レマニア社の傑作ムーブメントを搭載したクロノグラフ
VACHERON CONSTANTIN 47192/000B-9352

2021年06月05日

GMTスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

すっかり夏のような気温の日々が続き、果たして今年は梅雨は来るのだろうか、と心配になってしまいます。

さて、本日はレマニア社の傑作ムーブメントを搭載したVACHERON CONSTANTINの【パトリモニー トラディショナル クロノグラフ 47192/000B-9352】が入荷しましたので、ご紹介します。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー トラディショナル クロノグラフWG/PG 47192/000B-9352

タイトルにもある通り、こちらのモデルに搭載されているムーブメント「cal.1141」はレマニア社の「cal.2310」がベースとなっています。レマニア社の「cal.2310」といえば、現在も多くの時計愛好家に愛される傑作クロノグラフ・ムーブメント。
「cal.2310」は1942年、レマニア社の天才技術者アルバート・ピゲが開発しました。
コラムホイールが使用され、かつ審美性が非常に高く、また当時は世界最小のクロノグラフムーブメントでした。

一説によると、オメガがピゲに直径27mmのクロノグラフムーブメントを設計するように依頼した、とあるらしいです。
きっと当時普及しつつあった防水ケースに収めるために小さい直径のムーブメント設計を依頼したのでしょう。

また、「cal.2310」は誕生から80年近く経つにも関わらず、最近までパテック・フィリップのクロノグラフに採用されていたり、オメガでは復刻として昨年また搭載されたスピードマスターが発表されたりしました。
一部抜粋するだけでも分かるように、その精度や耐久性が多くのブランドから愛されているムーブメントです。

今回紹介する47192/000B-9352には、そんな大人気ムーブメント「cal.2310」をベースにヴァシュロンが開発した「cal.1141」が搭載されています。
ブランドがさらにブラッシュアップし、丁寧な仕上げを施した「cal.1141」はジュネーブ・シールを取得しています。

ブランドによってレベルアップしたムーブメントはシースルーバックから存分に眺めることができ、オールドムーブメントが基になっているからこその18000振動の針の動きは時計愛好家の方を唸らせること間違いなしでしょう。

そして、こちらのモデルの魅力はムーブメントだけではありません。
全体的なデザインは”トラディショナル”の名の通り、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。

たとえばクロノグラフ。
古典的な2カウンタークロノグラフは、クラシカルな時計が好きな方の心にしっかりと突き刺さるデザインです。

また、文字盤の外周部分にある目盛りも、昔ながらのデザインでロマンをくすぐられてしまいます。


全体的な色味もグレーを基調としているので、非常に落ち着いた雰囲気です。
しかし、針やインデックス、プッシュボタン、リューズなどポイント的にあしらわれたピンクゴールドが華やかさをプラスしていて、”落ち着いているが、上品な華やかさがある”のを見事に演出しています。

ケース素材はホワイトゴールドを使用しており、全体的な高級感は言わずもがな、といったところでしょう。

ケースサイズは42mmと現代的なサイズ感。
クラシカルなデザインとモダンなサイズ感が極めてマッチしており、大人の男性の魅力を引き出してくれる一本です。

ぜひこの機会にご覧いただけましたら幸いです。

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