上げ、そしてあえて浅く引かれた優美なジュネーブ仕上げ。
これらは現代ブレゲを象徴する意匠です。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

各パーツが露出しているため、時刻調整の際に歯車が連動して動く様子も手に取るように分かります。
機械式時計を所有する喜びが、この背面に凝縮されています。
また、50年来の基本設計を維持しながらも、心臓部にはブレゲが先駆けて導入した最先端技術が惜しみなく投入されています。
シリコン製ひげゼンマイとアンクルの採用により、現代の悩みの種である「磁気」や「温度変化」に対して極めて高い耐性を獲得。
クラシックな外観に、現代のスマホやPC環境でも安心して使える実用性が共存しているのです。


◆まとめ

厚さわずか5.45mmという薄身の体躯には、ぎっしりと詰まった250年にわたる時計史の重み。
表を眺めれば、伝統のギョシェ彫りやコインエッジが語りかける歴史の重厚さに浸り、裏を返せば、現代ブレゲの最高峰の仕上げが施されたムーブメントを堪能できる。
職人の執念が宿った傑作をぜひその手で体感していただければ幸いです。

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6


▼本日ご紹介した腕時計

BREGUET ブレゲ クラシック 5157BR/11/9V6

▼おすすめ記事ピックアップ

オーヴァーシーズ 4300V/120R-B509 魅力|8.1mmに凝縮された複雑機構

オーデマ ピゲ、ジュネーブへの帰還と刻まれる新たな伝統

2026年03月22日

日を追うごとに春の訪れを感じる季節となりましたが、今年の時計界は例年以上の熱気に包まれています。
本日は、時計ファンの間で大きな話題となっている「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ(WWG) 2026」のニュースとともに、オーデマ ピゲの最新動向と当店自慢の在庫モデルをご紹介します。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】


◆ジュネーブへの帰還と2026年新作の衝撃

2019年を最後にSIHH(ジュネーブサロン)を離脱したオーデマ ピゲ。
その後、SIHHは現在のWWGへと姿を変えましたが、2026年、ついにオーデマ ピゲがこのジュネーブの祭典に「再合流」という形で帰ってきました。
この記念すべき年に発表された新作は、ブランドの矜持を感じさせるものばかりです。
創業150周年を祝う「75150PT.OO.01 ウルトラコンプリケーション ユニバーサル カレンダー」は、世界限定わずか数本の懐中時計という、歴史への深い敬意を形にした逸品。
また、独創的な機構の「ネオ フレーム ジャンピングアワー(15245OR.OO.D206VE.01)」など、沈黙を破るにふさわしい革新的なラインナップが揃いました。

◆アイコンモデルの進化と深化

ロイヤル オークもまた、さらなる高みへ。
「ロイヤル オーク ”ジャンボ” エクストラ シン オープンワーク(16204XT)」や、力強い新作「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ(26420CD / 26420IO)」など、伝統の意匠を現代の技術で再解釈したモデルが注目を集めています。
こうした新作が世界を沸かせる今だからこそ、改めてその「完成された美」を堪能できる、GMT在庫の希少なモデルたちにスポットを当ててみましょう。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

「ラグジュアリースポーツ」の概念を確立したロイヤルオーク。
その中でもこのモデルは、ステンレススチール特有のシャープな質感と、極限まで抑えられたケース厚がもたらすエレガンスが共存しています。
サテンとポリッシュが織りなす繊細な仕上げは、まさに「鋼の芸術品」です。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

深く鮮やかなブラックの「プチ・タペストリー」文字盤は、ジャパンブティック限定という特別な仕様。
6時位置で静かに、しかし力強く時を刻むトゥールビヨンのキャリッジは、2026年の新作群にも引けを取らない圧倒的な存在感を放ちます。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

手首のラインに沿うように緻密に設計された一体型ブレスレット。
その滑らかな装着感は、一度手にすれば他の時計では満足できなくなるほどの完成度を誇ります。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

超薄型の手巻きムーブメントCal.2924は裏面にパワーリザーブインジケーターを搭載。
シースルーバックから覗く、職人の手仕事による面取りや装飾仕上げは、オーデマ ピゲが150年にわたり守り続けてきた伝統の証です。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

このモデルは、単なる「薄型時計」でも「複雑時計」でもありません。
ロイヤルオークという不朽のアイコンに、時計界最高の花形機構であるトゥールビヨンを完璧なバランスで融合させた、一つの到達点と言えます。
ジャパンブティック限定という希少性も相まって、次世代へと受け継ぐべき価値を十二分に備えたコレクターズピースです。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

ロイヤルオークのDNAを受け継ぎつつ、よりダイナミックに、よりタフに進化した「オフショア」。
44mmの大型ケースに、耐傷性に優れたブラックセラミックのベゼルを冠したこのモデルは、まさに「現代の覇者」にふさわしい風格を備えています。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

「メガ・タペストリー」パターンの文字盤に、シルバーとブラックを配した通称「パンダカラー」。
ここで時計好きとして注目したいのが、インダイヤルの配置です。
2026年新作のオフショア(26420系)が「3, 6, 9時位置」のレイアウトを採用しているのに対し、本機は「6, 9, 12時位置」にインダイヤル、3時位置にデイトを備える伝統的なスタイル。
キャリバーの変遷によるオフショアの歴史を感じられるだけでなく、力強さと高い視認性を兼ね備えた流行に左右されない機能美が魅力です。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

過酷なシーンでも信頼のおけるブラックラバーストラップを採用。
大型ケースをしっかりとホールドし、スポーティーなライフスタイルに完璧にマッチします。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

100m防水と自動巻きクロノグラフを備えたCal.3126/3840を搭載。
単なる装飾品ではなく、実用的な「ツールウォッチ」としての最高峰のスペックを体現しています。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

オフショア特有の44mmケースとセラミック素材の組み合わせは、オーデマ ピゲが常に既存の枠組みを打ち破ってきた革新性の象徴です。
新作が発表されるたびに注目されるオフショアですが、この「パンダ文字盤」が持つ完成されたコントラストは、時代を経ても色褪せない力強さを宿しています。
自らのスタイルを貫く方にこそ相応しい、唯一無二の存在感です。
ジュネーブへの帰還を果たし、新たな黄金時代を迎えようとしているオーデマ ピゲ。
新作の熱狂とともに、今こそ手に入れたい至高のタイムピースをぜひ店頭でご覧ください。


▼本日ご紹介した腕時計
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン トゥールビヨン 26512ST.OO.1220ST.01【ジャパンブティック限定モデル】

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 44mm 26400SO.OO.A002CA.01

▼おすすめ記事ピックアップ

オーヴァーシーズ 4300V/120R-B509 魅力|8.1mmに凝縮された複雑機構

【ROLEX】春の装いに取り入れたい特別なタイムピース|大人の手元に遊び心を

2026年03月21日

春の軽やかな空気に誘われて、装いも少しだけ色を楽しみたくなる季節。
そんな今だからこそ、手元に遊び心と華やぎを添える一本を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ロレックスの2023年新作として登場し、時計界に鮮烈な印象を残したオイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ。
通称「ターコイズブルー バブル」とも呼ばれるこちらの一本は、従来のロレックス像を軽やかに塗り替えた、遊び心に満ちたタイムピースです。

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

◆春を纏う、セレブレーションモチーフの魅力
オイスターパーペチュアルはブランドの原点ともいえる普遍的なモデルですが、本作ではその伝統をベースにしながら大胆なアレンジが施されています。
ターコイズブルーの文字盤に、キャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーンといったカラーをバブル状に配することで、これまでにない軽やかさと楽しさを表現。
視線を落とすたびに心が弾むような、多幸感のあるデザインに仕上がっています。

