美しい地球がロマンをくすぐる一本【OMEGA シーマスター アクアテラ ワールドタイマー 220.10.43.22.03.001】

2021年02月10日

GMTスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日ご紹介する時計はOMEGAから【シーマスター アクアテラ ワールドタイマー 220.10.43.22.03.001】です。

こちらのワールドタイマーは2019年に発表されました。
2017年に87本限定モデルとして登場し、2019年にこちらがレギュラーモデルとして仲間入りしています。
1848年から続く、オメガの長い歴史を考えると非常に新しいモデルであることが分かります。

こちらのワールドタイマーですが、パッと見て目を引くのは非常に美しい文字盤です。

文字盤中央の地球部分は、グレード5のチタン素材が使われ、レーザーアブレーテッド技術(※)によって加工が施されています。

※レーザーアブレーテッド技術…レーザーを物質の表面に当てることで、物質を溶解、蒸発、プラズマ化させる技術

海の部分の美しいブルーも印象的ですが、陸部分の立体的な山脈と絶妙なアースカラーは思わずため息が漏れてしまうほど美しい仕上がりです。
海と陸両方の色はレーザー加工によって自然に生まれた色であるというのも非常に驚きです。
ダイヤルの外側部分には、深いブルーにストライプがあしらわれて、時計全体の雰囲気を引き締めるようなカラーコントラストになっています。

もう一つ注目したい点は、文字盤外周部分にある世界の主要都市の中にビエンヌが含まれていると言う点です。
ビエンヌは、オメガ本社とその親会社であるスウォッチ・グループが位置する比較的小さい都市です。小さめの都市であるにもかかわらず、各国の主要都市に含まれているというのは、ブランドとしてのさりげない誇りを感じます。

ビエンヌの都市名は文字盤の5時と6時の間に位置しており、
文字盤外周部分には、世界の主要都市がシルバーとブルーの文字であしらわれています。

シルバーはサマータイムのある地域、ブルーはサマータイムのない地域です。
文字盤全体が、ブルーを基調にカラーリングされており非常に統一性のある美しい造形になっています。

インデックスと針には明るいブルーの夜光塗料が塗布されていて、視認性とデザイン性を兼ね備えたデザインです。


裏蓋部分からはCal.8938を覗き見ることができます。
こちらのムーブメントはマスタークロノメーター認証済みです。スイスクロノメーター検定協会(COSC)、スイス連邦計量・認定局(METAS)の両方のテストと認定を受けているので、非常に精度に優れているのは言うまでもないでしょう。
また、耐磁性能は1万5000ガウスと非常に高いので、パソコンやスマートフォンが生活の一部となっている現代にピッタリの一本です。

ケースサイズは43mmと少し大きめのサイズ感です。

しかし、光沢のあるベゼルやツイステッドカットされたラグによって全体的に非常に気品のあるシャープな雰囲気となっているため、大きすぎると感じることはないでしょう。

オメガの時計はシンプルかつ実用性に優れたものが多い中、このワールドタイマーは芸術性とオメガならではのスポーティさがマッチしたモデルです。
ワールドワイドに活躍する男性の腕元を際立たせてくれること間違いなしです。

この機会にぜひご覧くださいませ。

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