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

◆色彩がもたらす高揚感と特別感
複数のカラーを調和させながらも、決して雑多に見せないバランスはロレックスならでは。
遊び心を感じさせつつも、完成度の高さによって上質さをしっかりと保っています。
流通量も限られており、この個性的なデザインを所有すること自体が特別な体験となる点も魅力のひとつです。

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

◆春の装いに映えるスタイリング提案
この一本を活かす鍵は、コーディネートとのバランスにあります。
白シャツやリネンジャケットを基調とした明るいトーンの装いには、ターコイズブルーが爽やかなアクセントとして機能し、シンプルな着こなしに彩りを添えてくれます。
デニムスタイルに合わせれば、端正さの中に程よい抜け感が生まれ、大人の余裕を感じさせる印象に。
さらに、パステルカラーを取り入れたスタイリングでは、文字盤の色をさりげなく拾うことで、統一感のある洗練された着こなしが完成します。
主役として華やかに引き立てる日もあれば、さりげないアクセントとして馴染ませる日もある。
そんな振り幅の広さが、日々の装いに新鮮なリズムをもたらしてくれます。

ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

◆41mmが生む絶妙な存在感
ケースサイズは41mmと、手元でしっかりと主張しながらもバランスの取れたサイズ感です。
ポリッシュ仕上げのドームベゼルが光を受けることで、カラフルな文字盤の魅力が一層引き立ち、春の柔らかな日差しの中で印象的な輝きを放ちます。

◆気分をデザインする一本として
時計は単に時間を知るための道具ではなく、その日の気分やスタイルを映し出す存在です。
このセレブレーションモチーフは、春という新しい季節の始まりを軽やかに彩る一本。
袖口からふと覗く色彩が、自分自身だけでなく周囲の空気まで明るく変えてくれる、そんな特別な魅力を備えています。
この春、手元からはじまるささやかな高揚感を、ぜひお楽しみください。


▼本日ご紹介した腕時計
ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 セレブレーションモチーフ

▼おすすめ記事ピックアップ
【2026年春最新】大人の男性に似合う『ピンク系文字盤』4選|春コーデを格上げする腕時計

世界を旅する腕時計 ― ロレックス GMTマスターⅡが刻む多彩な時間

2026年03月21日

高級腕時計の世界において、「ROLEX GMTマスターⅡ」という名前は、世界を行き来する人々にとって特別な意味を持ちます。
ロレックスのスポーツモデルの中でも、実用性とデザイン性を高いレベルで両立した時計として、多くの時計ファンから支持されています。
GMTマスターⅡが評価され続けている理由は、認知度のみには留まりません。
航空業界とともに歩んできた歴史、複数のタイムゾーンを管理できる機能性、そして一目でそれとわかる特徴的な回転ベゼル。
これらの要素が重なり合うことで、GMTマスターⅡはロレックスの中でも独自のポジションを確立しています。
現在では世界的な人気を誇り、入手が難しい時計のひとつですが、それでも多くの人がGMTマスターⅡを求め続けるのは、長く使うほど実用性と完成度を実感できる時計だからでしょう。
本記事では、ロレックス GMTマスターⅡがなぜ多くの人に支持されているのかを、歴史やデザイン、スペックなどの視点から紐解いていきます。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126713GRNR ジュビリーブレスレット


◆GMTマスターの歴史 ― 国際線パイロットのために生まれた時計

GMTマスターの歴史は1950年代に始まります。
当時、航空業界では国際線の拡大により長距離フライトが急速に増え、パイロットは複数の時間帯を同時に把握する必要がありました。
そこで航空会社パンアメリカン航空(パンナム)の要請を受け、ロレックスが開発したのが初代GMTマスターです。
1955年に誕生したこちらは、24時間表示の回転ベゼルと専用のGMT針を備え、2つのタイムゾーンを同時に確認できる革新的な時計でした。
ベゼルをツートンカラーにすることで昼夜を視覚的に区別できる設計も特徴で、実用性と視認性を両立したデザインとして高く評価されました。
その後1982年に登場したのが「GMTマスターⅡ」です。
このモデルではGMT針を独立して調整できる新しいムーブメントが採用され、最大で3つのタイムゾーンを管理できるようになりました。
この進化により、パイロットだけでなく海外出張や旅行の多いビジネスパーソンにも支持されるようになり、ロレックスの人気スポーツウォッチとして確固たる地位を築いていきます。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126713GRNR ジュビリーブレスレット


◆GMTマスターⅡのデザイン ― 機能から生まれた象徴的スタイル

GMTマスターⅡのデザインは、実用性を最優先に設計されたスポーツウォッチらしい機能美が特徴です。
各パーツはすべて明確な役割を持ち、その合理性が時計全体のスタイルを形作っています。
まず象徴的なのが、24時間表示の回転ベゼルです。
GMT針と組み合わせることで別のタイムゾーンを読み取ることができ、直感的に使える設計になっています。
文字盤は視認性を重視したレイアウトで、大きめのインデックスと針が採用されています。
暗所でも時間を確認できるよう夜光塗料が施されており、実用時計としての役割をしっかりと果たします。
また通常の時針、分針、秒針に加え、24時間で1周するGMT針が配置されている点も特徴です。
この針によって第二時間帯を読み取ることができ、GMTマスターⅡならではの個性を生み出しています。
全体的にバランスの取れたデザインで、スポーティさの中に落ち着いた高級感を感じさせます。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126710GRNR オイスターブレスレット


◆GMTマスターⅡのスペック ― 高精度と堅牢性を備えた実用機

GMTマスターⅡの内部には、ロレックス自社製の自動巻きムーブメント「Cal.3285」が搭載されています。
振動数は毎時28,800回で、31石のルビーを使用することで摩耗を抑えながら安定した精度を維持します。
パワーリザーブは約70時間あり、数日間着用しなくても時計が止まりにくい仕様です。
機能面では日付表示とGMT機能を搭載しており、海外との時差管理にも対応できます。
ケースサイズは直径40mm、厚さ約12mm。
重量は約150gで、適度な存在感と装着感のバランスが取れています。
素材には耐久性と耐食性に優れたステンレススティールが使用され、風防には傷に強いサファイヤクリスタルガラスを採用。
防水性能は100mで、雨の日や日常の水濡れなどにも安心して使用できます。
高精度なムーブメントと堅牢な外装を組み合わせることで、日常から海外旅行まで幅広いシーンで活躍する実用時計として作られています。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126713GRNR ジュビリーブレスレット


◆GMTマスターⅡのバリエーション ― カラーで楽しむ個性

GMTマスターⅡは、ベゼルカラーや素材の違いによって多彩なコレクションが展開されています。
基本的な機能は共通しながら、カラーリングによって雰囲気が大きく変わるのが魅力です。
代表的なモデルをいくつか紹介します。


ROLEX ロレックス GMTマスターⅡ 126710BLRO

赤と青のツートンベゼルを備え、通称「ペプシ」と呼ばれるGMTマスターを象徴するカラー。
スポーティさとクラシックな雰囲気を兼ね備えた人気モデルです。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126710BLRO オイスターブレスレット


ROLEX ロレックス GMTマスターⅡ 126710BLNR

青と黒のベゼルを採用し、「バットマン」の愛称で知られています。
落ち着いたカラーリングで、カジュアルからビジネスまで幅広く合わせやすい一本です。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126710BLNR オイスターブレスレット

ROLEX ロレックス GMTマスターⅡ 126711CHNR

エバーローズゴールドとステンレスのコンビモデルで、ブラウンとブラックのベゼルから「ルートビア」と呼ばれています。
スポーティさとラグジュアリー感を両立した存在感があります。

ROLEX ロレックス GMTマスター II 126711CHNR ブラック/ブラウン


◆こんな人におすすめ

GMTマスターⅡは、機能性とデザインの両方を重視する人におすすめです。
GMT機能によって複数の時間帯を管理できるため、海外出張や旅行が多い人には非常に実用的です。
また100m防水と高い耐久性を備えているため、日常使いでも安心して着用できます。
特徴的な回転ベゼルは腕時計としての存在感もあり、スポーティーな雰囲気を楽しみたい人にも向いています。
ロレックスらしい品質と信頼性を備えているため、初めてのロレックスとしても、長く愛用する一本としても満足度の高いコレクションです。


◆まとめ ― GMTマスターⅡが選ばれ続ける理由

GMTマスターⅡは、航空業界のニーズから生まれた実用時計として誕生しました。
その後、機能性とデザインの完成度を高めながら進化を続け、現在ではロレックスを代表するスポーツウォッチとなっています。
複数のタイムゾーンを管理できるGMT機能、象徴的な回転ベゼル、そして高精度な自社製ムーブメント。
これらの要素が組み合わさることで、GMTマスターⅡは単なる高級時計を超えた存在となっています。
GMTマスターⅡは、時間をより特別に感じさせてくれる一本と言えるでしょう。


▼GMTマスターⅡ一覧はこちら

▼おすすめ記事ピックアップ
ロレックス新作予想|70周年に「ミルガウス」復活?【W&WG 2026】

【OMEGA】注目の新作、スピードマスター。リバース・パンダの魅力に迫る

2026年03月20日

長い歴史の中でデザインの本質を大きく変えることなく、完成度を高め続けてきたオメガ。
2021年、ムーブメントがCal.3861へと進化し、内部機構だけでなく外装やディテールにも細かなアップデートが加えられました。
そして2026年、現行世代に新たな魅力として加わった、通称“リバースパンダ”として話題のこちらを、本記事でご紹介します。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


◆現行世代で登場した「リバースパンダ」という選択肢

黒文字盤に白のインダイヤルを組み合わせた、いわゆる“リバースパンダ”仕様。
クロノグラフでは王道の配色ながら、スピードマスターでは意外と選択肢が限られていたデザインです。
現行のCal.3861世代において、この配色が加わったことでよりスポーティな印象が加わり、従来モデルとの差別化といった新たな魅力が生まれました。

▼従来

OMEGA オメガ スピードマスター プロフェッショナル マスタークロノメーター 310.30.42.50.01.002 シースルーバック

▼新作

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


◆“黒が違う”現行スピードマスターの文字盤

見逃せないのが、文字盤の仕上げです。
従来のスピードマスターは、ややマットな黒文字盤が特徴でしたが、Cal.3861世代ではラッカー仕上げの黒文字盤を採用。
これにより深く引き締まった黒文字盤に光を受けた際の自然な艶が生まれ、インダイヤルとのコントラストの強化が実現されています。
特にリバースパンダでは、この“黒の深さ”が白のインダイヤルを際立たせ、デザイン全体の完成度を引き上げています。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


◆外装のアップデートにも注目

Cal.3861世代では、細部のディテールが徹底的に見直され、実用性と審美性が大幅に向上しています。

特に1コマが短く、しなやかに曲がる新設計のブレスレットは大きなアップデート。
バックルに向かって細くなるテーパードが施されているため、時計本体の重さを強めに感じる「トップヘビー」な印象を受けるかもしれません。
しかし、手首の動きを妨げない軽快な装着感や中間リンクにポリッシュ仕上げを施すことで、リバースパンダの華やかさにふさわしい高級感は魅力です。
OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】

ヴィンテージの意匠を取り入れながら、現代的な装着感へとアップデートされています。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


◆Cal.3861がもたらした進化

搭載されるのは、手巻きクロノグラフムーブメント Cal.3861。
従来のCal.1861の系譜を継ぎながら、現代的なスペックへと進化しています。
摩耗を抑えるコーアクシャル脱進機、マスタークロノメーター認定(METAS)の抜群の精度、15,000ガウスの耐磁性能を備えており、日常使いにおける信頼性を大きく向上させています。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


◆まとめ

現行のスピードマスターは、単なるムーブメントの変更に留まらず、質感の向上や、ディテールの再構築、実用性の進化といった総合的なアップデートが施されています。
そこに加わった“リバースパンダ”という新たな選択肢。
クラシックとスポーティさを高いレベルで両立した、現行世代ならではの魅力を持つ1本と言えるでしょう。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


▼本日ご紹介した腕時計

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.004【2026年新作】


▼おすすめ記事ピックアップ
話題の逆パンダだけじゃない。ゴールドが効いたスピードマスターのもう一つの魅力

WWG2026新作予想|ノーチラス誕生50周年。パテック フィリップが示す次なる神話

2026年03月20日

2026年のWWG(Watches & Wonders Geneva)が近づくにつれ、時計愛好家の間ではさまざまな憶測と期待が高まっています。
とりわけ注目が集まるのは、世界最高峰の時計メゾン、パテック フィリップの新作です。

そして2026年は、名作コレクション「ノーチラス」誕生から50周年という大きな節目を迎えます。
本日は、時計専門店GMTの視点から「WWG2026 パテック フィリップ新作予想」をじっくりと考察していきます。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001


伝説の継承:ノーチラス50周年の期待

ノーチラスが誕生したのは1976年。
デザインを手掛けたのは伝説的デザイナー、ジェラルド・ジェンタです。
当時はラグジュアリースポーツウォッチという概念自体が革新的であり、ステンレススチール製でありながら超高級価格帯という設定でした。

2021年に5711/1Aが生産終了となった際の市場の熱狂は記憶に新しいところでしょう。
そんなノーチラスが2026年に50周年。
何も起こらないはずがありません。

最も可能性が高いのは、50周年を記念したアニバーサリーモデルの登場です。
予想されるポイントを整理します。

  • 特別文字盤仕様(ロゴ刻印)
    40周年時には文字盤に記念の刻印が施されました。
    今回も特別な意匠が期待されます。
  • ケース素材の特別展開
    プラチナや限定的なコンビモデルなど、アニバーサリーに相応しい貴金属モデルが予想されます。
  • ステンレススチールモデル復活の可能性
    これは最も議論が分かれるテーマです。
    ブランド価値のコントロールを重視する現在のパテック フィリップにおいて、生産数を絞った限定復活か、あるいは貴金属のみの展開か、世界中のコレクターが注視しています。

不変の美学:今手にすべき「カラトラバ 5196P-001」

ノーチラスが市場で極端に希少となっている今、あえて「パテック フィリップらしい一本」としてご紹介したいのが、こちらのモデルです。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001

スポーツモデルとは真逆とも言える、極めて純粋なクラシックドレスウォッチです。
5196は、1932年に誕生したRef.96のデザインを現代に受け継ぐ、パテック フィリップの美学そのものと言える存在です。

37mmというクラシカルなサイズに、6時位置のスモールセコンド、ブレゲ数字インデックスが組み合わされたデザインは、格別の気品を放ちます。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001

素材はプラチナ(Pt950)。
パテック フィリップのプラチナモデルの証として、6時側のケースサイドに小さなダイヤモンドが埋め込まれています。
外からはほとんど目立たない、所有者のみが知るこの特別感こそ、パテックらしい演出です。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001

搭載されるムーブメントは信頼の「Cal.215 PS」。
ソリッドバックのため内部を拝むことはできませんが、長年愛され続ける名機が正確な時を刻みます。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。


まとめ

2026年のWWGでは、ノーチラス50周年という大きな話題が控えており、パテック フィリップへの注目はさらに高まるでしょう。

熱狂に身を投じるのも時計の楽しみですが、流行に左右されず、世代を超えて受け継いでいける「カラトラバ」の魅力を、ぜひこの機会にご検討ください。


▼ 本日ご紹介した商品はこちら
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001

▼おすすめ記事ピックアップ
ロレックス新作予想|70周年に「ミルガウス」復活?【W&WG 2026】

ロレックス新作予想|70周年に「ミルガウス」復活?【W&WG 2026】

2026年03月19日

気づけば、もう3月。
春の気配を感じる季節になってきました。新生活を迎える準備をされている方も多いのではないでしょうか。

そして時計好きにとって、この時期に気になるのが、毎年発表される「Watches and Wonders(ウォッチズ&ワンダーズ)」です。
世界中の時計ファンが注目するこのイベントでは、ROLEX(ロレックス)の新作モデルが発表されます。

今年はどんなモデルが登場するのか。
発表前のこの時期は、予想するのも楽しみのひとつ。
そこで今回は、2026年に発表されるROLEXの新作を予想してみたいと思います。


「ミルガウス」復活への期待

今回、私が予想するのは、ミルガウス(Milgauss)の復活です。

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400 ブラック

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400 ブラック
(※こちらは現在当店にて取り扱い中のモデルとなります。)

ミルガウスは1956年に誕生し、磁気の影響を受けやすい研究者やエンジニアのために開発された時計です。
名前の「ミルガウス」は、1,000ガウス(磁気)まで耐えることに由来しています。

内部には耐磁シールドが備えられており、強い磁気環境でも正確な時刻を保てるよう設計されています。

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400 ブラック

さらに、ミルガウスといえば、稲妻型の秒針など、ROLEXの中でも個性的なデザインを持つモデルとして知られています。
しかし、ミルガウスは2023年に生産終了となりました。

そこで、ひとつ注目したいのがこのタイミングです。
2026年は、ミルガウス誕生から70周年という節目の年。
こうしたアニバーサリーイヤーに、ROLEXが特別なモデルを発表することは決して珍しくありません。
そのため、70周年を記念して新しいミルガウスが復活する可能性は十分にあるのではないかと考えています。


現代技術による進化の可能性

もし復活するとしたら、現代の技術を取り入れた進化にも期待したいところです。
例えば、

  • 新世代ムーブメントの搭載
  • ケースサイズやデザインのアップデート
  • より高い耐磁性能(シリコン製パーツの採用など)

など、現代仕様にブラッシュアップされたミルガウスが登場したら、かなり面白い一本になりそうです。

ROLEXのラインナップの中でも、ミルガウスは少し“科学者っぽい”独特の個性を持っています。
スポーツモデルとはまた違った魅力があるだけに、復活すれば大きな話題になることは間違いありません。


まとめ

ROLEX ロレックス ミルガウス 116400 ブラック

今回は、2026年のROLEX新作として、ミルガウスの復活を予想してみました。
もちろん、これはあくまで予想なので実際にどんなモデルが発表されるのかは、当日まで分かりません。

ですが、こうして新作を想像する時間も時計好きにとっては楽しいひとときですよね。
今年の Watches and Wonders で、ROLEXがどんなサプライズを用意しているのか。
発表の日を楽しみに待ちたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。


▼本日ご紹介した腕時計
ROLEX ロレックス ミルガウス 116400 ブラック

▼おすすめ記事ピックアップ
なぜ、私たちは「サブマリーナー」に惹きつけられるのか。その圧倒的なオーラの正体

伝統と革新の調和|時計の歴史を2世紀早めた「ブレゲ」の哲学。

2026年03月18日

時計の歴史を2世紀早めたと称される天才、アブラアン=ルイ・ブレゲ。
彼が残した傑作懐中時計「No.5」のレイアウトを現代に受け継ぐ「クラシック」は、ブランドの哲学を体現するアイコニックなモデルです。

そんなクラシックシリーズの中でも今回はホワイトゴールドケースに「ブレゲ・ブルー」と呼ばれる深く鮮やかな文字盤を組み合わせた「7137BB/Y5/9VU」をご紹介いたします。

この時計が内包する美しさ、すなわち「手彫りギヨシェによる文字盤の立体感」と「名機をベースとするムーブメントの圧倒的な仕上げ」について語りたいと思います。

◆BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

◆ローズエンジンが穿つ、青きゴールド文字盤の多面性

この時計の顔であるブルーの文字盤は、単に青い塗料を塗ったものではありません。
ベースとなるのは18Kゴールドのソリッドプレートです。
そこに、熟練のギヨシェ職人が100年以上前のローズエンジン(手動旋盤)を操り、刃先への指先の力加減だけでコンマ数ミリ単位の溝を描いていきます。
この文字盤の素晴らしくも恐ろしい点は、1枚のゴールドプレートの上に、表示機能に合わせて全く異なる3つの模様を彫り分けている部分にあります。

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

文字盤の広大な海原を占めるのは、ピラミッド状の細かな鋲が連なるクル・ド・パリ。
計算されたデザインによる光の乱反射とブルーの文字盤のコントラストが、深海のような陰影を生み出します。

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

そこから視線を10時位置へと移すと、パワーリザーブ・インジケーターにはアーチ状の編み籠模様が、6時位置のポインターデイトには、視認性を際立たせるために美しく整えられた市松模様が整然と刻まれています。

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

また2時位置に搭載されているムーンフェイズも圧巻です。
美しい夜空を思わせるような、数々の星と立体感のある月がわずかなスペースで表現されており見る者を魅了します。

文字盤のメインの仕上げとなるクル・ド・パリとこれらの異なるパターンの境界線には息を呑むほどシャープな仕上げが施されており、美しさ、デザイン性、そして時計において重要な視認性という部分でもしっかりとした役割を果たしています。

◆美しい極薄キャリバー「Cal. 502.3 DR1」

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

搭載される自動巻きムーブメント「キャリバー 502.3 DR1」は、厚さわずか3.6mmの極薄ムーブメントです。
時計好きの方ならお気づきかもしれませんが、この機構のベースとなっているのは、名門フレデリック・ピゲの伝説的な極薄キャリバー「FP71」です。

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

このムーブメント一番の注目ポイントはやはり目を引くオフセンターのローターと、そこから覗くオープンバレルの構造美ではないでしょうか。

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

ムーブメントを構成する各パーツを見てみると、ロジウムメッキが施されたブリッジのコート・ド・ジュネーブ。
18Kゴールド製ローターに施されたグラン・ドルジュと呼ばれる見事なギヨシェ。
地板に敷き詰められたペルラージュなど、職人の手仕事によってムーブメント全体に様々な技法を凝らすことで圧倒的な立体感と高級感をもたらしています。

◆腕元に纏う、200年の歴史と現代の傑作

袖口から覗く「ブレゲ・ブルー」の輝きは、18世紀から一度も途絶えることなく継承されてきた、職人たちの指先の記憶そのものです。
1枚のゴールドプレートに刻まれた緻密な模様や、極薄ムーブメントが描くメカニカルな小宇宙。
それらが吸い込まれるような色彩の中で完全に調和した姿は、まさに現代に現れた「動く工芸品」と呼ぶにふさわしい存在感を放ちます。

これほどまでに、表裏どちらから見ても隙がなく、知的好奇心と所有欲を深く満たしてくれるタイムピースは、決して多くはありません。
秘められた数々の技術と歴史をぜひ堪能いただければと思います。


▼今回ご紹介した腕時計
◆BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU

▼おすすめ記事ピックアップ
なぜ、私たちは「サブマリーナー」に惹きつけられるのか。その圧倒的なオーラの正体

後悔しない最初の一本に「ブラックベイ 58」を勧める3つのポイント

2026年03月17日

店頭に立っていると、「そろそろ機械式時計を持ちたいと思っていて」、「長く使える一本を探しているのですが…」というご相談をいただく機会が年々増えています。
スマートウォッチが普及している今だからこそ、あえて機械式時計を選ぶ。
その選択には、時間を単なる道具としてだけでなく、文化や価値観として捉える姿勢が感じられます。
しかし、初めての一本となると迷いはつきものです。
価格帯も幅広く、デザインもさまざま。
スペックの数字だけを見ても、違いが分かりにくい部分も少なくありません。
日常で無理なく、長く使えること。
そして、所有する満足感がきちんと得られること。
そのバランスが取れた一本として、今回ご紹介したいのがこちらの一本です。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

チューダーは1926年にROLEXのディフューザーブランドとして始まったスイスの時計ブランドです。
堅牢性と実用性を重視した時計づくりで知られ、ダイバーズウォッチの分野では長い歴史を持っています。
華美な装飾よりも実用性を重視する設計思想。
そして近年は自社製ムーブメントの開発にも注力し、ブランドとしての完成度をさらに高めています。
品質と価格のバランスに優れ、「本格的な機械式時計を持ちたい」という方から高い支持を集めているブランドです。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

ブラック文字盤に立体的なインデックスを配し、ブランドを象徴するスノーフレーク針を組み合わせたデザイン。
高い視認性を確保しながらも、ゴールドトーンの差し色によって、適度にヴィンテージ感を漂わせています。
ケース径は39mm。
現代のスポーツモデルとしてはややコンパクトですが、このサイズ感が非常に絶妙です。
主張が強すぎず、腕元に自然に収まります。
スーツスタイルにも違和感なく合わせられ、休日のカジュアルにも馴染む。
流行に左右されにくいデザインであることは、長く使ううえで重要なポイントです。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

一見シンプルに見えますが、ベゼルやケースの仕上げ、針の立体感など、細部まで丁寧に作り込まれているので、高級感のある仕上がりです。
時計を選ぶ上で気になるのは、やはり機能面です。
機械式時計に対して、「扱いが難しそう」「壊れやすいのでは」といった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本機に関しては200m防水を備えているので、日常生活はもちろん、雨や汗程度であれば過度に気にする必要はありません。
さらに搭載されているのは自社製キャリバーMT5402。
ケニッシとの共同開発で誕生したこの自社製ムーブメントは、まさに実用性の塊。
土日に外していても月曜朝に動き続けている約70時間のロングパワーリザーブ、磁気に強いシリコン製ヒゲゼンマイ、そして何よりCOSC認定というお墨付きを得た高い精度。
スペック上の数字以上に、日常で「止まらない、狂わない、磁気を気にしない」というストレスフリーな体験を提供してくれる、ブランドの情熱が詰まった心臓部です。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

初めての機械式時計は、「気を遣いすぎずに使えること」がとても大切です。
扱いづらさを感じてしまうと、次第に出番が減ってしまうこともあります。
その点、ブラックベイ58は、安心して使える日常の強い味方です。
実際に日常で使うことで、その信頼性を実感していただけるはずです。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

ダイバーズウォッチというカテゴリーから、重くて厚いイメージを持たれることもありますが、ブラックベイ 58はケース厚が12mmと比較的抑えられており、重量バランスも良好です。
39mmというサイズは、数字以上に腕馴染みの良さを感じさせます。
ブレスレットの可動も滑らかで、手首の動きに自然に沿います。
長時間の着用でも疲れにくく、袖口への干渉も比較的少ないので、服装や場面を問わずご愛用いただけます。

TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

いかがでしたでしょうか。
今回は、1本目の機械式時計にぜひおすすめしたい時計をご紹介いたしました。
初めての機械式時計に求められるのは、特別感と同時にどんな時にも使いたくなるフィット感だと感じています。
デザインの完成度、安心して使える実用性能、そして快適な装着感。
ブラックベイ 58 M79030N-0001は、そのバランスが非常に優れた一本です。
初めての機械式時計をご検討中の方は、ぜひ一度、実際に腕に乗せてみてください。
写真やスペックでは分からない安心感と自然な着け心地を、きっと感じていただけるはずです。


▼本日ご紹介した腕時計
TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001

▼おすすめ記事ピックアップ
【ROLEX】デイトジャスト 41 126334|「スレートローマ」が語る、都会的な知性と洗練

 

ドレスウォッチの不安を解消。オメガが誇る最強ムーブメントを纏った腕時計とは

2026年03月16日

これまでにドレスウォッチのご購入を検討されたことはありますか。
クラシカルで洗練されたシルエットに魅力を感じる方も多いのではないではないでしょうか。
しかし、検討するにあたりこんな不安を感じたことはないでしょうか。
・薄型で繊細そう
・耐磁性が不安
・日常使いには気を遣いそう
・雲上ブランドは価格が高すぎる
クラシカルな時計に魅力を感じつつも、「普段使いできるのか」という壁にぶつかる方は少なくありません。
そんな方にぜひ注目してほしいのが、スポーツ計時でもよく知られるオメガのドレスライン、「デ・ヴィル プレステージ」です。
今回はこちらの腕時計をご紹介します。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001


OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001


◆クラシカルな美しさ

デ・ヴィル プレステージは、伝統的な美学と現代的な実用性を見事に融合させた一本です。
ケース径は40mm、厚さは9.93mm。
メンズのドレスウォッチとしては標準よりわずかに存在感のあるサイズですが、この大きさには明確な理由があります。
それは、ドレスウォッチの気品を保ちながら、最高峰の性能を誇るムーブメントを収めるためです(※このムーブメントに関してはこの後の章にてご紹介します)。
落ち着いた深みのあるグリーン文字盤は、サンブラッシュ仕上げにより光の角度で豊かな表情を見せます。
ポリッシュ仕上げのインデックスとスリムな針が組み合わさることで、スーツやジャケットスタイルに自然に馴染む、端正な表情に仕上がっています。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001


◆ドレスウォッチなのに実用的

ドレスウォッチというと、どうしても繊細なイメージを持たれがちです。
しかしこのモデルには、オメガのコーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー8800が搭載されています。
主な特徴はこちら。
・METAS認定マスタークロノメーター
・15,000ガウスの耐磁性能
・約55時間パワーリザーブ
このムーブメントは、同ブランドのシーマスター ダイバー300Mといったダイバーズウォッチにも搭載されるような、非常に堅牢性のあるムーブメントです。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001

スマートフォンやPC、バッグの磁石など、現代の生活には磁気が多く存在します。
そんな環境でも安心して使える耐磁性能は、ドレスウォッチとしてかなり頼もしいポイントです。
「クラシカルながら中身は最新」というのが、この時計の魅力と言えるでしょう。


◆雲上ブランドの前に選びたい一本

ドレスウォッチを探していると、パテック フィリップやヴァシュロン コンスタンタン、ブレゲ、ジャガールクルトといった名門ブランドに憧れる方も多いと思います。
これらのブランドは工芸品的な美しさを持ちつつも、構造的にも複雑で、扱いには十分な注意が必要になることもあります。
その点、このデ・ヴィル プレステージは高精度の上、高耐磁、信頼性の高い自社ムーブメントといった点を考えると、非常に完成度の高い一本です。
ドレスウォッチの第一歩として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001


▼本日ご紹介した腕時計
OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.13.40.20.10.001

▼おすすめ記事ピックアップ
【ROLEX】デイトジャスト 41 126334|「スレートローマ」が語る、都会的な知性と洗練

フランスの矜持。ブレスレット仕様で進化した「ペキニエ ロワイヤル パリ II」

2026年03月16日

フランス唯一のマニュファクチュールブランドとして知られるPEQUIGNET MANUFACTURE(ペキニエ マニュファクチュール)
その象徴的コレクションである「ROYALE Paris(ロワイヤル パリ)」に、待望のブレスレットモデルが登場いたしました。

今回ご紹介するのは、ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133Mです。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

フランス時計ブランドならではのエレガンスと技術力を感じられる一本で、自社製ムーブメントを核としたロワイヤルシリーズの系譜を受け継ぎながら、より洗練されたデザインへと進化しています。


フランス国内での一貫生産が生む「カリブル ロワイヤル」

ペキニエは1973年にフランスで創業した時計ブランドです。
スイス製ムーブメントを採用するブランドが多い高級時計業界において、フランス国内で自社製ムーブメントを設計から製造まで行う数少ない存在として知られています。

その技術的象徴となるのが、2011年に発表された自社製ムーブメント「カリブル ロワイヤル(Cal.EPM01)」です。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

Cal.EPM01は構想から完成までを自社で築き上げたムーブメントで、開発過程では279枚の設計図を作成し、150種類以上の専用工具や金型を新たに製作。
全318点のパーツのうち316点を自社開発品で構成するなど、非常に高い内製比率を実現しています。

約96時間のロングパワーリザーブを備え、スモールセコンド、パワーリザーブ表示を搭載しています。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

さらに、自動巻きでありながら、手巻き時計のような滑らかな巻き心地も特徴です。
多くのブランドがモジュール追加型の構造を採用する中、Cal.EPM01は機構を一体設計する思想で開発されています。
そのため部品点数の増加を抑えながら、精度、堅牢性、整備性を高い次元で両立しており、時計技術者からも高い評価を受けています。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】


「ドゥフォンクション」が語る、洗練された機能美

この自社製ムーブメントを搭載するコレクションとして展開されているのが、ロワイヤルシリーズです。
今回ご紹介するロワイヤル パリ IIは、クラシックな雰囲気を残しつつ、洗練されたデザインを取り入れたモデルとなっています。

ケースサイズは約39.5mm。
大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で、ラグには緩やかなカーブが設けられており、手首に吸い付くような装着感を実現しています。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

モデル名にある「ドゥフォンクション(2 Fonctions)」は、フランス語で「2つの機能」を意味しています。
文字盤の4時位置にはスモールセコンド、8時位置にはパワーリザーブ表示が配置されています。

さらに注目したいのが、文字盤に施された「グージュ加工」です。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

ロワイヤル パリ IIでは、インデックスの下に溝状のラインが刻まれ、その上にインデックスが配置されています。
まるでインデックスが文字盤の上に橋を掛けているかのような立体構造となっており、光の当たり方によって美しい陰影が生まれます。

ステンレススティールのブレスレットは滑らかなコマ構造で構成されており、腕に沿うようなしなやかな装着感を実現。
適度な重量感もあり、時計全体の質感を高めています。
また、本モデルはインターチェンジャブルシステムを備えており、工具を使わずにストラップの交換が可能です。
シーンや装いに合わせたスタイルを自由にお楽しみいただけます。


ビジネスからカジュアルまで、腕元にフランスのエレガンスを

スーツスタイルには落ち着いた上品さを添え、ビジネスシーンでも腕元に品格ある印象を与えます。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

一方で、休日のジャケットスタイルやカジュアルな装いにもさりげない個性を演出してくれる一本です。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

「定番ブランドとは少し違う時計を楽しみたい」「デザインだけでなくムーブメントにもこだわりたい」そんな方にとって、非常に魅力的な腕時計です。

腕時計専門店GMTではペキニエを正規代理販売店として取り扱っております。
フランスのマニュファクチュールが生み出す至高の一本を、ぜひ実際に手に取ってご覧ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。


▼本日ご紹介した商品はこちら

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル パリ II ドゥフォンクション 9100133M【2026年新作】【GMT先行販売】

▼おすすめ記事ピックアップ

フレンチ・ラグジュアリーの極致。ペキニエ マニュファクチュール「ロワイヤル サフィール」

【OMEGA】デ・ヴィル プレステージ|セドナゴールドとダークブルーが描く、静謐な洗練

2026年03月15日

オメガのラインナップにおいて、華やかな装飾性とタイムレスな美しさを体現する「デ・ヴィル プレステージ」。
1994年の誕生以来、クラシックなドレスウォッチの象徴として愛されてきたこのコレクションは、2022年に第3世代へと進化を遂げ、その洗練を極めています。

今回焦点を当てるのは、オメガ独自の素材と深い色彩が織りなす、極上のエレガンスを纏ったモデルです。


◆OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001

伝統的な意匠を継承しながら、現代的な最高峰の技術を宿したこの一本。
その静かなる品格を、細部に宿る意匠から紐解いていきます。


◆ 「セドナゴールド × ダークブルー」が描く、夜の静寂

まず目を引くのは、18Kセドナゴールドのケースと、深いPVDダークブルーの文字盤による鮮烈なコントラストです。

オメガが独自に開発した「18Kセドナゴールド」は、ゴールド、銅、パラジウムを配合した合金であり、赤みの強い独特の色合いを長く保つという特性を持っています。
その温かみのある輝きが、夜の帳を思わせるサンブラッシュ仕上げの文字盤と重なることで、腕元にドラマチックな陰影を描き出します。

光の角度によって、文字盤は静謐なミッドナイトブルーから鮮やかなネイビーへとその表情を移ろわせ、セドナゴールドの柔らかな光沢がそれを優雅に縁取ります。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001


◆ 伝統を現代に昇華させた、緻密な文字盤構成

文字盤のデザインには、プレステージ・コレクションが歩んできた歴史と、細部への執念が宿っています。

ドーム型の文字盤には、交互に配置されたローマ数字とカットされたカボションのインデックスが鎮座しています。
さらに、外周に配された「レイルウェイ」ミニッツトラックが、クラシックな時計製造への敬意を表すとともに、視認性とデザインの引き締め効果を両立させています。

6時位置に配置されたスモールセコンドのエレガントな動きは、時が流れる速度を贅沢に感じさせてくれるアクセントとなっています。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001


◆ 「マスター クロノメーター」という揺るぎない信頼

搭載されている「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8802」は、スイス連邦計量・認定局(METAS)による厳格なテストをクリアした証です。
15,000ガウスという強力な磁場にも耐えうる卓越した耐磁性能を備え、日常のあらゆる場面で安定した時を刻み続けます。

サファイアクリスタルのケースバックからは、アラベスク調のジュネーブウェーブが施された美しいムーブメントを鑑賞することができ、伝統的な装飾美と革新的なテクノロジーの融合を視覚的にも愉しむことができます。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001


◆ 時代に左右されない、本質的なエレガンス

41mmという現代的なサイズ感でありながら、スリムなケース設計とアリゲーターストラップの組み合わせにより、袖口への収まりは極めて端正です。

過度な誇示を排し、素材の質感と色彩の調和によってその存在を証明する。
このモデルが放つオーラは、流行に翻弄されることのない、確固たる美意識の表れと言えるでしょう。

長い年月を経ても色褪せることのないセドナゴールドの輝きと、深みのあるブルーの文字盤。
その真価は、日常の何気ない瞬間にふと目を落としたとき、その調和の取れた美しさに改めて気づかされる、そんな体験の中にこそ存在しています。

OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001


▼本日ご紹介した腕時計
OMEGA オメガ デ・ヴィル プレステージ 434.53.41.20.03.001

▼おすすめ記事ピックアップ
【ROLEX】デイトジャスト 41 126334|「スレートローマ」が語る、都会的な知性と洗練

なぜ、私たちは「サブマリーナー」に惹きつけられるのか。その圧倒的なオーラの正体

2026年03月15日

春、装いがだんだん薄手のものに代わり、袖口にある腕時計が目を惹く季節。
そんな季節の変わり目に、決まって候補の筆頭に挙がるモデルがあります。
それが、ロレックス「サブマリーナー」。
数多の時計が存在する中で、なぜこれほどまでに「サブマリーナー」に惹きつけられるのか。

今回は、王道のブラックから鮮やかなグリーン、そして美しいコンビモデルまで、今最も当店でお問い合わせの多い5つのリファレンスをピックアップ。
その圧倒的なオーラの正体を、腕時計専門店スタッフの視点から紐解いていきます。

サブマリーナーの歩みと不変のデザイン

時計業界で圧倒的知名度を誇るロレックス。
中でもサブマリーナーはシンプルながら一目でそれとわかるアイコニックなビジュアルが最大の魅力です。

その誕生は1953年にまで遡り、100mの防水性を備えた世界初のダイバーウォッチとして開発されました。
当時はノンデイトのみの展開でしたが、1969年にはカレンダー機構を備えた「サブマリーナー デイト」がラインナップに追加。
以降、現在に至るまで実用性を重視したデイト付きと、オリジナルの系譜を継ぐノンデイトの二軸で展開されています。

誕生当初よりそのデザインは完成されており、細部のブラッシュアップを重ねながらも、根本的な姿を変えることなく現代まで愛され続けている稀有な傑作です。


万能な現行モデル:Ref.126610LN/LV

現行のサブマリーナー デイトは、まさに「迷ったらこれ」と言える盤石のラインナップです。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LN

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LN

艶やかなブラックセラミックベゼルを備えたRef.126610LNはどんなシーンにも合うオールラウンダー。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LV

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LV

ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンのベゼルを纏ったRef.126610LVが放つ特別感も大きな魅力で、手元に鮮やかな彩りをプラスしてくれます。

余談ですが、マニアの間で注目されているのがそのベゼルカラーの変化です。
発表当時は深みのある落ち着いたグリーンだったのに対し、2023年頃からMK2とも呼ばれるより明るく鮮やかなライムグリーンのような発色へとアップデートされた点も注目です。

現行の12系は、一世代前のRef.116610に比べケース径が40mmから41mmにサイズアップ。
それに併せてラグ幅が細くシャープになったこと、ブレスレットの幅が1mm広くなったことによりデザインのバランス感が向上しています。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LV

わずか1mmの差ですが、手元で比較するとその違いに驚かれるはずです。


潔い選択:ノンデイト Ref.124060

ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060

ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060

日付表示を持たないサブマリーナー ノンデイトRef.124060はブラックのみの展開。
デイト機構付きよりもさらにシンプルですが、こんなこだわりをお持ちの方におすすめです。

一つは、毎日時計を付け替えて楽しみたいという方。
複数の時計を所有していると、数日ぶりに手にする時計の日付合わせを煩わしく感じることも。
ノンデイトなら時刻を合わせるだけで即座に出かけられる、軽快な使い心地が魅力です。

ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060

またデザインの対称性を大切にされる方。
ガラスにデザインされたサイクロップレンズの膨らみが苦手というお声も少なくなく、文字盤の完全な左右対称性を楽しめるという点においても非常に潔い選択肢ではないでしょうか。


華やかなロレゾール:Ref.126613LB/LN

堅牢なスポーツモデルとしての機能は譲れないが、スチールだけでは少し物足りない。
そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、18Kイエローゴールドを組み合わせたコンビ仕様(ロレゾール)です。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LB

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LB

古くから「青サブ」の名で親しまれるRef.126613LB
サンレイ仕上げの鮮やかなロイヤルブルー文字盤とイエローゴールドのコントラストは、まるで太陽に照らされた海面のような輝きを放ちます。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LB

リゾートスタイルにはもちろん、落ち着いたダークトーンの装いとも相性抜群。
暗くなりがちなスーツスタイルに、絶妙なアクセントと知性を添えてくれます。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LN

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LN

一方、Ref.126613LNはゴールドの輝きをブラックのベゼルと文字盤が品よく引き締める、大変バランスの取れた一本です。
落ち着いたトーンの中にゴールドが溶け込み、スチールモデルにはない奥行きのある上質感を演出します。

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LN

ビジネスシーンにおいても決して華美になり過ぎることなく、手元に確かな自信と落ち着きを添えてくれる格上げの一本となるでしょう。
コンビ時計は金無垢よりも気兼ねなく手に取ることができ、まさに実用と贅沢のベストバランスとも言える選択肢です。


最後に

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LN

これほどまでにバリエーション豊かで、どれを選んでも正解だと思わせてくれるのは、70年以上もの間ほとんど姿を変えることなく愛され続けてきたサブマリーナーという時計の凄さに他なりません。

当店でこの「選ぶ」という最高に贅沢な悩みを存分に愉しんでみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。


▼ 本日ご紹介した商品はこちら

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LN

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126610LV

ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LB

ROLEX ロレックス サブマリーナー デイト 41 126613LN

▼おすすめ記事ピックアップ
【ROLEX】デイトジャスト 41 126334|「スレートローマ」が語る、都会的な知性と洗練

【TUDOR】ブラックベイ 54|37mmに宿る、ダイバーズウォッチの原点回帰

2026年03月14日

チューダーのダイバーズウォッチの歴史において、1954年は極めて重要な年です。
ブランド初のダイバーズウォッチ「リファレンス 7922」が誕生し、その堅牢性と信頼性が実証された瞬間でした。

2023年に発表された「ブラックベイ 54」は、単に過去のデザインを模倣するのではなく、その黎明期の精神を現代の技術で再解釈したモデルです。


◆TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001

なぜ、現代の時計シーンにおいて、このコンパクトなダイバーズがこれほどまでに熱い視線を浴びているのか。
その理由を、歴史への敬意と緻密な設計から紐解いていきます。


◆ 37mmという「黄金のサイズ感」

近年のダイバーズウォッチは大型化の傾向にありましたが、ブラックベイ 54が採用したのは、1954年当時のオリジナルモデルと同じ37mmというケース径です。

このサイズが生み出すのは、圧倒的な装着感の良さと、抑制の効いた美学です。
手首に収まる絶妙なボリューム感は、袖口を邪魔することなく、それでいてダイバーズウォッチ特有の力強さを失っていません。

サテンとポリッシュを巧みに使い分けたステンレススチールケースは、光を優しく受け流し、ヴィンテージウォッチが持つ特有の凝縮感を現代に蘇らせています。

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001


◆ 時代を象徴するディテールの純化

文字盤に目を向けると、そこにはチューダーのアイデンティティが息づいています。
マットなブラックの文字盤は、わずかにドーム状に膨らみを持たせ、視覚的な奥行きを演出しています。
1969年に登場した象徴的な「スノーフレーク」針には、グレードAのスーパールミノヴァが塗布され、暗所での視認性を確保するとともに、クラシックな風合いをより一層深めています。

逆回転防止ベゼルからも、現代的な目盛りが排され、50年代のシンプルでクリーンな意匠が再現されました。
アルミニウム製ベゼルインサートのマットな質感が、全体の落ち着いたトーンを完成させています。
さらに、操作性を考慮しつつも歴史的なプロポーションを維持するために刷新されたリューズは、ケースとの一体感を高める重要な要素となっています。

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001


◆ 「T-fit」クラスプがもたらす現代の利便性

ヴィンテージの佇まいを保ちながら、中身は最新の工学技術が注ぎ込まれています。
特筆すべきは、ブレスレットに備わったチューダー独自の「T-fit」アジャスティング・システムです。

この機構により、特別な工具を用いることなく、最大8mmの長さを5段階で瞬時に微調整することが可能です。
季節や体調による手首の変化に柔軟に対応できるこのシステムは、日常における実用性を飛躍的に向上させています。

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001


◆ マニュファクチュール キャリバー「MT5400」の信頼性

心臓部には、自社製ムーブメント「MT5400」を搭載しています。
約70時間のパワーリザーブを誇るこのムーブメントは、金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝にそのまま使い始められる「ウィークエンド・プルーフ」を実現しています。

精度へのこだわりも徹底しており、スイス公認クロノメーター(COSC)の認定を受けているだけでなく、チューダーはさらに厳しい「日差-2秒〜+4秒」という自社基準を課しています。
非磁性シリコンバランススプリングを採用することで、磁気の影響を受けにくい安定した精度を実現しました。
この見えない部分に宿る誠実さこそが、チューダーというブランドの真価を物語っています。

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001


いかがでしたでしょうか。

時計が本来持っていた視認性と堅牢性という本質に立ち返った1本。
37mmのコンパクトな筐体には、1954年から続くチューダーの挑戦の歴史と、現代の最新技術が静かに共存しています。
流行に左右されず、自らのスタイルを確立している方にとって、この控えめながらも確かな存在感を放つタイムピースは、生涯を共にするにふさわしいパートナーとなるはずです。

TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001


▼今回ご紹介した腕時計
TUDOR チューダー ブラックベイ 54 M79000N-0001

▼おすすめ記事ピックアップ
【ROLEX】デイトジャスト 41 126334|「スレートローマ」が語る、都会的な知性と洗練

モノトーン派の終着点|HUBLOT オールブラックの圧倒的独創性

2026年03月14日

私たちが身に着ける時計。
それは時を刻むという確かな役割を担う道具であり、同時に、その方の生き方や美学を雄弁に物語る「最も知的なファッションピース」ではないでしょうか。

伝統的なドレスウォッチで格式を重んじるのか、あるいは複雑機構に知的好奇心を委ねるのか、あるいは鮮やかなカラーで遊び心を表現するのか。
選択肢が無限にあるからこそ、腕元にはその人の「個」が色濃く現れます。

そんな多様な時計の世界において、無類のモノトーン好きである私が心奪われた一本をご紹介します。

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190


◆黒に、さらに質の違う黒を重ねる

私のワードローブは、白、グレー、そして圧倒的な量の「黒」で構成されています。
一般的に、モノトーンのコーディネートには鮮やかな「差し色」を添えるのが定石とされています。
しかし、私はあえて「異なる質感の黒を重ねる」ことで生まれる、静かな奥行きにこそ真のラグジュアリーが宿ると信じています。
そんな私の価値観を体現したかのような腕時計がこちらです。

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190


◆「見ること」よりも「魅せること」に振り切った潔さ

この時計を初めて目にされる方は、驚かれるかもしれません。
文字盤、針、インデックス――そのすべてが「漆黒」で統一されています。

正直に申し上げれば、瞬時に時刻を読み取るための「視認性」は、ここでは優先されておりません。

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190

しかし、ウブロはこのモデルで「時計は時間を確認するためだけのものである」という既成概念を鮮やかに否定しました。

視認性を削ぎ落としてまで手に入れたのは、他の追随を許さない圧倒的な個性と、唯一無二の存在感です。


◆48石のブラックダイヤモンドが放つ、奥行きのある輝き

視線を奪うのは、ベゼルに整然と敷き詰められた48個(計約2.80ct)のバケットカット・ブラックダイヤモンドです。
通常のラウンドカットが放つ「点」の輝きとは異なり、バケットカット特有の「面」で魅せる輝きは、どこまでも深く、知的で、そして妖艶。

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190

黒という色がこれほどまでに表情豊かであることを、このベゼルは無言で語りかけてきます。


◆ウブロの真骨頂「異素材の融合」

ウブロが掲げるコンセプト「The Art of Fusion(異素材の融合)」も、この一本に凝縮されています。

ケース:マットな質感が力強い「ブラックセラミック」
ベゼル:PVD加工を施した「ホワイトゴールド」

同じ「黒」という着地点を目指しながらも、素材が持つテクスチャーの違いが多層的な奥行きを生み出しています。
ただの「真っ黒な時計」で終わらないのは、こうしたウブロならではの素材へのこだわりがあるからこそです。

HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190


◆モノトーンコーデの仕上げに、あえての「黒」を

モノトーンの装いには「差し色」を添えるのが定石。
ですが、あえて「異なる質感の黒を重ねる」ことで生まれる、静かな奥行きにこそ真のラグジュアリーが宿ります。
あえてのオールブラックコーデに、セラミックの硬質な黒、そしてブラックダイヤモンドの鋭い光。
この「漆黒のレイヤード」は、彩りに頼らずテクスチャーの差異だけでスタイルを完成させる、最高に贅沢な遊びと言えるでしょう。

「腕元には、自分のアイデンティティを語る最高のアートを。」

ルールを知り尽くした上で、あえて型を崩す。
そんな余裕のある大人にこそ手にしていただきたい一本です。


▼今回ご紹介した腕時計
HUBLOT ウブロ ビッグバン オールブラック ブラックキャラット 301.CD.134.RX.190

▼おすすめ記事ピックアップ
「ラグスポ」の頂点。至高のスポーツ・エレガンスを体現する3本

進化するグランドセイコー。SLGW007へと至る「エボリューション9」の系譜と未来

2026年03月13日

グランドセイコーの「白樺」といえば、今や世界中の時計愛好家から一目置かれる存在です。
2021年に登場した自動巻きの「SLGH005」から始まり、その系譜は着実に進化を遂げてきました。
今回ご紹介するのは、2025年10月に満を持してラインナップに加わったステンレススチールモデルのこちら。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007

通称「月夜の白樺」と呼ばれるこの一本を、独自の視点で深掘りしていきます。


◆水平のテクスチャーが描く「夜の白樺林」

まず目を奪われるのは、深いネイビーの文字盤です。
従来の白樺モデルが縦方向の力強い型打ちであったのに対し、本作は水平(横)方向を基調としたテクスチャーを採用しています。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007

これは、月明かりに照らされた白樺の樹皮をイメージしたものです。


◆「敢えてのカーフ」という選択の妙

ストラップには、文字盤のネイビーに呼応する国産カーフレザーを採用。
この価格帯のドレスウォッチにはアリゲーターが選ばれがちですが、本作はあえて繊細なテクスチャーを施したカーフを合わせることで、しなやかでモダンな表情を引き出しています。
アリゲーターの持つ威厳とは対照的に、このストラップは文字盤の緻密な型打ち模様と質感が共鳴しており、全体として極めて洗練された印象を与えています。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007


◆10mmを切る厚みと、妥協なき「ザラツ研磨」

ケース厚は風防込みで9.95mm。
手巻きモデルならではのスリムなプロポーションは、エボリューション9スタイルの低重心設計と相まって、手首に吸い付くような抜群の装着感を実現しています。
また、仕上げの美しさにも目を見張るものがあります。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007

エボリューション9 コレクションはラグの間隔が広く設計されているため、ケースサイドの面が強調されますが、ここには一切の歪みがないザラツ研磨が施されています。
一方で、肌に触れるラグの裏側はあえて角を落とした形状にするなど、美しさと実用性を極めて高い次元で両立させています。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007


◆現代の最高峰、Cal.9SA4と「デュアルインパルス脱進機」

本作の核となるのが、最新の手巻きハイビートムーブメント「Cal.9SA4」です。
ここには、グランドセイコーが世界に誇る革新技術「デュアルインパルス脱進機」が搭載されています。
ガンギ車からテンプへ直接衝撃を伝えるルートと、アンクルを介して伝えるルートの2種類を持つ独自の機構のことで、これによりエネルギー伝達効率が飛躍的に向上し、毎時 36,000振動(10振動)のハイビートでありながら、約80時間という長いパワーリザーブを両立させています。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007


◆まとめ

SLGW007は、カレンダーすら持たない極めてシンプルな構成です。
しかし、そこにはGSの最新技術と、日本の美意識が凝縮されています。
38.6mmという絶妙なサイズ感、そしてステンレススチールならではの程よい重量感。デイトなしの手巻き時計を愛でるような、経験豊かな愛好家にこそ手にとっていただきたい、現代グランドセイコーの到達点といえるでしょう。

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007


▼今回ご紹介した腕時計

SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW007

▼おすすめ記事ピックアップ
150万円で一生モノ。名門3ブランドの「正解」腕時計

PAGE TOP